600 若井〜深山〜釜坂峠〜山田
※深山から釜坂峠まで加西市と市川町の境界
今年最後の歩き?歩き納めになるかも・・・「それじゃここしか無いやろ」と、出かけた先は境界歩き。
その前に寄った所は『ゆるぎ岩』やっと拝した『ゆるぎ岩』。
さて、メインコースの神社裏尾根ヤブを覚悟も開きあり「この開き深山まで・・・」と思うも途中まで。
とは言えその後も楽しい歩き。
深山からは点々と管理道に合流しながら、少し寄り道『△釜坂峠』返して乗った境界歩きで
再度立った釜坂峠。笠形林道「こんなに勾配きつかった」思いながら上りつめ、
林道外れ点名山田は、ほんに静かに立っていた。
ほぼ全コース小雨歩きも気温下がらず計画通り歩き切る。
畑町から眺める深山山塊 8:03 左山頂・右ゆるぎ岩分岐 安定感あり後ろから見たゆるぎ岩 8:26
ゆるぎ岩 8:26 ゆるぎ岩はこの岩の後ろに在る 8:23
ゆるぎ岩を見て念願叶ったがもっと不安定な感じで立っているのかと想像していたが安定感あり。「これじゃ誰が押しても動かない、これが動くと言う善人はどれ程の善人な成れば」と思ったりして引き返す。遊歩道歩きも楽しそうなので再度訪れてみたいと思う。河上神社鳥居P(8:34)計画ではこの林道で山を越えて若井町へ行けば丁度登山口の神社に着けると思っていたが太い鎖で閉鎖されていた。
小雨は降り続き帰宅しようかと思いながらも若井町へ向かった。1・礒崎神社P(9:10)祭神:田心姫命・應上天皇。礒崎神社のPの直近に『礒崎神社』の石柱が立っていて、その横に釣り鐘が有った。神仏合祀の名残りと思う。小雨の中「歩く」と決めて準備する。本殿へ参拝に上がると老婦が一人拝殿の床拭きをされていた「正月の準備ですか」掃除の手を止めて答えて下さった。
(1)礒崎神社P/下山後帰着の写真 13:24 礒崎神社(9:22)
「昔孫を連れて来て、昼寝したりしてよく遊ばせて貰ってね」「知り合いの方も同じで・・・その方の孫さんは今では高校生になった。その方は此処の掃除をされていたが体力的に掃除が出来なくなられその代わりに私が少しでもその後を継ぎたいと思って・・・」「あんたは此処の人じゃ無いな」「播磨町からです(播磨町は分からない様子だった)」
ここから深山に上ることを言うと、四十年位前か、釜坂峠から上った事があるとのことだった。白雑巾六枚持参で藁草履履き(拭く時滑らなくて良いらしい)で拭いておられた。掃除してることを誰にも知られたくないと言われていたが神様は見て居られるだろう。「気を付けてな」と見送られて神社を発った。発(9:35)「小雨にヤブか・・・」少し上ると金属網が張り巡らされていてゲート探しに移動する。
網は途切れたが今度は電柵が出た。恐る恐る電柵を無事潜る。尾根は明るく開け白いプラ杭が点々と立っていた。「深山からケーブルが埋設か・・・だとすると楽々やけど」そんな時、五輪塔も祭られた石祠を見る。(9:40)快適に上る。二つ目の祠(木製)を見る(9:51)少し展望あり麓の集落が見える。上方が明るく開けると現役のTVアンテナが立っていた。2・△若井・TV(9:58)
初めの祠(9:40) 二つ目の祠(9:51) (2)TVから東の展望(10:00)
東が広く開けて展望良し。△若井は?と思い少し探したが「もう一段上かな」と、軽くやり過ごす(どうやらこの近くに石標が在ったらしい)。3・(10:07)ここから少し下れば△若井と思い下って行ったが見当たらず引き返す(10:11)元に戻る。3・(10:17)「三角点はTVの所に・・・馬さんが居れば見つけられたと思うが・・・」先へ進む。明るい開きはTVまでで白い杭も無くなる。
しばらく右ヒノキ林が続く。二つ目コブ先コル右(北)から道が上がって来ていたが左(南)へは確認できず。4・(10:30)小雨は降り続くが気になる程で無かった。「間違いないと思うが深山に繋がる尾根かな・・・」そんな時、上方に大きな紅白鉄塔が見え、ホッとして上り続ける。5・△深山(10:42)明石大橋が見えると言うポイントまで行って見ると主塔がうっすらと見えた。
(3)への尾根(10:05) (4)からの尾根(10:35) (10:40)
(5)△深山:東から(10:42) 深山鉄塔下から東の眺め(10:46)左下山尾根・右上り尾根
