上りに立ち寄れなかった絵看板の分岐へ入って見ると、数分で常隆寺山オートキャンプ場だった。右の谷が崩れていたがそうでなければその谷から久野々へ下れそうだった。久野々への分岐に下ってそこから舗装路から外れて山道に入った。ほぼ横ばいから下りに入って行くが旧参道だった。(マーキング有り)やがて民家の横に出て田圃道を下って行くと池の傍に着いた。

私たちは春の証などを求めながらそこからも細流に沿って畦等歩きながら浅野公園駐車場へ戻った。 (12:45) 着替えて公園へ上がって見ると緩い谷を挟んで桜の木が沢山植えてあって花が咲くと素晴らしい花見が出来ると思った。公園発 (13:15) 変わらず細く曲がった道を下って行き北淡I.Cから高速道に乗って淡路南I.Cで降りる。 (14:13) 

鳴門記念館で見学と鳴門大橋や四国を眺めながら食事をする。 発 (15:19) 鳴門大橋の付け根「道の駅」へ行き海岸まで降りて釣り人と会話、釣果はイマイチとのことだった。その後今日の宿『休暇村・南淡路』へ向かう。 (16:01) 福良湾の南先端上に在って展望抜群だった。 (16:12) 受付を済ませて海岸に在るオートキャンプ場方面を散策。海上をうず潮観潮船 「咸臨丸」が航行していた。

宿に帰って風呂へ、風呂からは大橋も観え、その奥の四国の山並み上に真ん丸の赤い夕日が乗っていた。夕日は眺めている間に、目に見えて落ちて行き山の向こうに沈んで感動も終演。この時ほど『地球は回っている』を実感したのは生まれて初めてだった。 (18:30) からの食事をしていると、風呂で夕日を眺めて感動を共にした人(70歳?=イトウ様でした)がビールを手に来られて短く会話、関東の方から先祖のルーツ探しの旅で念願叶ったとの事だった。(先祖は初代国会議員さんで公の為に私財を使い果たして衰退してしまったとの事)

この方とは「貴方が気に入った」と言うことでスターウォッチング後のカラオケに招待も受け、夫婦で楽しんだ。(20:00) から短時間の星の説明を受けて(映像あり)から屋上で星座探しの後ドームで星の観察に入った。(ペンタックス製200ミリ天体望遠鏡だったと記憶)先ず土星=リングもハッキリ確認できて参加者(20人位)は感動が声に出る。

火星=(今年アメリカが探査機を着陸させて話題を呼んでいる)ダイダイ色を確認できた。木星・金星=縞模様を確認。水星=記憶なし。昴星雲=星の塊(集合体)を見た。最後に月=これは皆さんお知りの通り。先生の今日の観測の感想は年間通じて何回も無い好条件で「今日の参加者は非常にラッキイーです」とのことだった。その後カラオケを楽しんで本日の予定終了で就寝。    bQ90へ 

観光者は私たちだけで他は花を植えている作業者数人だけだった、天候が良ければ明石海峡大橋や大阪湾更には紀伊半島も見えるらしいが今日はもやっていて見えなかった。  そこを発って常隆寺山登山口となる浅野公園へ向かう。 相変わらず細く曲りくねった道が続いたが道が交差する所では方向や現在地を指す分かり易い標識が立っていて随分助かった。車幅一杯の所も有ったが予想より順調に浅野公園の駐車場に着いた。 (9:46)

常隆寺山への上りは車道を使って、下りは山道を使う計画で発った。 発(10:00) 暖かく春を感じながら舗装路を歩いて常隆寺山を目指した。親切な標識に導かれて参道に入り、間もなく展望が閉ざされた。道は主に杉林の中の谷に沿って上り、杉林にはアオキが沢山生えていて艶のある赤い実をいっぱい付けていた。途中で道路工事をしている人に常隆寺山を確認すると「この道を上がって行くと在るけど遠いど」とのこと。

道はやがて前が深い谷の尾根に当たりその山肌を緩く上って行く、緩んだ所で今年初めての「ふきのとう」を見た。間もなく右に「久野々へ」の小さなプレートを見つけて『これが下りに使う道』と決める。前上方が開けて大きなピークらしきものを見る。やがて右へ分岐があり、古びた絵看板が立っていたがルートや建物の位地確認には余りにもイラスト的で分かり辛いものであった。

