№681 不動ヶ尾～竹山経由あびき湿原 （約 ７．０ｋｍ）
ハッチョウトンボに会えるかな・・・お楽しみは後にしてゲート通過巡視路歩き。
今日一番の急上り、入って間もなく異常事態。
熱中症か空腹からか疲労困ぱい身体動かず我慢限界へたりこむ。
皆の配慮で立ち上がる。ゴルフ場から吹き上がる涼しい風と長い休み（昼食）。
気力体力回復し界尾根越え「あびき湿原」
天の恵み自然の恵みそよ吹く風と日陰で憩うも期待のトンボの姿なし。
◎所在地 ： 加西市南網引『あびき湿原』～北の糠塚山・小野市小野Ｇ管理道北面
◎地形図 ： 『社（やしろ）』
◎山行日 ： ２０１８． ８．２９ （水） 晴れ
参考：①２０１４．１．３ ６０１ ②２０１４．２．１２ ６０３ ③２０１５．１２．２０６４０
④２０１８．８．１７６８０
◎山行者 ： T/カブト 藤原（現地）・川上・安藤・亀野・田中・大柿（車） Ａｇｅ＝７１（２月２９日から）
◎コースの見所など ： ①△不動ヶ尾～竹山尾根は快適歩き ②小野Ｇ管理道も快適歩き ③
◎走行距離 ： 往路 19.０ｋｍ 往復 ３８．０ｋｍ
あびき湿原入り口～巡視路～糠塚山（１５０ｍ）南麓通過～巡視路～不動ヶ尾（１４７．８三等）～
竹山（１６１．０ｍ）～Ｇ管理道～界尾根越え～あびき湿原靴洗い場～第一・第二湿原～
あびき湿原入り口引き返し～あびき湿原入り口
自宅発（７：０５）～池尻橋～権現ダム～南網引交右折～１・湿原入口（７：５２～８：１０）～
巡視路北進～鉄塔～２・ゲート（８：２１）～３・施錠ゲート（８：２８）～４・（８：４０ 休
８：４５）～鉄塔～５・鉄塔（８：５２）～６・コル（８：５７）～７・ダウン（９：１５～９：２５）
～鉄塔～８・△不動ヶ尾（９：３０ 休 ９：３６）～９・東へ分岐～１０・東へ分岐（１０：００）～
１１・竹山（１０：００～１０：１０）～１２・管理道（１０：２３）～１３・（１０：２５ 昼
１１：２０）～１４・（１１：４５）～Ａ・（？）～１５・（１２：１０）～境界尾根（１２：１５）～
１６・靴洗い場（１２：３０）～１７・第二湿原（１２：４０ 休 １３：４０）～引き返し～
Ｂ・（バイオトイレ）～１・湿原入口（１４：００～１４：１０）～往路～自宅（１４：４５）
とにかく暑いので、それに応じたコースと言う事でこのコースを選んだ。１・湿原入口（７：５２～８：１０）湿原入り口に着くと藤原さんが待っていた。挨拶をしていると車が来て同年代？の男女６人？が降りてきた。服装と動きからすると山歩きのベテランに見えた。「ハッチョウトンボを見に来られたのですか」「はい」トンボは初めてだと言う。「初めてだと、とにかく小さいから見つけるの大変ですよ」
そんな時、藤原さんが「湿原のゲートが開くのは９時からですよ（９時から５時が解放時間帯）」「未だ１時間あるな」支度をしながら、そのグループにもし歩くならと言うことでＲ７９中山交差点から現在地までの巡視路を提案した。私たちは直近のゲート（２０１５年には張られていなかった）から巡視路に入った。下記赤字はゲート横に立つ看板
湿原入口に立つ看板３枚の内の２枚 下記赤字の看板
『網引湿原野生生物保護地区』１．指定年月：平成２６年６月１日 ２．指定番号：加西市指定第３号 ３．名称：糠塚山野生生物保護地区 ４．所在地：網引町の一部 ５．指定基準：加西市の美しい環境をまもる条例施工規則第６条第１号及び第２号 ６．要旨：春の女神と呼ばれる「ギフチョウ」をはじめ、多くの生物が生息する兵庫県下有数の貴重な里山です。
７．その他：この地区において、木竹の伐採、野生生物の採取・捕獲、損傷一定の開発行為その他、野生生物の保護に影響を及ぼすおそれのある行為をする場合に、加西市長への届け出が必要となります。届け出をせず、又は虚偽の届け出をした者は５０万円以下の罰金に処せられる場合があります。』
※地図ナンバー３番手前巡視路入口に立っているのは『糠塚山野生生物保護地区』となっている。腰高丈の笹を分けて上る。時間をかけて張ったクモの巣を払いながら進む。「クモさん本当にごめんなさい」。間もなく鉄塔横通過する。２００１５年には電線の下に生える立木が伐採されてすっきりしていたがその後成長してかなり元の植生に戻っている。
二つ目ゲート通過すると下りに入り下草が無くなる。谷筋に出ると左に南網引集落が見える。下見で巡視路歩きでは鍵付きゲートが待っているので右折する。桔梗の花が数輪残っていた。２・ゲート（８：２１）網に沿って歩く。数年もするとこの網も草木に覆われて歩けなくなるかも知れない（その時は山越え・・・）。３・施錠ゲート（８：２８）ここのゲートだけが施錠してあるのは何故？下草なく林相も雑木林で良くなる。
「あれ！！」巡視路分岐を見落とし実線を歩いていて引き返す（２０ｍ？）左上の糠塚山の話をしながら通過して下ったコルで一休みした。４・（８：４０ 休 ８：４５）安さんから冷たいゼリーを頂く。女郎花を一本だけ見た（写真はピンボケ）。５・鉄塔（８：５２）隣接して二本の鉄塔が建ち送電線が異方向に分岐している。６・コル（８：５７）大股なら一歩で越えられる丸太橋を渡ると池の管理道に出た。
