535 三ツ森〜文殿〜政井
四辻から、山に入って境界目指せば『福井さん』でコース外し、「挨拶代わり」と引き返す。
『ウリュウド』歩きと変わらぬ開きも、至極悪い視界と展望、期待の雑木もなかなか見られず
「その内何処かで」我慢の歩き。
『△三ツ森』先でパッと開け明神山塊眺めながら遠足気分でおにぎりタイム。
『△文殿』の眺めは美しくも鋭く尖がる三角形、耐えて耐えて『△文殿』の頂き。
類を見ない美品石標、おやつを食べて「後少し」下った正面『尾切れ』の岩塊、
立った所も尾切れの崖上。重い足で急登返し、古峠目指せば新設三角。
『△政井』地形図の標高462m新設で『三角点の記』では458.72m
△菅生や小谷でも同じことが起きているのはGPSによる正確な測量に依る誤差と思われるが・・・
自宅発(6:58)〜明姫R〜姫路BP〜姫路西IC〜R=411〜四辻交直進〜菅生ダム(48.1km)
〜夢前町小畑〜1・自デポ(8:31〜8:35)〜引き返し〜2・四辻交P(8:48〜9:05)〜
3・TV(9:18)〜4・(9:31)〜古峠〜5・福井(9:39)〜東尾根下る〜引き返し(9:48)〜
5・福井(9:55〜9:59)〜6・境界(10:05)〜7・(10:20)〜8・343m(10:25 休 10:30)〜
鉄塔下(10:39)〜9・(10:50)〜10・(11:04)〜11・(11:11)〜12・三ツ森(11:28〜11:36)
〜13・反射板(11:40 昼 12:15)〜14・(12:21)〜15・(12:27)〜16・(12:42)〜
17・(12:57〜13:00)〜18・林道(13:17)〜19・(13:33)〜20・(13:53 休み 13:57)〜
21・(14:11)〜22・文殿(14:23〜14:38)〜南西尾根下る〜奇岩(14:43)〜A(14:56)〜
B(15:02〜15:08)〜引き返す〜A(15:16)〜22・文殿(15:34)〜23・(15:52)〜
24・(15:58)〜25・(16:05)〜26・地形ややこしい(?)〜27・政井(16:38〜16:48)〜
28・(16:54)〜29・古峠(16:59)〜1・(17:16)〜自転車で走る〜
2・四辻交P(17:33〜17:40)〜引き返す〜ダム(17:47〜18:15)〜往路〜自宅(19:08)
(3)先の尾根:東から(9:20)
福井で写真を撮ったりしてるうちに進む方向を見誤っていたようだ。5・福井(9:55〜9:59)正規方向に身を置くと90度の方向に間違って下っていた。少し進むと左が高木雑木帯になるが中国道の車の走行音がうるさい(車も見える)6・境界(10:05)赤のプラ杭が出る。境界は南へ下っている(中国道が在る為登山口を変更した)間もなく左右ヒノキ林になる。右樹間から明神山が見える。
「今日はいるかも」と思っていたヒルの姿は見られない。7・(10:20)西尾根へ明るい開きがあり巡視路と思う(この尾根からの上りも考えていたが長い距離の四辻を選んだ)短急登の左樹間から何処かの集落が見える(帰宅後確認すると安富町の安志地区だった)。8・343m(10:25)暑い事もあって一息入れるおやつタイム。発(10:30)鉄塔下から西に先程の安志地区がより明確に見え、東には明神山が見えた。(10:39)
鉄塔下から西の安志地区の眺め(10:36) 鉄塔下から明神山の眺め(10:39)
目先のコブを越えた横ばいは、軽い倒木越え。巡視路は上り返し間もなく右(東)へ入っていた。左右植林帯も間伐が入ってかなり涼しさを感じる。中上りで一段上り切る。9・(10:50)緩上りで右が觀木帯になる。二段目からは右が心地よい雑木林になる(視界は無し)落ち葉でふわふわ。右植林帯になる。
(9)当たり(10:55) (10)への上り尾根(11:02)
その植林が消え、かなり長く感じて上り切る。10・(11:04)展望なし。下り中頃からは左右ヒノキ林。11・(11:11)コルの尾根左に炭焼き窯跡があった。緩上りから中上りになる。左高木雑木帯になる。三ツ森へ上りは、西寄りの支尾根に乗り、西面の急斜面を見ながら上り切る。12・三ツ森(11:28)保護石・タグ・展望なし・二か所欠損。頂き地面は開けていたが頭上は枝葉が覆っていた。「ここで昼にしょうか」「展望の良い所まで行こう」と馬さん。発(11:36)