そこから直ぐ上左に加圧貯水槽?が有って、そこから大塔峠や妙見山方面へだろうか舗装路が向かっていて、その方面の展望もあった。大木の間を通り抜けると境内の奥に本堂が見えた。境内のあちこちに白梅が殆どの中、数本の紅梅が満開だった。庫裏には洗濯物が干されていたが人の気配無し、散策の後境内左奥に建つ立派なお堂の横の鳥居を潜って、短い石段を上がって常隆寺山へ向かった。

直ぐに地道になって横ばい後軽く下った先に最高点が在り(左巻き道有り)そこに大きな石の塔「魚霊塔」が建っていた。その直ぐ先に玉垣で囲まれた石の祠が建っていて常隆寺山の頂に着いた。 常隆寺山(11:22 おにぎり)〜発(11:50) 西が狭いながら開けていて(大きく切り開かれていないのもまた嬉しい)北淡町の室津辺りが広く見えてその先に播磨灘が光っていた。お日様は出ていたが肌寒い中でおにぎりを食べて発った。 
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ここへ回り込んで行く
    ↓
常隆寺山(淡路島=津名郡北淡町久野々)
 車道を通って上がって行けば、延々続くアオキの群生、

見る木見る木その殆どが赤い赤い実を付けていた。

頂上近くの常隆寺には静かな境内梅が満開。


標石→
常隆寺山頂上 上って来た方から
この種の標識(看板)があちこちで案内してくれる
参道→
浅野公園P〜車道〜常隆寺〜常隆寺山(じょうりゅうじさん)515.0m三等〜

オートキャンプ場〜久野々への分岐〜民家〜浅野公園P



◎所在地 : 津名郡北淡町(淡路島)

◎地形図 : 2万5千図 『仮屋(かりや)』 『志筑(しずき)』 

◎山行日 : 2004. 2. 25 (水) 曇り

◎山行条件 : 歩き/妻      Age=56

◎コースの見所 : @車道に沿って群落のアオキ A常隆寺散策 B浅野公園の桜

◎走行距離 : 往路 54.1km 下山後鳴門海峡へ向かう



自宅発(7:30)〜明石西I.C(8:05)〜第二神明〜北線〜明石海峡大橋〜

淡路I.C・SA(8:31ー37.9km)〜発(8:51)〜R=157で南下〜あわじ花さじき(9:11ー

41.6km)〜発(9:25)〜仁井交(9:35ーR=71横断)〜R=462〜

浅野公園駐車場(9:46ー54.6km)〜発(10:00)〜車道で上る参道分岐(10:20)

〜常隆寺(11:00)〜発(11:17)〜常隆寺山(11:22 おにぎり)〜発(11:50)〜

オートキャンプ場(12:00)〜久野々への分岐(12:15)〜民家(12:25)〜

浅野公園駐車場(12:45)〜浅野公園散策〜発(13:15)〜北淡I.C(13:36)〜鳴門自動車道

〜淡路南I.C(14:13)〜大鳴門橋記念館(14:16ー105.0km 見学&食事)〜発(15:19)

〜道の駅うずしお(15:25)〜発(16:01)〜R=25〜()国民休暇村(16:12−113.8km


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左写真近くから南西方面を眺める
「あわじ花さじき」の景色 ビオラ・売店・マイカー
24日からリフレッシュ休暇が4日間取れて、昨日は鉄人加藤さんと明神山等へ山歩きに行った。今日から淡路島へ一泊で観光と山登りに行く。淡路I.CSAで休んでから、うまく乗れるか心配していたR=157には難なく乗れてひと安心、瀬戸内と大阪湾の分水嶺を行き今日初めの目的地「あわじ花さじき」に着いた。 「あわじ花さじき」(9:11)発(9:25) 甲子園球場が4個入るほどの広大な敷地に四季折々の花が植栽されている。当日は菜の花畑やビオラで模様を描いた花壇がとても綺麗だった。