744  福王山(砦跡)〜福王山/真谷山(点・東山)〜徳畑(とくばた) (約7.0km)



「尾根はつながるなー」と言う事で福王山から福王山へ。

足を延ばして徳畑(△)へ冬枯れ尾根は快適尾根。だが併し三度四度急登あり。


終盤計画尾根外し、妻との想い出「徳畑」着。

てくてく歩き湖畔より舞い飛ぶ鳥はコウノトリ


◎所在地 : 多可町中区奥中北西から中区徳畑を取り巻く尾根

◎地形図 : 『中村町(なかむらまち)』    

◎山行日 : 2020.12.19 (日)  晴れ   

参考:@20.11.28 742  A02.10.27 246  B03.4.19 260

◎山行者 : 単独      Age=73

◎コースの見所など : @福王山(前峰)からの展望  

                A@番以外は展望は恵まれずも快適尾根の連続  

◎走行距離 : 往路 @46.3km  A48.0km  往復94.0km


翠明湖最奥「林間広場」自デポ〜観音寺P〜やまびこの道〜見晴台〜福王山(前峰Ca380m)〜

福王山(402.4m三等)〜尾根西進〜鉄塔〜峠〜381m〜徳畑(366.2m四等)〜

415m南下〜徳畑天神社〜舗装路歩き〜翠明湖最奥「林間広場」自デポ〜自走〜観音寺P



自宅発(8:20)〜高畑〜池尻橋〜権現ダム〜R79〜1・「林間広場」自デポ(9:36〜9:49)〜

2・観音寺P(9:52〜10:13)〜3.見晴台(10:30)〜4・福王山(10:53〜11:20)

〜5・△福王山(11:35〜11:40)〜6・鉄塔(11:55)〜峠(11:58)〜

7・381m(12:27)〜8・(12:35)〜9・△徳畑(12:43)〜

10・415m(13:00)〜11・昼(13:20〜13:30)〜12・(13:34)〜

13・(13:40)〜コース外れる〜植林帯下る〜14・池(14:05)〜

15・(14:13)〜1・「林間広場」自デポ(14:30〜14:35)〜

自走寄り道(2.2km)〜2・観音寺P(14:43〜14:50)〜往路〜自宅(16:07)



11月28日福王山に上ったがその後△福王山〜徳畑〜「なかやちよの森公園」へのコースが浮かび歩くことにした。今なお所々に黄葉を見ながら走り加西の網引町(駅近く)で気球が浮かんでいて見に寄った。気球は古法華を歩いている時見たことがあるが加西は気球基地として自然環境が整っていて売り出していると記憶している。

 
     大きい方は籠とバーナー噴射観察用のようだった 9:01      

目的の「なかやちよの森公園」の林間広場に着いた。
1・翠明湖最奥「林間広場」自デポ(9:36〜9:49)広場にはトイレがあり遊歩道の出入り口でもある。自転車を固定する鍵が不調(施錠要領忘れ)で手間取った。そして三度目となる観音寺へ向かう。2・観音寺P(9:52〜10:13)本堂は足場が外され内装工事に入っていた。今日は「やまびこの道」から上ることにした。コナラの落ち葉が積もった道は階段が多くも小シダの緑が目に優しい。3・見晴台(10:30)

 
足場が無くなった観音寺 10:16            10:17

  
見晴らし台への道 10:24      10:29               3番・見晴らし台 10:30

中区の市街を一望して直ぐに発つ。緩い上りの後の急上りはロープ場もあり我慢が要る。上り切る頃には、左裸木の間から翠明湖が朝日に光っていた。傾斜が緩んで二回目のロープを見ると間もなく福王山に着く。
4・福王山(10:53〜11:20)今日も誰にも合わず、28日に見えなかった笠形山の頭は異様にとび出ていてなかなか同定できなかった。千ヶ峰は雲を被っていたがその後姿を現し、妙見山は目前に見えた。彩りが無くなった山並は静かで淋しさを感じる。

 
翠明湖が見えた 10:43                   福王山直前 10:54

 
4番・福王山・東から 10:55                 同から笠形山(中央) 10:58

登山記録を記して前回想定の△福王山への道に入ると直ぐに道は消え、柴ヤブになった。元に戻り方向を確認すると、凄いヤブで「キャンセルか」と思う。しかし福王山まで行けば踏み跡が在る」と思い直しヤブに突入する。すると、なんとヤブは直ぐに消えて快適歩きの連続だった。時には人工的な道の形跡も在った。福王山手前より直登はシダになるも歩けなくは無かったが東へトラ道を見つけそれを歩き尾根に乗る。

