6
338mTV
7
9
8
10
12・439m
13
14
19
20
21
22・536m
23
@・長慶院
28
29
30・241m・城跡
507 立石山〜岩屋山〜石戸山〜八の瀬〜八幡山
計画立てるも十数年来なかなか歩けず、眺めてばかり。
塩漬けコースも、やっと歩いて陽が当たる。1・7・5から眺めた大岩、立ってみれば当に大岩。
序盤の岩稜展望良くも後は樹間からチラチラ眺め。8度目立った石戸山から谷川駅への尾根を歩く。
前半は自然と植林マズマズ快適、後半殆ど植林帯。
山南町南中一ノ宮神社〜北尾根〜立石山(301.0m三等)〜尾根東進〜
南中大岩(41m/岩頭)〜338m〜主尾根〜尾根東進〜439m〜岩屋山/岩屋城跡(516m)〜
石戸山(548.8m一等)〜東尾根〜山南町岡本・玉巻方面を目指す〜尾根南下〜536m〜
八ノ瀬(423.2m四等)〜八幡山(241m)/久下城跡/玉巻城跡〜長慶院
◎所在地 : 山南町南中北尾根から石戸山を経て山南町谷川駅方面への尾根縦走
◎地形図 : 2万5千図 『柏原(かいばら)』 『谷川(たにかわ)』
◎山行日 : 2010. 3.17 (水) 晴れ一時しぐれ
※石戸山(3町境界:柏原・氷上・山南)
石戸山 F09.12.27 E09.12. 8 501 D09.11. 4 495
C06. 9. 9 388 B01. 4.22 A98. 9.13 @97.12. 21
◎山行者 : 単独 Age=63
◎コースの見所 : @南中大岩(41m/岩頭)と天望岩稜 A石戸山一等△石標 B岩屋城跡
C(9)〜(24)尾根歩きは快適又はほぼ快適
◎走行距離 : 往路@51.2km A58.2km 往復107.4km
自宅発(7:10)〜稲美町〜R=175〜山南町井原R=77〜R=86〜岡本地区1・長慶院(9:08)〜
引き返し〜R=175〜2・一ノ宮神社(9:25〜9:38)〜尾根(10:04)〜3・立石山(10:12)〜
引き返し〜4・(10:21)〜5・南中大岩(10:25〜10:35)〜6・(10:45)〜
7・338mTV(10:57)〜8・(11:04 おやつ 11:12)〜9・(11:41)〜10・(11:47)〜
11・(11:50)〜12・439m(11:55)〜13・鉄塔(12:00 昼 12:18)〜14・重ね岩(12:24)
〜15・分岐(12:31)〜岩屋山/城跡(12:35)〜16・石戸山(12:46)〜17・(12:55)〜
18・(13:00)〜19・(13:06)〜20・(13:15)〜21・(13:16)〜22・536m(13:26)〜
23・(13:34)〜24・(?)〜25・(?)〜26・八ノ瀬(14:00)〜27・(14:05)〜28・(14:19)〜
29・(14:26)〜30・八幡山/玉巻城跡(14:33)〜1・長慶院(14:45)〜自転車で走る〜
2・一ノ宮神社(15:20〜15:28)〜往路〜自宅(16:56)
石戸山は、何時のまにか今日で8度目となった。最近の石戸山で今日のコースを思い出してどうしても歩きたくなる。06年に石戸山から町境界を辿った時、谷川駅への分岐を確認していたので歩けると思っていたし、慶佐次氏の『兵庫丹波の山(上)氷上郡の山』でも紹介されていた(H10年9月購入)。これだけだと短すぎるので、これまた気になって止まなかった『立石山と南中大岩』をプラスした。この歩きは、馬さんに同行を願っていたがそれも叶わなくなり結局単独行となった。下山口の長慶院のPに自転車をデポして登山口へむかった。
登山口の一ノ宮神社(9:41) 立石山:西から(10:12)
一ノ宮神社は、Pも境内も掃き清められていて清々しい気分に浸った。2・一ノ宮神社(9:25〜9:38)神社の裏に張り巡らされた金属鹿網のゲート探した。左手に一ヶ所見えたが右へ移動してそこのゲートから尾根を目指した。直ぐ右の薄暗い谷間に大きな岩場が有ったがパス。やまあそは03.7.20に向井さんと谷筋寄りを上っていたが私は西寄りの尾根筋を上った。ヒノキ林から、細いがアベマキが半数を占める感じの自然林となった。