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４番谷筋に下る藤・田 ４番で何をしている・・・（８：４３）
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４番先に咲いていた桔梗 ５番鉄塔下を行く
先ほど間違った道を引き返さず歩き続けるとここに出られると思う。今日最初で最後の急上りに入る。ここまでは特に体調不良を感じていなかったが間もなく空腹感が出てそれが急速に進み「上り切るまで我慢」と頑張っていたが限界となり座り込んでしまった。７・ダウン（９：１５～９：２５）「腹がへって動けん」と言ったが、そこそこの物は口にしていたので暑さも加担したか・・・。長い山歩きで二度目の経験。心配する皆さんから特効薬や食料を頂いて腰を上げた。
路にかかって建つ不動ヶ尾の石標（９：３６）
尾根肩の鉄塔横通過して横ばいになった所△不動ヶ尾直前でトイレ休憩を頂きいた。８・△不動ヶ尾（９：３０ 休 ９：３６）物心両面で支えて下さった皆さんに感謝しながら「後は横ばい」との思いもあり精神的にも少しづつ落ち着いて歩けた。９・東へ分岐～１０・東へ分岐（１０：００）この二つの分岐は巡視路で突き詰め。１１・竹山（１０：００～１０：１０）体調は回復しつつも腰を下ろして休む。
多分顔色も表情も疲労感漂っていたと思う。皆さんが心配して後の歩きについても配慮して下さった。ここから正規の道は東へ下るが今日はＧ管理道へ直に下る。竹山の最高所には古墳が在り看板が立つ。
『甕塚古墳 阿形町の西にそびえる竹山の山頂（標高１６１ｍ）古墳が存在し、明治３４年２月に発掘調査がじっしされました。その調査結果については加東郡誌（大正１２年）に報告されています。しかし、阿形町の住民は、古墳から鏡等が出土したと話は聞いていましたが、現在の住民は誰一人も見たことがありませんでした。
そこで、小野市立好古館との地域共催で町の住民の容貌にもとずいて「わたしたちの町阿形」展を開催する機会を利用して、好古館から東京博物館に依頼して出土品を借り出し、目の前で見るっことができました。また、立ち木を伐採しこの古墳を測量行ったところ、全長２３．５ｍ、後円部の径が約１４ｍの前方後円墳で、５世紀の前半築造されたことが確認できました。
なお、明治時代の発掘で出土したのは、神人画像・乳文鏡と三還鈴・須恵器等で、現在東京博物館保管されています。 小野市阿形町 ２００４年３月２０日 ⇒⑧墓参り道へ９４６ｍ』
竹山から管理道に下った所（１０：２３） 左同所から昼処へ向かう道
１３番：食事処からの眺め、遠望尾根は小野アルプス 道を占領して昼食中（１０：４７）
下りは下草なく歩き易い。１２・管理道（１０：２３）少し進むとＧ場に接し全開する。「ここで昼にします」１３・（１０：２５ 昼 １１：２０）網越し彼方に小野アルプスの山並の多くを眺めながら食べた。Ｇ場から涼しい風が吹き上がって来る中、、おやつやおかずを頂きいろんな話も聞けて楽しい時間が過ごせた。エネルギーを補充し発つ。管理道はほぼ横ばいで陽射しは木立に遮られて快適に歩ける。１４・（１１：４５）北に尾根が見える。
草が覆っているが道の形跡がある（地図に実線もあり）。ここを歩くときは何時も「尾根まで上がって見たい」と思いながら今日もやり過ごす。Ａ点右上（北）直ぐに尾根が見える。ここから界尾根越える手もあったが高さ２ｍの網を乗り越えることになるで計画通り１５番を目指した。１１時５２分道標が立つ。『右 みどろ 国かね 左 一 ○ 小の』右は読めたが左が読めない。左 一（読めない字） 小の＝小野と思う。 一（読めない字）＝市場かも・・・
１５番手前に立つ道標（１１：５２）北から
左右案内の方向は実際の所在地とはほぼ逆を指していた。１５・（１２：１０）ここと思う所で亀さんにＧＰＳで現在地確認してもらう。ヤブ状で中上り、「Ａ点越えの方が良かったかも」との声も上がったが上り始める。境界尾根（１２：１５）小柴ヤブ、下りはシダ柴ヤブだったがすぐに解けて谷筋に着いた。そこは丁度ＨＰ№６８０下見で迷走した谷筋の引き返しポイントだった。「もう下るだけ」１６・靴洗い場（１２：３０）設置のブラシで靴を洗って（湿原植生保全のため）直ぐの第一湿原に入る（網で囲んである）
トンボは居らず一段上の池左を巡って第二湿原に着く。１７・第二湿原（１２：４０ 休 １３：４０）日陰にアルミのベンチが６台あり腰かけて休む。藤・大はトンボ探しに出たが時期遅く見ることが出来なかった。ベンチに戻り色んな会話で時間を過ごした。私たちの貸し切りで涼しい風が吹き抜け心身ともにリラックスできた。ハッチョウトンボは来季のお楽しみと言う事になったが７月中が見頃の様だ。Ｂ点でバイオトイレ体験しＰに戻った。
１・湿原入口（１４：００～１４：１０）体調を崩し皆さんにご心配をおかけしましたがお陰で体調も回復し、当日夜７時からスタジオで「ステップ」を３０分間行いその後プールで身体を癒しました。
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