 
△福王山への尾根 11:24                3番・福王山・南東から 11:37

 
福王山先の横這い尾根 11:44              6番からの笠形山(陣笠形の山) 11:55

中区と加美区境界尾根で左へ折れた(東へも切り開き在り)。
5・△福王山(11:35〜11:40)保護石・タグ無し。展望は北の裸木の間から加美区の寺内方面が見えた。下った後の横這いは快適も肩は小シダに覆われた。6・鉄塔(11:55)巡視路は右(北)山肌に逆戻りに付いていた。笠形山が飛び出て見える。ここからは路なのだろう整備が入り一段と歩き易く快適に下る。峠(11:58)道は左右に下り左徳畑へは完全整備の広い路だった。

    
鉄塔先の路 11:56                      峠から徳畑への道 12:00       中区への道 12:00

   
図根尾根・北東から 12:14   露岩尾根12:26             12:36              12:37

次への上りで振り返ると福王山と福王山の尾根が見えた。北風が冷たく上着を着込む。上り尾根は二段上りで二段目は切り開かれ(伐採)地籍図根三角点(金属)が埋まっていた。
7・381m(12:27)横這い尾根を行く植生は殆ど灌木帯の連続。8・(12:35)北側は山肌が見えない程の切れ落ちが続き尾根は露岩も多い軽い岩稜、以後これと言った視界は無い。9・△徳畑(12:43)保護石4個・タグ展望無し。10番への上りは左赤松が混ざるヒノキ林、右は混成林。

 
9番・北東から 徳畑12:43                 快適尾根が続く 12:51

又も我慢の上りで尾根に乗る。
10・415m近く(13:00)北西の415mが中区・八千代区・加美区が交わる3区境界はパスして界から外れ南へ下る。界から外れると難は無いが踏み跡もハッキリしなくなる。少し下ると大岩盤で前が開け翠明湖の北詰から遥か遠方の山並まで見えた。大岩盤の続きだろう再度岩盤を通過する。展望は無きも次のピークで遅れながら昼にした。風が冷たくダウンを着込んだ。11・昼(13:20〜13:30)

 
10番先から翠明湖(手前)遠望 13:07        10番先の大岩盤 13:09

薄暗さあり淋しくなる。左は深い谷の植林帯になり尾根近くはヒノキや樫の古木があり原生林の様相。2時前と言うのに薄暗く夕方の様に感じる。
12・(13:34)下りが続く。13・(13:40)踏み跡と言うかコースと現在地が曖昧のまゝ下る。そして植林尾根分岐で「下りが長い、斜面が急」コース外れと分かったが薄暗さも加わり引き返す気力なく太い植林帯を下り続けた。徳畑に出ると分かっていたがどの地点に出るのか・・・。

 
14番 徳畑の池に下る 14:05              
道の奥が徳畑地区・中央に鳥居がある 14:09 

谷向こうの山肌に林道が見え、畑の跡か段々の谷筋を下り池の横に出た。
14・池(14:05)林道歩きで間もなく左に木製の大鳥居が見え生活道路に出た。何処かの山歩き下山後、この近くで妻とのんびり休憩した事を思い出し「もしかしたら妻が此処へ誘導したのかも知れない」と思った。車へ向かって歩く。散歩する数組の人(地元住民)に出合った。15・(14:13)その後、水が枯れた翠明湖に白い羽に黒色部分がある鳥が一羽飛んでいた。

 
水が引いた翠明湖・北から 14:17            1番「林間広場」に戻る(トイレ) 14:30

大きさからも「これはコウノトリ」と思いしばらく見ていると飛び立ち翠明湖北詰の方へ飛び去った。
1・「林間広場」自デポ(14:30〜14:35)コウノトリ確認のため自転車で北詰の方へ探索に回ったが見当たらなかった。自走寄り道(2.2km)2・観音寺P(14:43〜14:50)コースを外したがコウノトリも見られたし妻との思い出の所が歩け是は是で良かった。

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5・福王山
9・徳畑


福王山
10
11・昼
12
13
15
14

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