545 波佐利山
栃原橋で車を離れ、林道歩けば小雪舞う。105班管理道から尾根に乗って北へ歩いて波佐利山。
木間に見えた氷ノ山は「もういいですかと」雲に隠れる。
早々と下ったコースは計画の管理歩道に繋がらず、ズリズリ滑りで下った谷底、ホッと一息昼ご飯。
「現在地合っていればもうすぐ林道」地形図通りの緩い沢。
滑らや岩や小石を渡り予想通り林道着。
最後の楽しみ取って置いた103班の歩道歩き、原生林と清流と点々残る紅葉に感動感激自然に感謝。
自宅発(6:25)〜明姫R〜姫路BP〜R29〜山崎町〜波賀町原音水渓谷入り口(8:25)〜
A・東屋(8:38)〜B・栃原橋P(8:45〜8:55)〜C・(9:07)〜1・林道終点(9:41〜9:45)〜
2・(9:50)〜3・(10:55 休 11:00)〜4・(10:07)〜5・(10:13)〜6・1122m(10:19)〜
7・波佐利山(10:40〜10:45)〜8・(11:00)〜9・(11:50 昼 12:10)〜10・(12:30)〜
11・(12:46)〜C・(12:55)〜B・栃原橋P(13:10〜13:21)〜A・東屋(13:30)〜
103班管理歩道周回〜トラブル発生〜A・東屋発(14:30)〜往路〜山崎(15:30〜16:50)〜
往路〜自宅(19:03)
波佐利山へ向かったのは二度目。初めは02.11.3に東屋に車を置き、妻とMTBを連れて林道を突き詰め、即尾根に乗って波佐利山を目指したが間もなく雪の為リタイヤ。その後105班の管理歩道を周回して下山した。それ以来で二度目。音水渓谷に入ると夜来の雨で路面に水溜りが多く、よりユックリ走る。
渓谷沿いの雑木は殆ど葉を落としていたが黄紅葉の名残りに歓声を上げながら走った。。A・東屋(8:38)車が一台止まっていた。「帰りにここの管理歩道を歩こう」で意見がまとまる。東屋からの林道右下清流に沿ってB・栃原橋P(8:45)外気温は2度、その中で支度する「寒いから支度が終わり次第発ってね」何時ものように私が一番遅れて発った。発(8:55)
(B)栃原橋:南から(9:03)
馬さんの提案とも合って栃原橋から歩く事になっていた。C・(9:07)「右(北西)の谷へ入る林道の様相は・・・」と気になる。そんな時、小雪が舞い始める。落ち葉の上の白い物は雪だった。「あれが波佐利山や」と馬さんが言うピークは特徴の無い頂きだった。「次か・・・次は・・」と尾根を回り込むがなかなか林道終点に着かなかった。1・林道終点(9:41〜9:45)
看板を見たりして発つ。直尾根に上りかけたが結局一般コースとなった。管理道は、昨日勤労感謝の祝日だったのでかなりの人が入ったようで、かなり踏み込まれていた。2・分岐(9:50)間伐の入った植林帯を上る。3・(10:55)半雑木尾根で一休み。馬さんから大福餅が配られる「いつもありがとう、頂きます」。発(11:00)
(1)林道終点(9:49) (2)分岐からの上りで何か言いたそうな・・何か言っているような木(9:54)
(2)分岐の案内板(9:42)
尾根だけに残った根曲がり雑木帯を行く。名も知らぬ小鳥の群れが道案内?尾根右(東)に宍粟スギが点々と出始める。4・(10:07)波佐利山案内板に『30〜35分』との落書き?あり。5・(10:13)雑木の伐採は依然と続く。尾根の雑木が必要以上?に伐採されて深山の趣が台無し。6・1122m(10:19)『20〜30分』の落書(助かります)きあり。
より宍粟スギの大木(古木)が出始める。この辺りだったか木間から三久安山等が見ていた。次第に上りに掛る。木間から氷ノ山方面が見える。『左に曲がると波佐利山や』馬さんが言う。7・波佐利山(10:40)展望少し・保護石、タグ無し。止まると「寒っ」「あれ氷ノ山違う」「そうや!!避難小屋らしき突起が見える(視力2.0?)」集合写真を撮って再び氷ノ山を見ると物凄く濃い雲に覆われていた。
