742  福王山(観音の森) (約3.0km)


距離が短く、チョット歩きで入って見れば案内乏しく迷走暫し。道は踏まれずシダが覆うも所々で展望あり。

福王山は砦跡、さすがに展望よろしくも木々が成長塞ぎ始める。

下山道は踏まれた道、だがしかし、上りも下りも急所が二か所チョットの思いは甘かった。


◎所在地 : 多可町中区奥中観音寺裏山周回

◎地形図 : 『中村町(なかむらまち)』

◎山行日 : 2020.11.28  (土)  晴れ   参考: 02.10. 2 246

◎山行者 : 単独      Age=73

◎コースの見所など : @観音寺裏東屋のモミジ(数本) A福王山からの展望  

                A下山道は整備されている  

◎走行距離 : 往路46.7km   往復94.7km

※観音の森案内図のサブコース?


福王山観音寺P〜古代ロマンの路〜いにしえの丘〜眺望の路〜福王山砦跡展望台〜

やまびこの路〜東屋(真谷見晴らし台)〜つつじの道〜み光の道〜福王山観音寺P


自宅発(8:30)〜池尻橋〜1・観音寺(10:03〜10:21)〜2・(10:27)〜3(10:33)〜

2・(10:52)〜4・展望デッキ(11:02)〜5・(11:26)〜6・福王山(11:44〜12:05)〜

7・東屋(12:31〜12:35)〜1・観音寺(12:55〜13:10)〜往路〜自宅(14:49)



11月16日「紅葉を求めて」多可町方面へ行った時、気になっていた「観音の森」の下見をした。観音の森案内図(案内図は別の所に立つ)でここが「兵庫県・中町(社)」兵庫県森と緑の公社」によるものと分かった。そこで、この道を歩いて見たくなり出かけた。観音寺に着くと紅葉は散り果てていた。1・観音寺(10:03〜10:21)

 
          建替え中の観音寺 10:16   

 
11月16日の東屋                              11月28日の東屋この左のゲートから入った 10:18

登山口は5箇所ある。@東屋への道入口直左A東屋の左B東屋の右上「つつじの道」「真谷見晴らし台」「やまびこの道」経て福王山(頂上)に着く。C庫裏の東Dお寺下の子供広場の奥。@とAは入って間もなく合流し、「古代ロマンの道」から「いにしえの道」「眺望の道」を経て福王山(頂上)に着く。見るからにB番がメインと分かったがA番での下りは道が分かり難そうなので上りで歩くことにした。@番は林道の様でパスA番ゲートから入った。

入ると直ぐ柱が朽ちて倒れた道標を見つけた。「古代ロマンの道から福王山展望所へ」始めは高木雑木帯で落ち葉踏み踏みで良かったが間もなく植林帯に変わり道は幼木で塞がりかけ、道の形跡も曖昧になった。緩く上っていると落ち葉で埋まる@番からの道と合流した。
2・(10:27)林道はそのまま上へと水平に延びる。道標は無く思案したが先ずは探索がてら水平の林道を歩いた。すると地図3番の先の谷で終点となり踏み跡で麓へ下っていた。

 
2番十字路・北から 10:27                3番への林道10:32

3・(10:33)
この尾根を上れば福王山へと上り始めたが2番から正規の道の確認が必要と途中から2番へと向かう。尾根から東へ回り込み建物跡(勘)らしき削平地を横切ると林道が見えた。次の谷筋はガラ場で道らしき跡が在ったが林道に下りると林道終点だった。踏み跡が在り辿ると、あの削平地に出た「やっぱり建物が建っていたのか・・・」正規の道入口を探しながら下るとA番まで下り、辺りを探し登山道入口を見つけた。

 
2番からの登山道 10:55                 シダが出始める 10:57

 
4番 展望デッキ 11:01                   デッキから中区市街の眺め 11:03

ここに道標が必要、代わりにヒモを2本巻いて上り始めた。
2・(10:52)始めは半ば朽ちた丸太階段が残る。次第に小シダに覆われ始めるも踏み跡在り。傾斜がきつくなった頃予想外のデッキが見えた。4・展望デッキ(11:02)もはやこの道は廃道。デッキは荒れ放題、朽ち放題の状況。展望も立木が成長して葉が繁と塞がるだろう。階段状の床板は抜けている所も有った。一度緩んでからの急上りは道も曖昧になる。

 
デッキ発って直ぐの尾根 11:04             急登が始まる 11:17

5番手前辺りはベテランで無ければ見極めが難しい程になる(マーキング実施)岩場に近い山肌になる。腰高丈シダで道が塞がる「上りに使って正解だった」間もなく左に「なかやちよの森」翠明湖が見える。二度目の緩みに着く。
5・(11:26)ここで一休み。西樹間からどの辺りなのか山並が重なり遠方まで見え、道から右に外れると中区市街が見えた。頂上近くなるとシダの丈が胸辺りになり道どころでなくなった。

          
5番手前から左に翠明湖が見える 11:23        シダの丈が高くなる 11:25

 
西に望む連山 11:26                   この緩みで束の間の安らぎを得る 11:37

しかし、上を目指せば頂上に着くから焦り無く上り切った。
6・福王山(11:44〜12:05)頂上から上って来た下り口は全く分からない「上りに使って正解」と改めて思った。頂上は予想外に広くベンチ付きテーブルが有り、登山記録帳を入れる樹脂のボックスのノートを見ると最近の登山者は居なかった。「明石大橋も見える」とも書かれていたが今日は見えなかった。「播磨町から来た・・・」などを記帳した。

 
6番福王山・南から 11:44                福王山から翠明湖 11:46

 
福王山から中区市街 11:46               やまびこの道を下る 12:13

北に在る△福王山(402.4m)へも踏み跡が在り、展望は千ヶ峰は雲を被り篠ヶ峰は見ていたと思う。もちろん翠明湖も中区市街も見えた。下山は整備された「やまびこの道」を下った。しばらくは黄葉も残り快適んに下れたが南向きからは、かなり厳しい下りが続いた。緩みに出て間もなく「真谷見晴らし台」が有った。
7・東屋(12:31〜12:35)

    
やまびこの道 12:28          12:29                 真谷見晴らし台 12:31

 
真谷見晴らし台から中区市街方面 12:32        車に戻る 12:55

中区市街が一段と近くなる。視界塞がり次に開けるとお寺の裏だった。「つつじの道」「み光の道」を下って「子供の広場」に出て車に戻った。
1・観音寺(12:55〜13:10)

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7・見晴台

@

福王山
△福王山