青色96年に下った道

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トンネル
10

7・カラマツ橋

9・1054m

8・昼

635  黒岩の滝〜峰山高原  (約11.5km)


生野に入れば小雨降る。その内晴れると期待したが見上げる空は一面暗雲。

涙こらえて引き返し、黒岩滝から峰山高原、積もる落ち葉を踏みしめ散策その後色々有りました。




◎所在地 : お馴染みの所(大河内町峰山高原周囲)  

◎地形図 : 『長谷(はせ)』

◎山行日 : 2015.10.22  (木)    曇り一時小雨    @95.9.17(MTB)  

※参考:1054m483

◎山行者 : 単独  T/カブト・馬場・川上・安藤・藤原・大柿(車)   Age=68

◎コースの見所など : @黒岩の滝  A峰山高原自然林(ノルウェイの森黄葉とカラマツの紅葉)

◎走行距離 : 往路 122.3km  往復 181.8km



上小田P〜黒岩滝コース(学習歩道)〜取水口〜峰山散策(ノルウェイの森)〜遊歩道横断〜

1054m〜遊歩道に下る〜防火帯から下る〜取水口〜太田ダム方面水路歩き〜

水路トンネルで迷走〜引き返し〜取水口〜黒岩滝コースで下山〜上小田P



自宅発(6:02)〜播但道〜朝子IC〜多々良木ダム時計回り〜変電所で雨の為引き返す〜

生野IT〜神埼南IT〜R8〜1・上小田P(8:39〜8:50)〜2・(8:55)〜3・分岐(9:03)〜

4・黒岩の滝(10:00〜10:10)〜5・水路(10:30)〜止水堤〜6・(10:36)〜

7・カラマツ橋(10:45)〜8・ノルウェイの森看板(11:10 昼 11:40)〜遊歩道横断〜

9・1054m(?)〜土塁に沿って下る〜遊歩道〜10・防火帯(12:35〜12:45)〜

11・(12:55)〜7・カラマツ橋〜6・(13:10)〜5・(13:15)〜水路進行〜仏岩(13:17)〜

13・水路トンネル(13:43)〜迷走後引き返す(?)〜5・(14:35)〜往路下山〜4・黒岩の滝〜

2・(15:36)〜1・上小田P(15:45〜16:00)〜往路〜自宅(17:08)



記録を見ればこのコースは『大坂周辺の山』を参考に地形図もコンパスも持たず(そんな知識が無かった)
@95(H7).9.17(日)にMTBを連れてB/S峰山口から上り始め暁晴山〜砥峰〜長谷集落〜寺前経由で周回していた。この時の記録を読むと、止水堤から峰山への道が分からず困った。、寺前からB/S峰山口までのMTBでの上り約7.6kmがしんどかった。と、あり全行程所要時間6時間40分。

10月10日に計画するも参加者が馬さんだけで計画変更し、五蔵山〜東山を歩いた。そんな訳で今日多々良木ダムへ向かったが生野町へ入ると小雨が降り始め眺める山々は中腹から霧にまかれていた。「今日は雨でリタイヤか・・」空一面黒やグレーの雲に切れ間無し。廃業か休館か放置状態の「みのり館」でトイレを借りて自転車デポ地へ向かう。みのり館(7:25〜7:30)

 
             多々良木ダム麓『みのり館』の散策公園?(7:30)

変電施設かの所の黄葉(主に)に歓声が上がるも小雨で気分は晴れない。引き換えすか迷いのまま下山地点を確認した(自デポ地)。「引き返そ」サブコース地図は持たず、何処を歩くか未定のまま生野から播但道に乗った。「地図が無いので確かに歩ける所・・・」久し振りに笠形山へと向かっているとR312手前で「峰山は・・・」と声が上がり即決。実は私も第一候補は峰山だった・・・。

寺前で給油して峰山へ向かったが私が峰山即決したには訳が有った。その訳は近年「上小田から黒岩滝経由で峰山へ歩きたい」との思いが有ったから。登山口から少し上に打って付のPポイント在り。1・上小田P(8:39〜8:50)舗装路を少し引き返しピンカーブの所、登山口に立つ『峰山 黒岩の滝』の道標からコン舗装道に入る。

 
登山口に立つ道標(8:50)       (2)に立つ道標(8:55)

小田原川に架かる橋を渡ると間もなく『黒岩の滝 太田ダム』の道標が立つ。2・(8:55)直進は太田ダム。左折して水音を聞きながら杉林を上る。懐かしい『学習歩道(旧は道だった)』の案内板(ブリキ製)を見る。道には所々石畳が残る。雨水による道の荒れを防ぐ対策だろう。3・分岐(9:03)『峰山高原へ』の案内に従って左折する(直登は石畳道)。杉植林帯を上り続ける。

苔生した岩塊流を数度通過、二度目は巨岩帯である。油断すると滑落しそうな非常に危険な箇所「落ちたら死んでしまうでー」無事通過。次に谷に最接近した所で道が無くなる。谷川沿いに道らしき形跡を見ながらも「山側を巻く」かと思い藤さんと私がその道を探すも見当たらず元に戻る。道らしき形跡(崖下)に入ると続きの道が在り「道が在るでー」皆を呼ぶ。藤さんは崖の上へ入って行ったまま行方不明。