三ツ森への上り西面(11:25) 三ツ森:南から(11:27)
展望は鉄塔下から全く無し。冬枯れ時期ならどうなんだろう・・・。『展望無き歩き』それはそれでワクワク感もある。横ばいを行く。予想ではウリュウド並みのスバラシイ展望も期待していたが余りにも期待外れ。地籍調査の杭は打ってあるがマーキングは疎ら、切り開きは近年で無くその点は良かった。などと思いながら歩いていると突然前方が明るくなった。13・反射板(11:40)
反射板の向こうには見事に尖がる明神山が聳えていた。「この眺めで後は何が無くても満足やなー」今までの不足心が吹っ飛んだ。「ここで昼や」敷地内は芝生状態『緑の風』を受けながらのんびり遠足気分で自弁を広げる。馬谷地区からダム(湖面は見えない)もみえた。何時になく長居した。発(12:15)
下左写真:菅生反射板からの眺め(11:40)写真では感じ得られないが現実は明神山は目前に在り凄い存在感だった。薬師・小明神・西の明神・尾切れ・そうびろ山・ダムが写っている
3番反射板から見事に尖がる明神山など 反射板 11:40 反射板の方から 12:12
反射板の先は地図通り扁平な地形。険しい山塊の尾根に不思議を感じる。緩い下り尾根は太いアセビが続く。左(西)からの風で落ち葉が飛ばされ、尾根右に吹き溜まっている。14・(12:21)〜15・(12:27)東支尾根を覗いていると大形のリス2匹が地面から木に登っていった。赤のテープに『反』と書いて訳のわからない字が数文字。
尾根右が今日一番のスバラシイ高木雑木帯になる。16・(12:42)ヤマツツジが群生(少しオーバー)していた。尾根は松林で落ち葉でフカフカ。やがて雑木帯に変わり緩く上っていると雌小鹿が三頭右から左へ跳び去る。左ヒノキ林になる。(17)の取り付き(12:53)境界は、ここから東へ向かう。ここにも先程の案内が有った。判読不明も「生 LEFU」は読めたので『菅生 LEFU』つまり『菅生反射板』への案内だった。
(16)への上り尾根右(12:37) (16)ヤマツツジ(12:42) (17)反射板案内(12:53)
17)から北の眺め(12:57) (17)からの下り(13:11)右文殿
「なにも無いと思うけど最高点へ行きますか」「行って見よう」北面(放置伐採地)が明るかったが視界は塞がっているよな気がしていた。がそれに反して久し振りの展望が得られウリュウドの頭・鎌倉岳(大岸壁も)と是に繋がる前回の(15)番ピークが見事に尖がり、ドームの小畑など。この横ばい尾根の西に「大谷山四等が在るが・・・余裕無し」17・(12:57〜13:00)
境界に戻ってからの下りは、放置伐採地で激イバラ。右の雑木帯に逃れ下る。コルには予想せぬ林道が上がって来ていた。18・林道(13:17)地図記載の林道が延長されていた。また北の谷筋にも作業道が付いていた。横ばい尾根は伐採倒木あり。短急登途中から右に△文殿が見える。
(18)林道:東から(13:17) その先横ばい(13:23) (19)への上りで文殿を眺める(13:25)
文殿のエゲツナイ急登を見て「あれ登るんか・・・登れるかなー」「焦らず登ればその内登れるわ」と馬さんに励まされる。19・(13:33)ここから文殿の眺めはより傾斜がきつく三段階になっていた。下りに入るとジャケツイバラが出て痛い目にも遭った。登りは、急登と風倒木に阻まれ難儀「疲れた〜」20・405m(13:53)休みに入る。
(19)の下りからの文殿・右21番(13:35) (20)下から(17)を振り返る(13:41)
オレンジを食べる。半分残しておこうと思ったが止められなく全部たべてしまった。発(13:57)傾斜は更にキツク両手で木を掴みながら登る。北の眺めで山並みの谷間にウリュウドが覗く。21・(14:11)短い横ばいで三段目登り切る。22・文殿(14:23)タグ・展望・視界無し・保護石四個。机上では「原生林で樹間から感動の展望が・・・」だったが。
