№657 城山~千本~東河内(とのごうち)(約9.0km)
降水確率100%。
「午前中なら、桜観ながら里山歩き・・」と、思っていたが雲切れ間に明るさ有り、計画決行山へ入る。
予想外に雨は遅れ・・・皆の念力雨を遅らせ?快適歩きや倒木越えて雨降らぬ間に昼を済ませる。
発って間もなくとうとう小雨、ガスに巻かれ幽玄世界。終盤からの雨中歩きも腹を決めればこれも良し。
◎所在地 : たつの市新宮町東・西河内を取り巻く尾根歩き
◎地形図 : 『安志(あんじ)』 『三日月(みかずき)』
◎山行日 : 2017. 4.17 (月) 曇り~雨(下山時から本降りで風も強し)
◎山行者 : T/カブト(馬・川上・亀・長浜・大柿(車)) Age=70(2月29日から)
◎コースの見所など : ①植林帯と東西尾根に風倒木帯がかなりあるが高木雑木帯も多く良き尾根
◎走行距離 : 往路①51.6 km 往復 102.3km
淨福寺~西尾根~城山(287.7m四等)~尾根北上~324m初めの📡~二本目📡~
三本目📡~尾根を北から東へ進む~千本(488.8m二等)~489mから尾根南下~451m~
379m~東河内(339.4m四等)~宇府山神社~淨福寺
※ボイスレコーダー自宅に置き忘れと、雨中歩きのため通過タイムコース状況記録薄い。
自宅発(6:20)~姫路BP~R29BP~追分交左折~R724~R179左折~
道の駅しんぐう(7:30)~R179西進~千本地区1・淨福寺P(8:55~8:10)~
2・△城山(8:50~9:01)~324m)~3・📡(9:40)~4・📡(9:50)~5・📡(10:00)~
6・(10:20)~7・(10:37)~8・昼(11:00~11:25)~9・(11:30)~
10・△千本(12:00~12:05)~11・489m(12:40)~12・451m~13・379m~
14・△東河内(13:34)15・愛宕祠(14:00)~16・宇府山神社鳥居(14:10)~
千本地区1・淨福寺(14:15~~14:30)~道の駅しんぐう(着替えと休憩)~往路~自宅(16:30)
17日の降水確率100%。何でか選りによって17日だけが雨の予報。「どうにかならんのかい」山歩きの前夜「山歩き中止」のメールを送る前に、「最後の確認」と、21時夜空を見上げると月は輝き満天の星。「明日朝判断します」とのメールを送って就寝。17日午前5時携帯と目覚まし時計のアラームで目を覚まし、空を見上げると「これやったら歩けるんとちやう」とりあえず「決行」を知らせる。
6時15分に予定通りメンバーが到着した。久し振りの挨拶を交わし発った。よく渋滞する「中地」も難なく通過出来たが眺める山並標高400mくらいから上は白い雨雲?に覆われていた。左手に見える「的場山・城山」も頭は雲に隠れていた。馬立から城山へ上るコースを探したが見つけられないまま今に至っているがそのコースが在るであろう山肌を左手に見た。
山肌一面、新芽の柔らかさと色合いで、何とも優しい全ての物を抱き抱えくれる感じの谷筋が在った。これを感じられたのは、今日のこの時間の一瞬だったかも知れない。川さん紹介で今回初めて同行する長浜さんと「道の駅しんぐう」で合流した。長浜さんは、優しい顔立ちの人だった。この時点では「計画実行」の決断は未だ出来ていなかった。
此処での会話の様子と皆さんの意気込みと空模様を見て「雨が来ても午前中はパラパラ程度」と判断し「決行」を宣言した。1・淨福寺P(8:55~8:10)お寺のPに、駐車のお願いをしようとインタホンを鳴らした(馬さん)が応対無く無断で止めさせてもらった。コース下見が効いて難なく山に入る。初めのピンカーブから管理道から外れ尾根に乗った。ある程度のヤブは覚悟していたが快適に歩けた。
右ヒノキ林から始まり左右共ヒノキ林になり一コブ越える。その後中上りで城山に立った。名の通り城跡を想わせる僅かな石組みと可愛い一段の郭跡を見たが今までに見て来た城跡に比べると余りにも小っちゃな(狭い)面積。この事から想像するに「見張り台」か「狼煙山」程度の役目だったかも知れない。2・△城山(8:50~9:01)保護石・タグ・展望なし。
牧
下草なき雑木林を快適に進む。一つ目のコブから左ヒノキ林になる。間もなく管理道に合流したが一歩も踏み込まず尾根歩きに拘って進んだ。右が植林帯に変わる所も在る。324m手前で地図では完全に南尾根も現地では「右斜め前方」の感覚で危うくこの尾根に誘い込まれる所だった。3・📡(9:40)少し管理道を歩き山に入る。普通なら風に吹きっ飛ばされるコナラの落ち葉も此処では厚く重なっていた。間もなくザレになり滑りながら上った。