管道を上っていると道の下から大きな鹿が一頭走り去った。右下ガスの切れ間から上って来た尾根と下山尾根と集落が見えた。境界歩きに入る(10:48)杭は立っているが確かな切り開きは無い。しかし歩くに難なし。間もなく管道に合流。6・管道(10:54)小雨が降っているし「管道歩くか・・・」の誘惑にもう一人の自分が「そりゃあかんやろ」で、山に入る。觀木帯の緩上り。7・(10:59)
少し明るくなり雨が止んでいた「今の内におやつを食べとこ」休発(11:05)觀木帯から右植えっ放しのヒノキ林になり、間もなく再度管道に合流する。8・管道(11:12)右(東)の谷から道が上がって来ていた。ここは暫く管道歩きでしか進めない。山に入っても左下の路を見ながらの歩きが続く。9・管道(11:17)ここから△釜坂峠へ管道歩きをする。
(6)管道(10:55) (7)への上り(10:58) (8)管道(11:12)
△への取り付きは間違いようの無い広く確かな開きがあった。△分岐(11:20)快適歩き。10・△釜坂峠(11:23)タグ、展望無し・保護石4個。しっかりと原形を留めた木の杭(今では珍しい)とプラの杭が立っていた。南尾根に鉄塔が見えたので少し下ると深山から日光寺山の尾根が見えた。△の北裾に杭と共に北西尾根へ巡視路があった。△発(11:30)おやつから雨は上がって気温は下がらず快適。
(10)釜坂峠への道(11:22) (10)△釜坂峠:北から(11:24)
計画では(9)まで引き返すつもりだったが(11)へ直接巡視路が上がっていたのでこれを歩いた。11・鉄塔(11:36)右ヒノキ林を下ると管道に出る(11:41)ここから次のコブ右下斜めに巡視路が入る。そこから山に入る。12・(11:44)下っていると運良く字が彫られた石を見つける。自然石(写真)に『クリス H21 7.23』と彫られていた(グラインダー使用)クリス石(11:46)意味不明のまま後にする。
リス石(11:46) クリス石から先の尾根
その先は平滑な地形で右に曲がると「また迷走?」と思うくらい枯れ枝が塞ぐヤブが続き、間もなく管道に出る(11:51)また山に入る。13・(11:55)R145を走る車の音が聞こえ始める。284mへの上りから小シダが出る。14・284m(12:00)ウラジロのヤブ(短い)を抜けてヒノキ林の急下りをし舗装路に出た。釜坂峠・R145(12:05)記憶新たな道に降り着き笠形林道へ向かう。
釜坂峠に立つ:加西市側から(12:05) (15)笠形林道分岐(12:10)
15・分岐(12:10)(11)の鉄塔辺りの尾根が見える。12月5日に笠形林道を下った時には特に感じなかったが今日歩くとかなりキツイ上りだった。16・林道外れる(12:23)△釜坂峠から丁度1時間経過。取り付きコブは鉄塔(△釜坂峠からの送電線)が建ち伐採されて丸裸になっていた。5日にはどうだったか・・・気が付かなかっただけとは思わないが・・・木の切り口は新しかった。
深山方面が広く見えた。尾根を少し下った所に△石標が在った。△深山と同じく鉄塔建設の為移設かも知れない。△山田(12:33)四等なのに珍しくタグが付く、展望無し、保護石はこれまた珍しく有り合わせもいいところコンクリ破片と石の破片と自然石の三個だった。右ヒノキ左觀木帯を下る。17・(12:36)里までこんな尾根か・・・株立ちの太いヤマモモの木が続く。
笠形林道から外れて直ぐのコブ:北から(12:23) △山田:西から(12:27) (12:40)
横ばいになった所で思いもよらぬ祠が有った。小振りながら風格あり、曰くありげな造りだった。形としては礒崎神社から上り始めの祠に同等に感じた。尾根右(西)に此処への道が付いていた様に見えたが確認せず尾根を下った。ここからの下りが一変し、しばらくシダヤブになった。その後ヤブっぽいヒノキ林から表しようのない植生尾根を下り間もなく鹿網に沿って下ると農道に出た。18・(13:00)又降り始めた小雨の中R145に出て礒崎神社へ向かった。1・礒崎神社P(13:30〜13:40)
歩きの記録にもどる トップにもどる
加西市畑町
3
@礒崎神社
神埼郡市川町・
3町境界
神埼郡
福崎町
2.若井
248.7m
↓