石標を見て感動。天もサイドも角が見事に落とされ、石質が御影石で無く(思う)青み掛っていたせいも有るかも知れないが工芸美術品の様な感じを受けた。文字は『国地院』本来は『国土地理院』と思っていたので気になった。おやつを食べて発つ。(14:38)短い横ばい後、肩に立つ。
△文殿南から(14:23)
奇岩:下の石は水平で面積は二畳位有るの石は別物で持ち上げて丸み帯びた石を噛ましたとしか考えられない・・・ような。また、何かが玉をくわえている様にも見える。境界から外れた事で見られた。
何故か茶碗が一個・・・
杭とマーキングは、ここでもY字に分かれていた。(19)前後から文殿を眺め「下りは右側へ』との先入観のままコンパスで方向を確かめず、右の杭とピンクのテープを追って左植林右觀木帯の植界下った。間もなく自然の妙なる奇岩発見。何故か下の岩の奥に無傷のお茶碗が一個?何で・・・。「馬さん写真撮って」それほどまでにどうして出来たのか不思議な不思議な岩。奇岩(14:43)
更に下る。A(14:56)一部切り開かれて正面に『尾切れが』見え、しばらく眺める。方向を確かめると東向きでOK。下っている道の跡は在るものの開きが無くなり「おかしいなー」踏み跡はマーキングと共に左の谷へ下った。それもその筈、立っている所は崖の上で、左から正面上方に大きな尾根が横たわっていた。「あの尾根と違うか」。「馬さん間違っとるで」B(15:02〜15:08)
このまま下れば直ぐにダム湖畔に下る。「引き返そう」いとも簡単に言う馬さん。「下って来たあの急斜面を登るのか・・・」A(15:16)「今頃になって気が付く・・・正規コースでは『尾切れ』が正面に見える筈無い」「後で気が付くあんぽんたん」昔言葉を口にする。二度目の間違い・・・リードしてきた責任を感じつつ重い足取りで登る(一人だと多分ダムへ下っていたと思う)。(22)文殿まで戻らず途中から境界へ向かった。(15:34)
政井の奥のピークはR411の東尾根の620m (26)辺りの岩稜(露岩)16:15
文殿に戻る途中から(15:25)
界は、より険しい下りだった。杭の天に『地籍調査』のアルミ板を見て間違いない事を確認。コルからは岩稜が続く。23・(15:52)〜24・(15:58)マーキングはY字に入る。慎重に確認して進む。25・(16:05)発ってから7時間経った。「距離は今日の方が短かったのに・・・」右ヤブツバキが群生する。26・地形ややこしい。境界杭が必ずしも最高点を通過して無くて頭を悩ました。
左にウリュウドが見える。やがて上方ピークが明るく開ける。ウリュウド歩きの経験から「何かあるでー」新設の三角点が立っていた。27・政井(16:38)展望なし。東尾根へも開きがある。用心々。発(16:48)調査の杭は打ってあるが歩き易いとは言えない。右樹間からウリュウドと下方に小畑地区の下山地点辺りの集落が見えた。短い上りを終える。28・(16:54)太い樅の木が見えてきて古峠に着いた。29・古峠(16:59)4月24日と変わらぬ倒木帯を下り舗装路に出た。1・(17:16) ※結果ヒルは未だ出ていませんでした。
政井:南から(16:38) (29)古峠:東から(16:58) 峠からの下り(17:07) 舗装路に出る:東から(17:1)
帰路夢前町中津田地区から文殿を眺める(18:04)
反射板地点の一部も見えた。
※今日の境界歩きに依って夢前町の町境界踏破完了まで一スパンと成った(現在19分割)。
その一スパンとは広嶺山と弥高山の西に在る『姫路カンツリー倶楽部』の南で約2km(マップ計)となった。
※新設△政井 点名は羽根田様に教示願った。
個人の持ち山で姫路市末広字政井から付けられている。H18.9.15設置
(4月24日の△小谷の設置日と同日)
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@・自デポ
※7〜29:安富町と夢前町の境界
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文殿石標:南から(14:23)