中上りに踏み跡は無きも赤ビニのマーキングがあった。一段緩んで大きな露岩も出る。そこからの急登を上り切り尾根に出た。(10:04)直ぐ右にデッカイ岩頭があったが少し休んで左(西)へ折れて△立石山へ向かった。3・立石山(10:12)展望は裸木の間から西180度が見えるが葉が繁ると完全に塞がると思う。地籍調査が入っていて頂きは広く開き、西尾根にも開きが在った。
これを下るとR=175から見える阿弥陀三尊種子碑の所に難無く下れるかも・・・。引き返し上って来た所の大岩の上に立つ(10:14)。この岩が展望岩か私には定かでない。高さは10m位か・・・展望は、東から南面が見える。.妙見山・白山(黒田庄)からイタリ・石金山等などが見えるも南中大岩は見えない。
岩の頭を通過できそうだったが独りなので無理せず岩の左(北)を巻いた(マーキングは右だった)。下っていると、ここで南中大岩が見えた。コルから踏み跡が出たので正規の登山コースと思われたが始点は分からない。4・(10:21)上りに入ると小シダが蔓延っていた。一段上り切るとミツバツツジが咲いていた(ツツジは大岩辺りも咲いていたがその後は蕾堅かった。岩が多く日当たりも良く輻射熱の関係で早く咲いたと考えられる)。
(4)から一段上った所からの南中大岩 (4)からの小シダとその先で見たツツジ(10:29)
小シダは消え、低松と岩稜に変わり最高点に立つ。『和田方面展望岩 ばくち岩〜一ノ宮神社・草部方面展望岩 南中大岩頂上』の看板が立っていたが、 やまあそ時の登頂記念ノートは置かれて無かった。そこから南中大岩の頭に向かって右(南)へ下って行く。5・南中大岩(10:25)頂上高さ41mの看板が立っていた。錆びたのやら新しいのやらハーケンがあちこちに打ってあったが何れも輪の部分が撤去されていて見苦しくはなかった。
東方面にこの後辿る尾根から石戸山への主尾根が見え、厳しい上りを予想。主尾根北先に石戸山が見えた。岩頭でのんびりゆったり気分で時間を過ごしたかったが先は長い。発(10:35)尾根に戻り、進んだ直ぐ先が草部方面展望岩だった。360度展望(山座名は省く)北で目を惹いたのは延命寺山の崖の様な西斜面と何時も眺める度に心が痛む岩屋山に建つ鉄塔だった。低松にムロの岩稜は踏み跡も薄く小シダをラッセルしながらの進行だった。見える範囲の主たる尾根、支尾根は殆ど歩いている事で自己満足。6・(10:45)
北からの南中大岩(10:36) 中央石戸山すら遠いな〜(10:39)
南中大岩を振り返ると○○○の顔にそっくりだった。山友の井上さんからも同じアングルの
写真を送って貰っている(10:43)
(7)への上りはシダの丈も伸びて腰辺りの所も有り。7・338mTV(10:57)時雨れが始まるも大きく崩れる心配は無し。尾根は柴とシダで塞がり北面へ逃れて歩く。軽い岩場の先端でおやつを食べる。8・(11:04)谷の方からチエンソーのエンジン音が響く。おやつ発(11:12)しばらく岩稜で歩き易くなり間もなく右がヒノキ林になる。コル(11:22)コースを見上げれば急登シダヤブだった。やまあそも苦労したと言っていた上りは本当に辛い上りだった。等高線が緩んだ所に出ると南の支尾根に広い幅の出来立ての切り開きが出た。チエンソーの音はこの作業かも知れない。9・(11:41)
今日は東へ進むが何時だったか随分と前に妻と西へ歩いてバードヒル・・・?へ下った事が有る。とりあえずしばらくは大きな上り下り無く進める。久し振りの歩きと急登で疲れていたのでホッ。すこし歩くと左(北)樹間から最奥は五台山まで見え、その手前の弘浪山の双耳峰がきれいだった。右(東)樹間から妙見山・テンロク等が見える。10・(11:47)〜11・(11:50)〜12・439m(11:55)なんとここから石戸山方面へ(9)へと同じ規模の切り開きが入っていた。
(9)への上りで出た切り開き:南から(11;40) (7)から現れた切り開き:西から(11:58)
より快適に歩いて直ぐ先北尾根へ巡視路が下る。やまあそや私も下って立った観音山への尾根分岐。13・鉄塔(12:00)ここで昼にする。送電線方向が開けて展望も良し。発(12:18)切り開きは続き14・重ね岩(12:24)〜15・分岐(12:31)〜岩屋山/城跡(12:35)石龕寺から山合いの岩屋地区に春の長閑さを感じる。16・石戸山(12:46)写真を撮って通過。視界塞がるも、ここも三度歩いているから不安なく下って行く。17・(12:55)一度目はここから北へ薄暗い植林を下って林道から遊悠の森へ戻った。
