8・昼・434m

12

520  感状山〜西山〜三濃山


山友と山を歩けばまた楽し。歩き慣れたるこのコース黄葉期待も時季早し。

上り下り繰り返し、着いた頂上『三濃山』気になっていた樫の古木は奇跡的にも新芽が伸びる。

岡山県から来た人達を見送り下った『光都』への道、中程現る遊歩道の探索兼ねて辿って行けば、

更に良き尾根目に入り、またその尾根に入り込み高木雑木に見惚れている内・・・。


八柱神社(瓜生公民館)〜感状山/城跡〜西山(339.3m三等)〜434m〜472m〜

求福寺教寺〜三濃山(508.6m三等)〜368m〜光都〜路線バス〜八柱神社


◎所在地 : 相生市矢野町瓜生・森地区の北山塊

◎地形図 : 2万5千図  『二木(ふたつぎ)』

◎山行日 : 2010.11. 6 (土)   快晴

三濃山 @93.11.29  A95.11.23  B01.2. 4  C08.12.10

感状山 @93.11.29  A01.2.4  B08.12.10

西山 @01.2. 4  A08.12.10457

◎山行者 : T・カブト(仮称)/馬場・大柿(車)・川上・安藤・寺本・横川    Age=63

◎コースの見所 : @羅漢の里  A感状山城跡(展望・高木雑木)  

             Bコース全域植林帯少ないのも魅力  C三濃山からの展望

◎走行距離 : 往路 51.9km(トイレ経由)  往復 103.8km

◎バス代=360円


自宅発(7:40)〜明姫R〜姫路BP〜たつのBP〜相生市〜竜泉交右折〜R=44〜

相生市矢野町上〜1・八柱神社/瓜生公民館(8:43〜9:00)〜2・展望所(9:14)〜

3・遊歩道分岐(9:27)〜4・感状山/城跡(9:37 休み 9:50)〜5・西山(10:12)〜

6・鉄塔(10:25)〜7・(10:43)〜8・434m/鉄塔(11:00 昼 11:24)〜9・472m(?)〜

10・分岐(12:06)〜求福寺教寺〜11・三濃山(12:15〜12:35)〜12・分岐(12:50)〜

遊歩道〜13・遊歩道外れる(?)〜14・遊歩道復帰(13:25)〜15・舗装路(13:36)〜

16・バス停(13:50〜発14:15))〜バス乗車〜17・瓜生東B/S(14:28)〜歩き〜

1・八柱神社/瓜生公民館(14:39〜15:00)〜往路〜自宅(16:22)


『兵庫山楽会』は諸般の事情で解散になった。『兵庫山楽会』として最後の歩きは2010年2月13日多可町『黒木山〜竹谷山』だった。その後、私の病の事もあって、なかなか歩けず。その残党?での山歩が今日やっと実行できた。『山歩きをする、山歩きをしたい』と言う共通の思いの人と歩けば楽しい。皆さん良い人ばかりで感謝している。走路たつの市からは、私のお気に入りR=5を走りたかったが今日はBP終点まで走ってR=2相生市竜泉交差点から瓜生を目指した。

瓜生の山並みには霧がかかっていた。登山の前に用を済ませるべく『羅漢の里』へ向かっていると14日に開催される『もみじ祭り』の準備で案山子の配置で賑わっていた。八柱神社横に新築の公民館に車を止めさせて貰った(居合わせた住民に快諾/馬場)。1・八柱神社/瓜生公民館(8:43)空には一握りの雲も無い快晴のもと発つ。発(9:00)『バクの道』何でバクの道なのか・・・。


公民館横の土壁の建物(8:59)

境内のイチョウは少し色付き始めたところ。道は神社の東端からで、しばらく山肌を次第に上って行く。間もなく鹿ゲートを通過。落ち葉は、残念ながら昨年のものばかり。落葉樹の黄葉も見た目には始まっていない。尾根に着くとそこは右(東)が一部伐採されて展望所になっていた。2・展望所(9:14)ここから本丸と特に目を惹くのは高巌山の南北岩頭だった。小休みして発つ。

 
(2)展望所からの眺め(9:14)左本丸・右奥高巌山の南北岩頭  (2)展望所:南から(9:14)

後は尾根又は尾根右下を緩く上って行く。『羅漢の里』からの疑木階段の遊歩道に合流する。遊歩道は『物見砦・大手門』の案内あり。3・遊歩道分岐(9:27)相談の結果遊歩道を使わず、そのまま続く横ばいの山道を進んだ。ガラ場(築城に関わる石か?)となって間もなく尾根に向かって上り始める。尾根近くに在る『井戸跡(≒2m×1m)』を通過すると直ぐに尾根の平坦地に出た。何段かの郭跡を通過して本丸の一段下で休憩する。4・感状山/城跡(9:37)

リンゴ・レモンのはちみつ漬け・おかし等頂く。休み発(9:50)本丸跡の雑木も色付き始めだった。本丸から下り掛けるとチエンソウのようなエンジン音がした。私は何故かとっさに「バイクかも」と言った。それは当たっていて若者二人がバイクで上がって来ていた。マナー違反もいい所で、ここへの乗り入れ行為に忠告をしたかったが出来なかった事を悔いる。横ばいと緩い上りをしてると「三角点あったよー」と、川上さん。△西山に着く。5・西山(10:12)

  本丸一段下(9:42)   本丸一段下から(9:42)          (5)△西山:西から(10:12)