 
               岩塊流帯を行く(9:29〜) 

 
             道が消えた所は崖下通過が道だった(9:43)

安全な所に待機して夫々が大声で呼ぶ、安さんは笛を吹き続けるも応答なし。私は元の位置に戻り様子を見たが人影なく、進行方向を知らすため大柿布を巻きながら皆の元に戻る。間もなく上方に藤さんの姿を見た。更に上り続けて『林道 黒岩の滝』の道標を見た。4・黒岩の滝(10:00〜10:10)滝壷ちくへは北からの支流を渡るが是は「石が滑る」と言う危険を伴う。


 
(4)黒岩の滝:滝壷の方から撮る(10:03)         (10:04)                       

 
     (10:09)    

滝で一息入れて発つ。滝からの道は舗装路(止水堤)から滝観に下って来ているのでかなり踏み込まれている。その後樹間から見える水路は崩壊して修復されていた。5・水路(10:30)「下山はこの水路を歩いてダム経由で下山」と匂わす。6・(10:36)舗装路から林道に入り緩く上ってカラマツの丸太橋を渡る。7・カラマツ橋(10:45)その後、直ぐに雑木林帯に入る。

 
水路を歩いて舗装路に向かう(10:33)

落ち葉積もる道には動物も食べ飽きているのだろうドングリの実が一面に落ちていた。感動的な黄葉には少し早い。8・ノルウェイの森看板(11:10)東屋で昼にした。曇り空で風が有り動きが止まれば寒かった。昼発(11:40)砥峰へ行く遊歩道までは道無き雑木帯を上ることにした。落ち葉でふかふかの林で秋を満喫しながら上る。二本目の遊歩道横断し更に上る。

 
ノルウェイの森撮影地へ向かう(10:53)     昼食した東屋辺り(11:06)

カラマツ・植林帯、ミズゴケ帯を通過する。「遊歩道に出ないなー」杉林の中上りを終える。とうとう遊歩道に出ないまま最高点に出てしまった。「???ここは何処」遊歩道(峰山〜砥峰)を越さずに尾根に出るとは?安さんがスマホで現在地を確認すると暁晴山の北東に居た。そこには土塁が在り。4839・1054mこれを南に下ると遊歩道に出る事が分かる。

 
カラマツ林帯を上る(12:00)       (10)防火帯:ここから下る(12:40)

峰山から遊歩道で砥峰へ行く途中一本の土塁を通過する、その所と思いながら下ると当に其処だった。上りで横断した広い道は人工のコンベンチが在りノルウェイの森の遊歩道と思っていたがそれが『峰山〜砥峰』の遊歩道だった。もう何も悩む事も不安も無い、防火帯まで進むだけだった。カラマツ林にガスが流れる。10・防火帯(12:35〜12:45)待望の防火帯からの展望は視界悪し。

近くしか見えない、しかし雨で無いのが救い。可能性は無かったが今は閉鎖中とも聞く「リラクシアや暁晴山が見えたらええのになー」と思いながら防火帯を下る。念が通じたか突如ガスが切れ始め暁晴山も頂残して見えた。防火帯の、あの杉苔は健在で両脇に見るカラマツは黄葉半ばも満足だった。

 
     ホテルリラクシアも見えてきてスギゴケ帯を下る(12:54)

何時もは下り切って細流を渡るが今日は谷の東を下って後に谷を渡り道に出た。11・(12:55)〜7・カラマツ橋〜6・(13:10)〜5・(13:15)水路を歩いてダムに向かった。12・仏岩(13:17)何処が仏に似ているのか解らない。北からの谷川を横断する所(注水口)で進行方向を迷ったが流れに従い右折した。ほとんどが植林帯だったが快適に進む。13・水路トンネル(13:43)

 
(12)仏岩(13:17)     (13)水路トンネル(13:43)

川さんが20歳代に歩いた記憶では「ここから山越えで林道に出てダムへ行き、ダムから太田滝を経て発電所に下り(南小田)寺前駅へ帰ったとの事」その道を頼りにしていたがはっきりせず道探しに入る。トンネルの下側を探したが道は無し。直ぐ傍の鉄橋を渡り微かな踏み跡を上るとプラ階段が在り「これや」間もなく鹿網を潜りプラ階段で尾根に出ると道が消えた。

下へ上へと道を探したがそれらしき道が無く引き返すことにした。もしかすると鹿網を潜らずそのまま網に沿って付いていた踏み跡(在ったと思う)が林道に続いて居たかも知れない。引き返し間もなくショートカットや「ここから下る」と、下りかけたが「この谷は上りに使った谷で無く別の谷や」との声に「そう言われるとそうかも・・・」地図が無いので安全策で水路を引き返す。5・(14:35)

往路下山〜4・黒岩の滝通過〜2・(15:36)〜1・上小田P(15:45〜16:00)「散歩気分で峰山高原に入ったが並みの山歩きやった」が皆の感想にうなずいた。

A96(H(8)10.20(日)MTBと妻を連れてB/S峰山口〜黒岩の滝〜暁晴山〜砥峰〜夜鷹山〜南尾根872m通過〜太田第一ダム〜西の谷(上小田方面)破線で下山。
今回は太田第一ダム〜西の谷(上小田方面)破線で下山を狙っていたがだめだった


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