7(12:50)

bQ34   砥峰〜北尾根


砥峰頂上早く着きすぎ、予定変更北東尾根へ。

    辿った尾根先地図が途切れる。 そこで見せた木登り術で現地確認林道へ。


神崎郡大河内町砥峰高原S/G〜巡視路〜砥峰(972.2m三等〜北東尾根〜975.0m〜

北東尾根〜林道 「千町・段ヶ峰線」〜R=39〜S/G


◎所在地 : 神崎郡大河内町

◎地形図 : 2万千図 『長谷(はせ)』 『神子畑(みこばた)』

◎山行日 : 2002.7.13(土) くもり

◎山行条件 : MTB・妻 (MTB乗り山中不向き)   Age=55

◎コースの見所 : @砥峰高原 A975.0mからの展望 B福知川の清流 
            
             C長沢村の集落跡      

◎走行距離 : 往復135.0km


自宅発(7:45)〜加古川B/P〜播但道〜神崎南I/C〜R-404〜長谷からR-39〜砥峰高原(9:20)

散策〜発(10:00)〜1・巡視路登山口(10:10)〜2・尾根鉄塔下(10:15)〜3・(10:35)〜

4・砥峰972.2m三等(10:40)〜発(11:00)〜5・(11:10)〜7・975.0m(11:30)おにぎり〜

発(11:55)〜8・(12:00)〜9・10・〜11・(12:15)木登り〜発(12:35)〜

14・川端に出る(12:50)〜15・林道に出る(13:00)〜A・(13:18)〜A-1・(13:22)妻と別れて

バイクで走る〜B・(13:29)〜車(13:52)


地形図2万5千図『神子畑』『長谷』で点名記載の山が8座(千m級)あるが、この山だけが長い間登頂できずに残っていた。その理由は@登山口が不明。A凄い笹ヤブが予想される。この2点であったがいつまでも気にかけたまま居られず、この山を目指すことにしたた。登山ルートに使える望みは鉄塔の巡視路からであった。砥峰高原に着くと,辺りの様相がかなり変わっていた。広い駐車場とふれあい交流館が建っていた。



砥峰高原(9:20)                        ふれあい交流館

砥峰高原の見晴らしは目に優しく爽やかだった。400ccのトレール(泉NO.)でキャンプをしながらこの辺りの林道を走っていると言う2人と会話する(大学生と思う爽やかな2人)交流館は今年5月オープン木造で開館時は出入り自由となっていた。近くの広場に車を置いて発となる。(10:00)

地図の破線のルート(ダートの林道)を辿り巡視路入り口(1)私は他にルートがないか探すため(1−1)ぐらいまで下るがルート無し巡視路(1)に戻りそれを上る。いきなりプラ階段の急登で2本目の鉄塔下(2)に着くここから砥峰高原とその奥に夜鷹山が見える。砥峰への尾根に切り開きあり左桧右雑木と赤松の界を中登りして(3)下草なくゆる下り。

下草出てきて15年生位の植林を抜けると目指していた砥峰頂上だった。10:40
展望は、北の樹上から少し町界尾根がみえるだけ。 往路下山で雪彦山へ回って帰る予定だったが余りにも早すぎた。地図を見るto北東尾根が面白そうなので下見に出る。粗い笹が生えるが辿れそうなので978.0mを経て更に先の914.8m四等〔栃原〜旗谷〜千町峠〜1042.0m〜914.8m〜川上(’01.6.9千町峠〜平石〜高星〜生野学園〜栃原の予定がでルート間違い)〕手前の破線で南に下りピンカーブから車に戻るという予定をたてて発つ。

914.8mからの眺めで魅力ある尾根でもあったことを思い出す。(4−1)で植界から外れ雑木林を下る。(5)から右植林帯となる。(6)右山肌はナラの木だろうか幼木植林帯。ルートは整備されている為苦なく(7)975.0mに着くが尾根から左山肌の多くの杉が根元1.5m位まで皮がめくれていた。鹿が角でめくったのだろう。今まで見たことのない規模の害だった。



鹿の害に遭った杉の木                    975.0mからの展望

975.0mピークからは、南が全開していて山肌には栗園と思う程栗の木が沢山生えていた。座ったままで、正面に砥峰高原・その右奥にアンテナ林の暁晴山・左の方に大きい三角形夜鷹山その左奥の水面は太田池(これは少し移動する)おにぎりを食べながら、ハイカーとしてここから眺めるのは私達が初めてかも知れないと思う。

ここから南の谷へ下るのも(たぶん作業道があると思う)1つのコースと考える。すぐ着く(8)から笹が出るが大したことなくそれよりも高木雑木帯が美しい。(9)から右植林の界となる(10)は柴ヤブっぽいほぼ水平地形で方向をつかみにくい。下草なき北の植林尾根を横目に今度は左杉林右雑木の界をゆる下り〜ゆる上りで(10−1)地図のコピーがここで途切れる。

(この方向を辿る予定が無かったので範囲に入れていなかったのである)。ルートは明るく、コブを越え(11)12:25 地図が無く現在地確認できず稙界の中に立つ。左右どっちに下っても道に出られることは分っていたが、この種の山行は予定のコースを辿ることに価値と喜びがあるので何とか予定コースを確認したいと考える。こんな時にはこんな術、つまり【木登り術】の出番である。

右の雑木に、登れば展望が利きそうな木を探して登る.すると予想していた地形山容と違い凄く深い谷が入り込んでいた。右目前に914.8mだろうピークと目を左の方へ転じれば、千町ヶ峰両尾根と段ヶ峰方面そして、千町峠へ山肌をうねって延びる林道が見えた。

予定のコースに未練があったが地図無き今、甘えが出て林道を目指すことにした。(11)発12:35稙界から杉林の急下りで細流の谷筋へ(12)間もなく左山肌に移り尾根を回り込む。川に沿って下り林道に上がれる所を探して川を渡り林道へ上がる。(15あたり)13:00清流を見ながらトコトコと舗装路を下る。

(13:18)(A)あたり前後500mくらいに亘って長沢(ながそう)村集落跡ありそこに立つ看板によると〔長沢村は、中世から存在し明治始めの頃まで人が居住していた。現在江戸期(宝暦・文化・天明)の墓石が残されているのみである。この地は、平家落ち武者の隠れ里とも言われている。昔播磨の北と但馬の南を結ぶ生活路でもあった。】これを読み墓石を探してみたが確認できず。目に入ってきたものは杉林一面に朽ちたシイタケのほだ木の海だった。(A-1)で妻と別れてバイクで走り車へ向う。 

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5(?)
8長沢村跡(ながそうむら)
6(12:25 木登り 12:35
4・975m(11:30 おにぎり 11:55
3(11:10)
2・972.1m
(10:40〜11:00)

S/G(9:20〜10:00)

砥峰
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夜鷹山 
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砥峰高原
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