№760  日笠山~一本松~イタチ山~清水池 (約7.0km)


一寸お出かけ初夏の山。歩けば新たな情報あり。


◎所在地 : 姫路市大塩町・北浜町北脇の北山塊尾根

◎地形図 :  『加古川(かこがわ)』
  『姫路南部(ひめじなんぶ)

◎山行日 : 2021. 6.24  (木)  晴れ    

◎山行者 : 単独    Age=74


参考:⓵12.1.29 549 ②12.11.21 570(必見 ③15.3. 3 623

 ④17.1.13 653   ⑤20.9.14734  ⑥20.10.31738  他5回  

◎コースの見所など : ①県花「のじぎく」の群生地は保存グループが機能しなくなり荒廃  
 
②△一本松から瀬戸内側展望  ③亀岩と亀岩からの瀬戸内側展望  ④高御位山連山展望地点あり

◎走行距離 : ①13.1km   往路 26.5km


日笠山(62.1m四等)~夫婦岩~大北山(92m)~馬坂峠~大塩城跡~峠~

一本松(135.7m四等)~亀岩~イタチ山~大谷峠~大谷山~清水池~往路往路引き返し


自宅発(9:35)~1・日笠山(10:05~10:18)~2・夫婦岩(10:28)~

3・大北山/92m(10:36)~4・馬坂峠(10:41~10:51)~5・(10:56)~

大塩城跡(11:04)~6・(11:06)~7・峠(11:15 )~8・一本松(11:37 昼 11:28)~

9・亀岩(12:34)~10・イタチ山(12:43)~11・大谷峠(12:48)~

12・清水池(13:00~13:05)~往路引き返し~9・亀岩(13:39)~

4・馬坂峠(14:17)~1・日笠山(14:47~15:00)~自宅(15:34)


色々あり、心にも時間にも余裕がもてなくて山歩きから遠のいていた。しかし、やっと出かけることが出来た。そこで高御位山へと向かっていたが朝方の涼しさから一転、急に気温が上り「高御位山は暑いあかん」そんなわけで木陰も多い日笠山に変更した。1・日笠山(10:05~10:18)P周りは草が繁り、道も草に覆われていたが少し進むと歩き易くなった。間もなく自前の杖(竹や木)を携えた3人男(年代は私より少し上)が軽快に向って来られた「今日は 毎日歩きですか」「ほぼ毎日」「いいコースですね」。

 
1番 日笠山P 10:19                 2番 夫婦岩一帯の「ノジギク畑」もこの様に・・・19:27

ノジギク畑は笹などで覆われ跡かたなし、展望は霞んでいた。一人の男性が休んでおられた。下ってからの竹林は密度が高くなりうっとうしい。3・大北山/92m(10:36)「起上り古木」通過して峠に着く。4・馬坂峠(10:41~10:51)峠から少し外れた所のベンチで私より2歳上(会話の中で知った)男性が休んでおられ挨拶に行く。「風が吹き抜けて気持ちいいですね」この方は近くの方(大塩側)で定年以来十数年ここを歩きベンチ周りの草刈りなどしているとの事だった。

 
4番 馬坂峠・南から 19:41              同休み処で出会った人 10:51

そんな話をしていると夫婦岩に居られた人が下って来られた。「あの人知っとるか、有名な天狗さんや」何時か出合った事のある一本足の下駄を履いて山歩きをしている人だった。
5・(10:56)一コブ超えて 緩く上っていると間もなく左手に大塩城跡の看板が立つ。大塩城跡(11:04)

 
5番丘ピーク 10:56                  大塩城の石垣 11:04

看板によると
「大塩山城跡 別名 椿城 大塩山城は、天正六年(一五七八年)部将、羽柴秀吉により落城する。当時の守将は大塩次郎左衛門と言われているが、先の三木合戦で戦死する。弟、小六景麓が、城主であったと思われる看板左端に大塩城・北脇城・御着城の配置図と大塩家の家紋が貼ってあった(前回記述コピー)。

ここからは造園中の紫陽花園
など通過して行く。6・(11:06)左樹間から△一本松を眺める。7・峠(11:15)探索していると男性が来られ(牛谷から)「この峠に名前は有るのですか」「名前は無い、昔は牛谷からこの峠を越えて大塩の学校に通っていた」との新情報を得た。この様な「峠越えで・・・」と言う話はあちこちで聞いた記憶がある。峠から上り横這いに入ると桶居山から高御位山への山塊が一望できる。何度見ても何時見ても素晴らしい景観だ。

 
Aから桶居山(左から二番目)連山 11:21    同 高御位山(奥右端)方面 11:21

その後、目に付く竹や笹など刈り払いしながら進む。新たな手作り道標に関心を持ちながら△点通過し展望処に着く。
8・一本松(11:37 昼 11:28)展望、視程は良くなかったが何といっても初夏の涼しい風が何よりもの御馳走。弁当を食べながら感謝に浸り癒された。間もなくご婦人が現れ挨拶一番「ああ疲れた、途中で引き返そうかと思ったけど頑張って良かった」50歳代で山が大好き、とても気さくな明るい方で話が弾んだ。

近畿100山・兵庫100山・宍粟50+8山踏破されていた。「私の実家が宍粟の波賀町飯見」と言うと「ええービックリ」。最近、植松山・荒尾山・竹呂山など(縦走もあり)上ったとの事だった(仲間の中で一番足が遅くて何時も置いて行かれるんです)。もう一つ凄いのは
高御位山などはマイカーでなく自転車で移動されている事だった。ホームグランドは姫路の増位山とのこと。今日は自転車で的形の坂を越え大塩の駅に自転車を置いて日笠山からここまで来たとの事、そりゃしんどい筈や私より数倍頑張っている。

 
8番 一本松展望所 11:37              同麓は北浜・奥は 白浜町方面 11:38

この暑い中自転車で・・・・。サンドウィッチと小さめのおにぎり(手作り)を食べながら「ここで食べようと思いがまんして来て良かった。やっと元気が出た。私はここから下りて駅まで歩いて、あの的形の坂を越えて帰ります」「私はもう少し先まで行きます」楽しい時間を過ごせたお礼を言って「また何処かで会えれば良いね」下って行かれるのを見送り別れた(ダブルストックだった)。清水池まで行くことにして発った。


9・亀岩(12:34)~10・イタチ山(12:43)
ここからは道の管理が入り快適に歩けたがご存知の通り鬱蒼としたコース。11・大谷峠(12:12:48)管理道はここから南へ下る。池へは歩いた事が無ければ道が在ることも分からない程に塞がっていた。一部道を外したが無事池に出た。12・清水池(13:00~13:05)堤の端に黄色い肌に緑の縦縞が入っている珍しい竹が有ったのを思い出し見に行く。

 
12番 清水池・南から 13:00            同 珍しい竹 13:03

往路引き返し~
9・亀岩(13:39)~4・馬坂峠(14:17)~1・日笠山(14:47~15:00)心地よい疲れに爽やかさを感じつつ帰路に就いた。

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12・
清水池
11・峠
10・イタチ山
9・亀岩
8・一本松
展望所
A
7峠
城跡
 4
馬坂