上の池

667  平荘町権現池西山塊(巡視路歩き)と一本松 (約5km)



「上の池から破線で山越え」「一本松(△)に立つ事」目指し、T・カブトのメンバーで再度出かけて

歩いて見ればやっぱり難関破線の山越え。

シダ柴ヤブを右往左往、更にイバラに傷め付けられやっとの思いで巡視路に出る。


◎所在地 : 加古川市平荘町小畑「長楽寺」北尾根山塊

◎地形図 : 『加古川(かこがわ)』

◎山行日 : 2017.11.27  (月)  晴れ  

◎山行者 : T/カブト 馬場・川上・北村・大柿(車)    Age=70(2月29日から)

◎コースの見所など : @三番から飯盛山・高御位やま・城山方面展望 

A7番から権現池と紅山の眺め B9番から北面の黄葉と池への映り込み

◎走行距離 : 往路13.1km   往復26.1km


平荘町小畑「長楽寺」〜北尾根巡視路〜129m〜巡視路北上〜

紅白巨大鉄塔(送電線東西交差点)〜平荘町一本松「奥の池」〜上の池〜

山越え(柴ヤブ漕ぎ)〜巡視路〜「小塩池」西端〜

△一本松(126.6m四等)〜引き返し〜「小塩池」西端〜平荘町小畑「長楽寺」 


自宅発(8:16)〜高畑〜稲美町〜池尻橋〜R79北上〜西山交左折〜1・長楽寺(9:00〜9:15)

〜2・鉄塔(9:35〜9:45)〜3・(9:50)〜4・(10:12)〜5・129m(10:15〜1020)〜

6・(10:30)〜7・(10:40)〜分岐通過〜8・巨大鉄塔(10:50 休み 11:15)〜

奥の池(11:30)〜灌木ヤブ〜9・上の池(11:56 昼 12:20)〜山越え激柴ヤブ漕ぎ〜

〜10・巡視路(13:19)〜11・鉄塔分岐(13:35)〜12・小塩池西詰め(13:50)〜

13・△一本松(14:10〜14:35)〜引き返し〜12・(15:00)〜長楽寺(15:20〜15:30)〜

往路〜自宅(16:10)


今回は数年ぶりに北さんが参加した。と、言うのは「今回は高低差が余り無いので参加しませんか」と呼びかけた所「これだったら歩ける」の、返信。久し振りに顔を合わせ懐かしく語り合いながら長楽寺へ向かった。目に映る山並は黄葉が進み、見頃になっていた。お寺に着くなり馬さんにPのお願いに行ってもらう。前回と同じ所に止めた。1・長楽寺(9:00〜9:15)

同じ所に行くのにはそれなりの訳がある。その訳は、前回上の池から破線で山越えを実行するも道跡(破線)を見つけられず終わった。そこで、今回はその解決策でよく使う「逆走」で破線道を見つける」事にした。もう一つは、「△一本松に立つこと」。歩くコースは暫らく前回と同じで気楽に歩けた。
2・鉄塔(9:35〜9:45)ここからの眺めも山肌の黄葉が進み秋を感じた。


(2)から城山方面の眺め(9:36)         (3)トライアルコースの一部(9:50) 

2番から先、左山中は刈り払されて柴ヤブが無くなっていた。下ったコルから左山中へトライアルの形跡を見た。3・(9:50)左造成地に有る大きな岩やコンクリートブロックは、前回は単なる工事の残物かと思っていたがトライアル(単車又はバイクで岩等の上を渡って行ったり山の急斜面を上ったりする競技)のセットだった。今日も重機の稼働音が絶えなかった。養鶏場からの悪臭は軽減してた。



5番への尾根筋(10:13)              (5)北面の眺め(10:16)

4・(10:12)〜5・129m(10:15〜1020)今日は129mの鉄塔下に立った。踏み跡(地図破線)は東へは地図通りだったが北へは地図と鉄塔下から下っていた(地図通り在るかも知れない)。権現池の眺めは黄葉と相まって感度が上がっていた。6番への下りは日陰で露が残りズボンが濡れた。6・(10:30)〜7・(10:40)〜分岐通過〜8・巨大鉄塔(10:50 休み 11:15)権現池を眺めながらしばらく休む。