①
地図:亀野提供GPS軌跡
県指定の大杉
また鳥居の横に生える4抱えも有ろうかと思う太い杉は県の指定を受けていた。本降りの中、村中を歩いて車に戻ったが風雨の為、着替えもままならず。千本地区1・淨福寺(14:15~~14:30)その時目に入ったのが空のカーポート(寺Pと思う)そこを借りて一時着替えをした。結局お寺さんにお礼も言わずに帰ってしまった事が気になっている。
その後「道の駅」に寄って本格着替えしてホットコーヒー(100円カップ)飲んで川さんから差し入れ「醤油饅頭」を頂いて帰路に就いた。初同行の長浜さんは健脚でしたし久し振りに歩いたメンバーも脚力の衰えも無く「よかった よかった」それではまたの機会歩きましょう。
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愛宕神社から下る途中からの城山(14:10) (16)宇府山神社参道(14:10)
そんな事を想いながら下っていると前方が明るく開けた??そこには小さな社の愛宕神社が在った。15・愛宕祠(14:00)村人が定期的に清掃されているらしく落ち葉などは落ちていなかった。一息入れて整備された道をジグザグと下っていると朝方立った城山がピラミッドの山容で見えた。16・宇府山神社鳥居(14:10)祭神は確かめなかったが太い古杉の参道からすると古くから篤い信仰心で祀られているようだった。
(14)△東河内:北から(13:44) (14)愛宕神社:南から(14:00)
「489mキャンセルするで」南向きに下り始める。雨粒が次第に大きくなり本降りになっていく。植林帯・自然林又は左右片側が自然林の繰り返し尾根を下り続けた。14・△東河内(13:34)展望・タグ保護石無し。石標の上にソヨゴの倒木が屋根のように被さっていた。最後の中継塔から後は落ち葉でふかふかの膝に優しい歩きの連続だった。
上下写真:霧にまかれて11番へ向かっての尾根
川
亀
長
亀
レコーダーを忘れたのでコース状況の記録が取れない。メモは雨のため不可。携帯はバッテリー容量レッド表示。10・△千本(12:00~12:05)展望・タグ無し・保護石4個。ザックカバーはスタートから着けていたがここで全員カッパ着用した(私は上着だけ)。間もなく進行方向が定まらず楽しい?時間。自然林を進む。出始めた霧が次第に濃くなる。明らかな支尾根で現在地確認しながらすすむ。
亀
馬
(11:27)倒木尾根を行く (10)△千本:西から(12:00)
この状況は△千本までは続いたと思う。7・(10:37)コース確認して私がトップで進む。右の植林谷筋は風倒木で全滅していた。それを見ながら下って間もなく地図と地形が合わなくなり立ち止まる。方向が北寄りになっていて引き返し手前の東向き正規尾根に乗った。8番まで風倒木尾根が続いたと思う。「雨が降らぬ間に昼にしよう」8・昼(11:00~11:25)風を避けての早目の昼がグットタイミングで、間もなくポツリぽつり落ちてきた。
風倒木が出始める(10:33) こんなに素晴らしい所も在る(10:42)
「2月26日はここから南へ下ったんや」「ここからは未知の世界やで」皆さんに協力を願って踏み込んだ。右に左に支尾根を確認しながら進む(長浜さんはGPS持参のようだったが問わず本人も語らず。亀さんはカシミールで独自作成の地図も持参し読図を学習しながら歩いた)間もなく尾根北側からの風倒木が尾根に倒れ込んでそれを避けたり乗り越えたり進む。
4番から5番中継塔への道(10:55) 5番から一つ目コブ先の高木雑木帯(10:08)
4・📡(9:50)続いて最後の中継塔へ向かう。5・📡(10:00)ここでおやつを食べて発つ。山に入って直ぐ右手より桜吹雪に見舞われる。以後、今日のコースは太い、並み、細い山桜が転々と生えていて花吹雪を時には「雪か・・・」と錯覚する感覚に見舞われる時もあった。先のコブからは左に高木雑木は新緑前の柔らかい新芽が開き始め、その瑞々しさに癒されながら歩いた。6・(10:20)
(9:17)管理道に接するも尾根を行く (4)の中継塔への上り(9:46)
郭跡と思う地形 城山の頂き:西から(9:00)
(2)城山の頂き手前(8:50)