487  竹呂山


10年振りの竹呂山。ブナ・ミズナラの大木に、心身癒され展望無きも不満なし。

離れ難き頂き後に、下った鞍部でオオトチノキ見て始点目指して下った谷は、

豪雨に見舞われ大荒れだった。




尾根コース〜竹呂山(1129.2m四等)〜竹呂谷コース



◎所在地 : 千種町三室高原東

◎地形図 : 2万5千図  『西河内(にしごうち)』

◎山行日 : 2009. 9. 6 (日)   快晴      @99.8.13

◎山行者 : 山友/馬場・井川・大柿(車)    Age=62

◎コースの見所 : @竹呂山波賀町側の原生林とブナミズナラの大木 

◎走行距離 : 往路@95.3km(林道入り口から1.0km)     松の木橋89.4km



自宅発(6:35)〜姫路BP〜R=29〜山崎町〜R=29〜波賀町斉木口交左折〜R=429〜

千種町河内〜1・登山口(8:29〜8:50)〜2・(9:18)〜3・竹呂山(9:55〜10:09)〜

4・(10:19)〜引き返し〜3・竹呂山(10:32〜10:38)〜5・竹呂谷分岐(10:50)〜

1・登山口(11:38〜11:43)空山へ向かう



馬さんに誘って頂き、宍粟50名山の竹呂山と空山へ向かった。台風9号の水害が気になりながら、先ずは竹呂山へ。舗装林道にも雨水が流れた形跡は有ったが難なく登山口に着いた。1・登山口(8:29)もう少し広かったと思われる駐車場は谷側が浸食され荒れていた。谷川は何も無かったかのように澄み切った水が軽やかな水音をたてて流れていた。 


(1)登山口:南から(8:50)上方は下って来た林道   (2)からの尾根上り(9:21)

発(8:50)薄暗いヒノキ林をピンクのビニテープに導かれて上って行く。急登で極小ピークを越える(9:00)と尾根には、アカマツと雑木が出る。急登が続き炭焼き窯あと通過(9:11)。露岩(9:13)軽く緩むも直ぐ急登で 2・(9:18)尾根は上下共に雑木が残されて良い感じ。傾斜も緩んで快適に上る。東が一部開けカンカケ越への尾根が見えた。左右ヒノキ林になって最後の急登取り付き(9:32)歩き始めて何処でもよく見る鹿の糞を全く見ていない事に気が付く。鹿も住まない、鹿も歩かない不毛の山か・・・。

直登から左へ(北)へ振って斜めに上っていると木間から下界と三室山の頭が見えた。主尾根に乗って右折して間もなく頂上に着いた。3・竹呂山(9:55)展望なし。『(99.8.13に原地区サイクリングターミナルからMTBを連れて上って以来二度目。竹呂山への林道終点から上ったが谷筋を突き詰めたため身の丈を超すササ藪で5m進んでは休むの繰り返しで今日の(4)地点にに出た。竹呂山頂上はササ原で石標が分からず見つけるのに苦労した)等と記録』西側(上って来た側)の植林帯に比べ東側は原生林で身心ともに癒され感動を受けた。展望が無い分、気が散漫せずそれに浸れこれもまた良し。

  (4)付近:熊の爪痕(10:22)
(3)竹呂山:西から(10:06)※99年には一面笹原だった。
南面は木間から展望が出来た

おやつを食べながら思い思いに時間を過す。「ブナを見に行こか」馬さんに誘われてカンカケ越への尾根を下る。発(10:09)左にブナやミズナラの大木を見ながら下って目的のブナに着く。4・(10:19)尾根分岐の所だった。何抱えもあるブナだった。引き返し。3・竹呂山(10:32 又おやつ 10:38)町境界を北へ下る。左ヒノキ林右自然林の樹間から山並みが見えるも同定できない。竹呂谷分岐に着くと尾根右にオオトチノキが二本生えていた(一本は株立ち)。

 
(11:17)地点の竹呂谷 ・馬さん    (11:30)地点の竹呂谷・後に馬さん 前井さん 


(11:34)竹呂谷林道を下っている時に目に付いた『野だたら?」

ヒノキ林の急下り、左谷筋は雨水が山肌を洗い地肌が見えていた。それは下方に従って溝になり溝は深くなり石や岩が洗い出されていた。右から大きい谷が合流すると、谷は一層荒れ始めガレ場と化し、そこを下ることもしばしば。傾斜が緩み谷左が伐採地でそこに林道(作業道?)が見える。右山肌が大きく崩落していた。その後、林道に乗って車に戻った。渓流釣りの御夫婦が居られ釣果を見せて貰うと15p位のイワナが5.6匹だった。こんなに荒れてもイワナは『岩魚』と書くだけあって、岩の下に退避して生きのびるらしい。

Pには、御夫婦の車以外にトレイル(単車)が一台と車が1台(2台?)止まっていた。釣り人は他に居ない所を見ると私たちの後を追ったのかも知れない。1・登山口(11:38〜11:43)空山へ向かう

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