550  大藤山(北裾)〜山中〜高山



冬場・好天・近場であって、冬枯れ雑木の多い所。「だったら此処」と向かった所。

重なる落ち葉踏み締めて、進めば脇から冬鳥飛び立ち、頭上鳴いて移は『エナガ』。

独り歩きと思っていたが鉄塔塗装の作業者点々。




◎所在地 : 志方町山中・西牧・西中地区の北山塊(大藤山〜高山)

◎地形図 : 2万5千図  『加古川(かこがわ)』  『笠原(かさはら)』   

◎山行日 : 2012. 2.11 (土)  晴れ          

◎参 考 : bT23(10.12.5)プラスα

◎山行者 : 単独     Age=64

◎コースの見所 : @植林帯無し A△山中の先から展望良し 

◎走行距離 : 往路 17.6km  往復 35.6km



△大藤山の東山裾(R=515沿い志方町行常P)〜東西巡視路〜探索〜

△大藤山の北面巡視路で高山方面へ〜西牧峠(清水峠?)〜巡視路〜山中(204.7m四等)〜

巡視路から外れる〜267m〜高山(298.3m三等)〜引き返し〜267m〜山中(204.7m四等)

〜西牧峠(清水峠?)〜破線北上〜破線から外れる〜巡視路〜巡視路から外れる(探索)〜迷走〜

釜池横〜巡視路〜雑郷破線峠〜△大藤山の東山裾(R=515沿い志方町行常P)


自宅発(9:30)〜1・(10:00〜10:12)〜2・鉄塔塗装者(10:20)〜3・鉄塔(10:24)〜

4・鉄塔(10:30)〜5・(10:51)〜探索〜6・(10:54)〜引き返し〜5・(10:57)〜

7・(11:05)〜8・鉄塔塗装者(11:14)〜9・鉄塔塗装者(11:19)〜10・鉄塔(11:35)〜

11・峠(11:38)〜12・△山中(11:49)〜13・鉄塔(12:51)〜14・鉄塔(12:02)〜

15・260m(12:15)〜16・分岐(12:23)〜17・高山(12:35 昼 12:45)〜

15・260m(13:02)〜12・△山中(13:25)〜11・峠(13:32)〜18・石仏(13:39)〜

19・分岐(13:44)〜20・道探し(14:00)〜21・(14:25)〜21.穴(14:35)〜

22・(14:40)〜1・(14:45〜14:54)〜自宅(15:25)


昨日、今日のコースを歩こうと思い、荷物を車に乗せ掛けた時、兄から電話があり急遽兄の家(宍粟市山崎町)へ行った。明けて今日も良い天気。で、「今日こそ」と出かけた。前回と同じ所に車を止めて発った。1・(10:00〜10:12)

巡視路(以後路)は、初めのうち孟宗竹林の中を上る。雑木林になって鉄塔下に着くと、作業者が居てビックリした。2・鉄塔塗装者(10:20)若者と年輩と5人で鉄塔の塗装作業との事だった。ヤブツバキの群生の中を上ると、左に紅白鉄塔の在る所に着く。3・鉄塔(10:24)

 
(3)辺りのヤブツバキの群生(10:23)    (4)への巡視路(10:27)

前回は、直登路を上ったが今回は左(東)への路を歩いて見る事にした。キレイに整備された路は、ほぼ横ばいで鉄塔に着いた。4・鉄塔(10:30)ここから予想では西尾根に在る巡視路へ快適な路が在ると思っていたが直ぐ先で路は南へ下っていて小ヤブを分けて上って路に出た。5・(10:51)

前回右へ進んだが今日は左の路へ入って見た。快適な横ばい路は、間もなく緩斜面の広場に出て車のワダチが付いていた。6・(10:54)路は広場を下っていたので引き返した。5・(10:57)ここから尾根通しで大藤山へも考えたがこの先の(7)から(9)への歩いていない路が歩きたくて大藤山経由は諦めた。

 
(6)緩斜面の広場(10:54)         路の左下崩落現場(11:01)

昨年秋の台風12・15号大雨で谷筋の二箇所が崩落していた。そう言えば長楽寺の本堂も裏山の崩落で被災したとか・・・(今日車窓からも崩落が確認できた)。7・(11:05)何処までも横ばいは続いた。とても良い感じの自然林が続く。8・鉄塔塗装者(11:14)

ここで二班目の作業者に出会う「向こう(2番)にいた方がたですか」すると若者が「向こうは二流こっちは一流や」笑って別れた。辺りには、長樂寺建立時に使った名残りか矢板跡の有る石が点在していた。『蛇が池』へと思うマーキングを見て間もなく何時もの鉄塔下に出た。9・鉄塔塗装者(11:19)ここは無人だったが塗料の缶とショイコが有った。

 
(8)鉄塔塗装作業者:西から(11:14)    (9)鉄塔から中山と高山方面(11:19)