計画ではここから引き返し10番から上の池への破線を歩く事になっていたが時間も体力も十分あるし、今日は4人居る、しかも読図のベテラン川さんが居るので大回りコースを歩き上の池から再度破線で山越えすることにした。
奥の池(11:30)ここから灌木ヤブの中に破線の道を探したが今日も見付けられないまま池に出て昼にした。9・上の池(11:56 昼 12:20)


奥の池の東山肌(11:20)             奥の池の映り込み:城山方面(11:30)


上の池湖畔を歩き9番へ向かって来る(11:50) (9)上の池の昼地点から城山方面(12:00)

実にうららかな小春日和の中、食事になった。気になるのは「ぴーんひよろろ」頭上に舞う約30羽のトンビ(数えました)、それに「ちょっかい」を出すカラスが数羽「この数のトンビなんやねん」。池に写り込む紅葉の山並に見とれながら食べているとコンビニ弁当(5・6個ありそう)とおやつらしき物が入ったレジ袋をを下げた男性がやって来た。私たちの弁当を見て「トンビに狙われるでー」と、一言???

その男性は、私達がヤブから池に出た所にたどり着いた。「誰かが池の何処かで弁当を待って居るのかな」と思っていると、上空で舞うトンビがその人の頭上へ寄って行く。すると、男性は持っていた食料を頭上にほーり上げた。トンビはそれを捕食していた。カラスと競うように餌を貰い、その数はさらに増えていた。この光景はもう長く続いているだろうトンビはその時間帯を学習して男性を待って居るようだった。

食事を終えていよいよ山越えに向かう。「今日は仲間が居るので何とか破線道を探り当てる事が出来るかも」の期待を抱いた。何となく私と北さん、馬さんと川さんがペアーになって「ここでは」と思う所を上る。声を掛け合いお互いの居場所を確認しながら道を探した。しかしどこもここも道の形跡すら見つける事が出来ず柴ヤブ、ササヤブ漕ぎで尾根を目指した。

私はヤブ漕ぎで地図を落としたが後続の川さんが拾ってくれた。北さんはもっともっと大事な車のキーをこのヤブ漕ぎ中に落としたかも知れない(大柿宅に帰着して車のキーを紛失したことに気が付いた)大変な思いで尾根に着いて北さんスマホで現在地確認してもらうとやや南にずれていた。修正しようとしたが正規コースは身の丈以上の猛烈なシダヤブ(先に大柿が突破試みたが叶わなかった)。

で、破線近くの山肌を下り谷筋に出て巡視路に出た。
10・巡視路(13:19)後は快適に歩けたが前回観た花々の姿は当然乍ら一輪も無かった。11・鉄塔分岐(13:35)広大な太陽光パネル敷設脇を通過して△一本松を目指す手もあったが馬さんが上った事のあるコースを選んで12番へ向かった。12・小塩池西詰め(13:50)馬さんは何年か前平荘湖〜飯盛山〜現地、そしてここから△へ上ったとの事。


9番から山越えでヤブから抜け出て10番に向かう谷筋(13;15)左から北・川・馬

A点まで自動車道を上るとA点にも小規模のパネルが設置されていた。ここから山に入る。丈の低い笹原に身の丈ほどの松が点在、、イバラがかなり生えていて痛い目に遭いながら適当に上って行った。△石標を見つけるのに難儀するかと思っていたが意外にも直ぐに見つかった。13・△一本松(14:10〜14:35)「在ったでー」全員集合し、展望なき頂でしばらく休んで下った。



下り掛けた頃、お日様は早くも夕日の感覚だった。頂き直下で紅山をバックに集合写真を撮った(HPに載せようと思っていたが誤削除してしまった)。私は上りと同じコースで下ったが他は大規模パネルに沿って下ったので少し時間がかかり遅れて合流した。12・(15:00)晩秋の里を歩いて長楽寺に着いた。1・長楽寺(15:20〜15:30)

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権現山
奥の池
10

5・129m

@

13・一本松126.6m
12
11

(9)小塩池西詰めから北の眺め(13:50)


※△一本松にての集合写真は誤削除により
 載せられず