18・(13:00)ここで進行尾根が見える開きあり。その後直ぐ右ヒノキ林になり視界は塞がる。正面尾根は軽い岩場になるこれを上り切り振り返ると辿って来た方面が見えるから、右巻き道あるが直登を薦める。19・(13:06)ふと右下を見ると大きな白い物が見えて近寄って見るとなんと雪だった。
(19)直前岩頭から岩屋山・石戸山等(13:05) (19)南谷突き詰めの残雪(13:10)
(19)から北への尾根も歩きたかったが、今日は脚力にとてもそんな余裕が無かった。右ヒノキ林左自然林が続く。20・(13:15)〜21・(13:16)次の中上りは薄暗く右ヤブツバキの群落だった。22・536m(13:26)記憶ある分岐に着いた。谷川駅方面への案内があったが今日はそれが無かったので谷川駅とビニテープに書き布も二本巻いた。前回歩いた東尾根も明るい自然の?開きがあるので注意が要る。ここにピンクのアセビの花が咲いていた。
(22)に咲くアセビ(13;30) (22)先の快適尾根(13:32)
大体の方向は南へ南へ。自然林の緩い下りが続きマーキングも適当に入り快適に歩いた。23・(13:34)少し心配していた(23)からの方向もマーキングにも助けられて難無く進む。24・(?)左右植林帯(一部左雑木)の横ばいが続く。自然に出来たとは思えない扁平な地形に礎石でも無いかと目を配るがそれらしき物は見当たらなかった。25・(?)尾根先端から南西尾根に開きがあり巡視路と思う。
南へ下る。左(東)に山肌が崩れて赤土の凹がある。しばらく急下り、この後も方向決めるのに心配していたが巡視路で素直に歩けた。26・八ノ瀬(14:00)石標は鉄塔下直前左手に移設されていた。送電線の開きから、東は北寄りに三岳・小金も見え、白髪・松尾から西光寺山。テンロク・高山・天狗山・万松山の尾根。西方面は千ヶ峰・篠ヶ峰等も見えた。
(26)八ノ瀬から東面(13:58)白髪岳・松尾山・高山など 八ノ瀬:南から(13:57)
ここから城跡も在る事だし踏み跡が在ると思っていたが急に自然に戻ってしまった。かと言って在るだろう巡視路を探す気にもならず先を急いだ。27・(14:05)その先今日一番の心配所に着く。持ち山の境界と思う赤プラ杭とピンクのビニテープに沿って急下りをしていると右に計画コースらしき尾根が見えた。その頃地形図にも明らかな南東支尾根が見えて西の尾根へ方向転換した。28・(14:19)計画尾根に乗り下っていると大きいので一抱えくらいの石が尾根に続き、何故これらの石が城の石垣に使われなく放置されているのか・・・それともここらに何か在ったのか?などと思いながらコルに着く。29・(14:26)
植林帯のコルには峠道が在るのではと思っていたが明らかなる跡はみとれなかった。また、241mが城跡なればそれらしき雰囲気を感じるものだが全くその様な気配すらなく穏やかな地形だった。241mへは次第に自然林になり明るくなった。30・八幡山/玉巻城跡(14:33)このコースを決めて以来楽しみにしていた城跡に着いたが礎石どころか石さえ無く、その形跡も展望も無し。これほど城跡を感じない城跡は初めての様な気がする。
慶佐次氏の著書によると『玉置城趾(241m) 八幡山とも言う。谷川駅から、長慶寺の前を通り城趾北の鞍部を目指して登る。鞍部までは一部笹藪がきつく、駅から約40分で頂上だが展望は無い。玉置城は久下氏の城、久下時重の顕彰碑が長慶寺にある』
城跡からの急下りは、今日二番目の難所だった。コンパスで長慶院を目指して下ったが等高線通りズルズル下りだった。1・長慶院(14:45)〜自転車で車に向かったが途中で足が攣って少し歩いた。久し振りの山歩き、念願の計画コースが無事歩けた事で心が満たされた。
長慶院を発ってしばらくの所から振り返る 左端石戸山・中央27番 右端城跡
(14:59)
2・一ノ宮神社
301.0m
立石山
3
5・南中大岩
4
24
25
27