高山方面を眺め小休み。その後は、お馴染みの快適路を進む。10・鉄塔(11:35)鉄塔を建て代えるのか広く伐採されていて若者が空身で上がって来た。出合った皆さんとは快く挨拶を交わせて気分良かった。11・峠(11:38)峠から上がって直ぐの鉄塔には無人でコンロ・ヤカン・資材などが置かれていた。

小さく上り下りと、横ばいを繰り返す。12・△山中(11:49)横通過。13・鉄塔(12:51)久し振りに視界が開ける。歩くには適当な気温で実に快適。14・鉄塔(12:02)この先で二本目の路が西の谷へ下っている。ここから先は、路から外れる事もあり、歩く人も少ないのかシダが覆っていた。「このままだと道が判らなくなる」とさえ思った。今日一番の長い上りが続く。

 
(10)伐採された鉄塔回り:南から(11:35)    (11)鉄塔から高山(奥)260m(手前)(12:03)

サンキライの赤い実と広い視界、振り返り裸木の美しい山並みに癒されつつ上った。15・260m(12:15)ここから姫路との境界歩きになる。何時だったか東の267m方面からの境界歩きで地獄のシダヤブ突破が懐かしく思い出された。道が在る事が分かっているから歩けたものの相変わらずシダが道を塞ぐ。

大きく邪魔する木やイバラなどを切り払いながら進んで来たが鞍部からは整備が入っていた。16・分岐(12:23)その後も整備が入っていて高山に着いた。17・高山(12:35)保護石無し・タグあり・展望は裸木の期間限定。火照っていた身体も動きが止まれば直ぐに冷える。軽く食べて引き返す。発(12:45)

 
(17)高山:南から(1236)        (15)からの下りの大藤山の眺め(13:07)

15・260m(13:02)下りながら辿って来た路(鉄塔)を確認した。12・△山中(13:25)横通過。峠手前の鉄塔では、作業者が昼休み中で昼寝をしている人もいた。11・峠(13:32)姫路市飾東町大釜と志方町西牧を繋ぐ峠道を北へ進む。前回見た石仏を見落とさないよう進んでいると、前回確認できなかった大釜への下り道を見つけた。

見つけたと言うより人の手が入って粗くながら笹が刈られていて分かった。丁度そこの傍らに石仏が在った。峠の道案内を兼ねて建てられていたようだ。18・石仏(13:39)写真を撮ろうとした時。落ち葉の中に丸い石を見つけ、掘り起こすと五輪塔の上部二輪だった。石仏に接して扁平な石もあり。色めき立って辺りを探すと道の反対側にも関係ありげな石が在ったが文字とか彫り物は無かった。

 
(18)分岐左は(大釜)右が巡視路        同所の石仏(13:36)

後は次の目的地まで何を思うでもなく自然にまかせ歩いていた。19・分岐(13:44)直進は前回コース(路)の自然林を歩きたいところも、今日は右折の横ばい路?道?の探索。前回歩いた時、雑郷峠への道と繋がっているか否かの確認。道は、何処までも水平だった。鋭角に尾根を回り込んだ所は、地表に僅かながら水が流れる広い湿地帯だった。ヌタバも有るようだった。

道は途切れ、歩く(進む)所も無かったがその中に道の続きを探したが見当たらず。上部を回り込んで更に道の続きを探したが道は無かった。20・道探し(14:00)雑郷峠への道と繋がると想っていた予想は外れた。道が無いまま横ばいに進む事も出来たが細流となった谷を下った。現在地も曖昧、よって経過時間も気に止めず、何れ繋がる路へ下り続けた。細流は時には岩盤を滑り落ちていた。やがて作業道が出て前回歩いた路に合流した。

竹林を歩く。間もなく右山肌へ路の案内あり、「この道が雑郷峠への道と繋がるのでは?」と入って行く。薄暗い竹林を緩く上って行く。竹林から抜けて自然林になり谷筋へと回り込むと「行ってこい」の路が右へ上がっていた。その後、谷を渡るがここは路が荒れて不明瞭になる。水平路を進んでいると前回雑郷地区から上がった所に出た。21・(14:25)その先で午前中に見た崩落の下流域と思う崩落谷筋を越えた。

 
(22)雑郷地区東部辺りの道(14:31)    (23)田圃を埋めた崩落現場:北から(14:42)

峠に近くなった所で、道の右に洞穴を見つけ近付くと、前部5m位が崩落して奥だけ残っていた。何かの貯蔵に掘られたと思うが・・・。21.穴(14:35)この辺りから道は笹が繁り始め踏み跡程度になる。峠から下っていると「何で此処が」と思う所で山肌が崩落していた。更に下った里近くでは、更に大規模な崩落で完全に道が塞がっていて遠巻きで車に戻った。1・(14:45)

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@

21
20
22
23
17・高山298.3m
15・260m
14
16
11
 峠
19
13
12・山中
204.7m
18
10