620 岩木山〜平倉(パートU)
眺めた尾根に心惹かれる。
惹かれたけれど雨と霰、残り時間も怪しくなって「ここから下山」は功判断。しかし、しかし。
やっぱりあの尾根歩きたくて、今日は一人で船谷地区へ。
目視出来るこんな尾根、ストレート尾根は此処だけか・・・。
コシダの尾根を上る(8:11) 振り返るとこんな景色(8:35)手前230m奥左肩居駒山
12日にリタイヤで下った所も見ると「ここしかない」と言う所を下っていて△平倉辺りも見えた。(3)へは30m位手前からシダの丈が胸辺りになり勾配も急になる。「困ったなー・・・右へ巻いて見よう」これが当たり、そのシダから逃れた。3・(8:51)ここからは踏み跡(獣道か?)が在り低い露岩尾根で快適になった。4・(9:10)
(3)手前から北方面(8:47) (3)からの尾根(8:51)
(8:54)辺りの尾根 (9:04)振り返る・奥から3本目下山尾根
岩木山へは進行方向から少し逆に上る事になる。5・△岩木山(9:16)石標を見て直ぐ引き返す。その後は12日に歩いているので難無く進めた。6・(9:26)〜7・(9:31)ここからは踏み跡が無くなる。12日は直線的に進んで細流を渡ったが今日は計画通り尾根通しで歩くことにした。
觀木帯から膝高さのシダ原を抜けた所で北方向へ向いたのが正解。8・(?)細流を渡らず12日に歩いたと思う所に乗った。点々と記憶ある所があり、その度にホッとしながら歩いた。9・(9:54)〜10・△平倉(10:15)おやつを食べながら休む。発(10:32)〜11・(10:38)北下方にかなり大きな水音がしていた。12日谷筋から上って374mへ歩いた時、左に見た高木雑木帯が気になっていた。
(5)岩木山:東から(9:16) △平倉手前で現れた道(12日と同じ)を歩く
(10)平倉:西から(10:16) (11)に立つ『山サキ』石標(10:38)
そこで今日はその辺りを歩くコース設定をしていたので12日にコース外れた尾根を今日は突き詰めてから谷へ下り374mへの谷筋を歩く事にした。(11)には『山サキ』と彫った珍しい名の石柱が立っていた。激下りはヤブツバキが群生し谷筋に立つ。A(10:44)人気の全く無い谷筋は自然そのものと思えたが歩いて見ると何だか林道跡とも思えるところも在った。
(A)から下流方面(10:44) (A)から374mへの谷筋に入る(10:47)
滑ら流しも続く(10:51) (B)昼食地点(10:57)
水量は374mへの谷筋の方が多くこちらが本流なのか・・・。その谷は凄く良い感じで「このコースに決めて良かった」。B(10:57 昼 11:13)弁当を食べていると今日も霰が少し降った。本流は左(北)へと入っていたのでそれと分かれて374mへ向かった。乗った尾根は扁平の雑木林。現在地確かでなかったが勘で南へ下ると記憶ある地点に出た。12・374m(11:29)
13・(11:32)〜14・(11:40)〜(13〜14)の間は柴ヤブ有り尾根も曖昧な為初めてだと不安になるだろう。15・(11:50)12日よりハッキリ見える下山尾根は今日も「ながいなー」と、思った。時間はタップリ有るし雨の心配も無かったので焦りは無かった。ザレを下り尾根に乗る。C・(11:49)今日のメインコースに乗ると踏み跡が在った。しかしムロ(ネズミサシ)が多くチクチク痛かったりする。.
(13)辺りの植生(11:33) (15)ザレの肩から下山尾根を眺める(中央)11:50
小さなコブもザレていて展望良し。尖がってよく目立つピークなので「麓のお寺(西蓮寺)の奥の院か祠が在るかも・・・」と思っていた。しかし、岩盤の上に立ち岩が在るだけのピークだった。16・270m(12:08)360度展望あり。コシダが続く尾根を行く。点々と下草無き所もある。遠くに生駒山も見える。振り返り樹海を眺めると感じのよい雑木帯に見えた。17・(12:27)
(16)270mピーク(12:06) (12:27)辺りはこんな尾根
こんな尾根も歩いた(12:30) (12:40)振り返る・平倉と15番が見える
18・238m(12:40)〜19・祠跡(12:55)ここにはコンクリートブロック積みの祠(奥行き2枚高さ3枚巾1.5枚)が在ったが中は空っぽだった。北面が伐採れ樹間からチラチラ見えていた麓の集落が丸見えだった。終盤は左ヒノキ林と右は照葉樹で薄暗い中下りだった。最後は墓地で朝の猪鹿除けのネットになり、ゲートを探したが見当たらず乗り越えて舗装路に出た。20・(13:10)
鳳引峠への上り口探しをしたが見当たらず(谷川の向こう側にそれらしき所あり)。1・船谷地区P(13:26)着替えていると小雨が降り始め次第に大粒になった「今日もラッキー」と思いながら帰路に就いた。
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18
2・230m
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