(3)尾根:東から(9:58) (6)1122mの先宍粟スギの古木の下を通過(10:24)
△波佐利山:南から △波佐利山:南西から(10:44) 後左から中・寺・馬 前左横
下山は、ここから直接管理道に取り付いて宍粟スギを見る事になっていた。馬さんが「引き返そう」と言う。私?「もう少し先の尾根から下ろう」。で、県境を先(北方)へ進む(私の勘違い)。発(10:45)前方木間から同定出来ないが素晴らしいピークや山並みが見えていた。そして直ぐの東支尾根を右(東)へ下り始める。
計画コースの地形とも合いヤブも無く疑う事無く下った。私「この辺から谷へ下ろうか」馬さんの返事ははっきりしなかった(その訳は間もなく解決す事に成る)。8・(11:00)激斜面を慎重に下る面々を後に、私は下見がてらに先行し歩き回るも有る筈の管理歩道には巡り合えず、宍粟スギも見当たらず間違い色が濃くなる。
間もなく間違いが決定的になり待機していた仲間に声を掛ける。「コース間違ったけどこのまま谷を下ろう」ズリズリズルズル(ズリとズル同じか?)滑りながら下り切った。9・(11:50)細流が合流する所で頭上も明るく開け風も無し「ここで昼にしょう」激斜面を無事下り切って安堵の中、水音も軽やかで食事所としては良し。現在地確認しながら手弁当を食べ始める。
(8)間違い尾根からのズリ下り(11:06)後上寺・横 (9)弁当所:下流から(11:50)
「現在地間違っていなければこの谷筋は緩やかで林道まで遠くは無い」寺さんが柿を配る。「甘くて美味しいわ」なんて言っている時、寺さんが足を滑らし私が柿を入れてもらおうと差し出した弁当を跳ねあげてしまい弁当の御飯は飛び出し地球に着地。そんな時中さんが「コーヒー入れていたコップが倒れたー」と地球が飲む。
私が配った干し柿、これまた「甘くておいしいわー」なんて食べていると馬さんの手からこぼれ落ちた柿が石の間に入ってしまい取り出すのに一苦労・・・。楽しい昼ご飯が終わる。発(12:10)波佐利山からの下り「馬さんの言う事を聞いておけば105班管理歩道に合流出来ていたのに」とか思いながら谷筋を下った。
谷筋は周りも明るく、細流を左に右に渡り、滑らを下ったりしながらほぼ難無く予想通り林道終点に出た。10・(12:30)「まっこの林道も気になっていた事だし・・・これはこれで良かった」と納得。谷筋は大した自然林も無く見る物は無かったが所々で素晴らしい川床を見た。林道分岐。11・(12:46)
谷筋の下り(12:14) 谷筋の下り(12:23)
(10)林道終点に出る(12:30)
そして、間もなく林道本線に合流する。C・(12:55)〜B・栃原橋P(13:10)この橋は昭和50年に架けられていた。発(13:21)〜A・東屋(13:30)朝止まっていた車は無かった。ザックを残し身軽で103班管理歩道周回に出た。 所々に幼木のモミジが紅葉を残していた。
残された原生林も奥へ進むほどに原生林の本来の凄さを見せ付けられる。太いトチノキやミズナラに感動しながら自然に浸った。「引き返そうか」林道へ繋がる対岸の遊歩道は在ったがそれに繋がる川渡りの箇所が荒れていて全員が安全に渡れるのは無理と判断し川に沿って下った。
103班入って間もなく(13:33) (13:34)
(13:40) (13:48)
川床に滑り落ちる山肌の所もあり、慎重に進んだがある所で川床に滑り落ちると言うトラブルが発生した。しかし、お陰さまで大事無く車に戻れ帰路に着いた。A・東屋発(14:30)時間が有れば山崎の最上山の紅葉を見る予定だったがキャンセルとなった。皆さんお疲れ様でした、おやつを有難うございました。
9
2
B
栃谷橋
青線
計画
A東屋