石票は馬さんが「前回草刈りをした」と言うだけあって分かり易くなっていた.。下っていると送電線に沿って巡視路らしき切り開きが東へ入っていた。谷筋を下って上ると大きく開け鉄塔。6・鉄塔(10:25)小休みして発つ。間もなく真砂土が露わに低松が生える地帯に出る。「何処を上る」と、言う位の短急登。振り返り「玉子岩」を見ようと探すがとうとう見られなかった(前回も見られずだった)。

 
(6)先の真砂土短急登(10:34)          (11:48)この時期この木だけが色付いている

視界塞がるも松林あり、雑木帯有りの歩き。7・(10:43)〜8・434m/鉄塔(11:00)「三濃山まで行くか早いけどこでこ昼にするか・・・」「朝が早かったので・・・」鉄塔下から的場山なども眺めながらの昼に決まった。発(11:24)話しながら快適に進んだせいで472mは、いつの間にか通過していた。桧の植林他に入ると間もなくR=44に繋がる道に交わり、上って行くと求福寺教寺下で羅漢の里からの一般道と合流する。ここに地形図を拡大した大きな大きな看板が新設されていた。求福寺教寺通過して三濃山に着いた。11・三濃山(12:15)

熟年男女が10人近く居た。訊くと岡山市備前から来たとの事。「和気アルプスにも来て下さい」「何度か行きましたよ」このGは会員が70名位で兵庫県の山にもあちこち登っておられた。本当に小春日和の様な麗らかさを感じた。気になっていた頂上に生えるアカガシの古木「今夏の猛暑でもう枯れてしまっているのでは・・・」と思っていたが力強い『新芽が伸びていた』保存会の皆さまの手厚い保護対策があっての事だった。

     
三濃山頂上:南から(12:29)  三濃山頂上:南から(12:19)岡山県のGも交じって

岡山県のGを見送って、私たちも発とうとしたとき馬さんが「18分位で下ってしまう(大看板では20分)」と言う。そこで「私と馬さんはここから羅漢の里へ下って車を回そうか」と言う事になり掛けていたが私はここから光都への下りは初めてだったので案はキャンセルになった。発(12:35)感じの良い高木雑木を緩く下って行く。余り踏み荒れていなくて、これも良かった。12・分岐(12:50)北東への境界も開きがあった。「西の尾根が今まで以上にスバラシイ」と思い見ていると落ち葉で覆われて分かりにくくなっている遊歩道を見つけた。

何処へ繋がっているか不明だったが『多分 光都 へ繋がっているだろう。引き返す事も有り』を覚悟で踏み込んだ。遊歩道は(13)地点から北尾根へ向かう。(13)から遊歩道外れ、更に続く北西尾根を進んだ。下草無く高木雑木帯で「ええ尾根やんなー」なんて言いながら進んだ。そろそろ舗装路に向かって方向転換しなくては・・・地形図を見ながら東向きの谷を下って 光都 への舗装路に出ようと谷を下る。谷筋合流点からは右山肌から尾根までがスバラシイ高木雑木帯。色付き始めたナラの葉を西日が照らして感動する美しさに歓声が上がる。

 (13:45)尾根              谷筋から魅力の北尾根を見上げる(13:21)

ガレ場と湿地の谷を下っていると、後方から「右(北)の尾根を越えないと舗装路に出られないのと違う」と川さん。確かめると北向きに下っていた(鈍感と老眼で地図の、尾根と谷筋を見間違えていた)。下り初めは確かに東向いていたが・・・急斜面をズルズル滑りながら上り切ると(13)で別れた遊歩道と合流した。14・遊歩道復帰(13:25)遊歩道を外さなければ間違いなくここへ下って来ていたと思う。樹間から舗装路が見え、目的通りの所で舗装路に出られる事が分かりホッ。

後日今日の計画コースを歩く為の下見を兼ねていた川さんは「この遊歩道を取り入れる」との事だった。少し休んで舗装路を目指す。遊歩道は間もなく途絶える(道の続きは踏み跡程度で谷へ下っていた)そこには『三濃山1540m』の行政の道標が立っていた。そこから水平に歩いて舗装路に出た。15・舗装路(13:36)舗装路からの入り口には『三濃山 上郡』の看板(40p×25p位の白色プラスチック板に赤字)が無造作に置かれていた。

この遊歩道は完成後(中途の感は否めないが)使われていたのか・・・使われていてある時期から使われなくなったのかは分からないが現在使われているコースに比べれば比較にならない位快適コースと思う。難は駐車スペースが無い事か・・・。舗装路沿いに紅葉始まった『ナンキンハゼ』に感動しながらテクテク歩いてバス停へ向かう。16・バス停(13:50)約30分待ちだった。すぐ傍に在る高校の男子生徒が3人、その後、発時間が迫って来ると人数が増えてきた。時間が経過しても麗らかな感じは相変わらず。おやつやを食べ、お茶を飲んだり山やスキーの話をしたりして時間を過ごした。発(14:15))

 バス路線:西から(13:49)              バス停(14:14)

バスの中から『玉子岩』を探したが見つからず。17・瓜生東B/S(14:28)〜歩き〜1・八柱神社/瓜生公民館(14:39)着替えて羅漢の里へ。トイレ・買い物をしたがここで再度岡山県から来ていたグループに出合った。発(15:00)


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13

11・508.6m

16

10

15

9・472m

14

12〜13〜ピンク〜14=遊歩道
12〜青線〜15=計画コース
12〜13〜14〜15=今回歩いたコース

←計画コース

5・西山
  339.3m

2・展望所

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