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bS39  寺村〜通宝寺山(ゆめさきの森公園大外周り)



天気悪くも傘を差して歩けるける所。そんな時に打って付けと置いておいた遊歩道

「それは名ばかりモロ山やった」後で感想聞いてにんまり。

もしかしてと右や左キョロキョロ歩き、もしかがやっぱりササユリ見つける。

終盤皆で相談し、コースを外して歩いて見れば予想外に良コース。



ゆめさきの森公園P〜古墳の道〜らくだの背〜寺村(274.9m三等)〜289m〜岩の山道〜

通宝寺山(319.3m四等)〜339m(石仏・展望台)〜331m〜見晴らしの道〜見晴らし台〜

杉の道歩かず〜尾根通し〜371m〜センター




◎所在地 : 姫路市夢前町小坪・大坪の東山塊(ゆめさきの森公園遊歩道)

◎地形図 : 2万5千図   『前之庄(まえのしょう)』

◎山行日 : 2008. 6.21 (木)   曇り      参考HP381をご覧下さい

◎山行者 : 兵庫山楽会 大柿CL(車)馬場・安藤・川上・中島    Age=61

◎コースの見所 :  @小坪山古墳  A△寺村から西の展望  

              B(9)石仏と岩稜と東西展望  C弥勒寺

◎走行距離 : 往路 64.3km  往復 133.2km



自宅発(7:54)〜馬場〜JR西明石駅(8:11〜8:30)〜自宅発(9:00)〜明姫R〜姫路BP〜

姫路西LP〜R=417〜R=724〜飾西交右〜R=411〜R=80〜寺地区弥勒寺奥〜

1・ゆめさきの森公園(10:08〜10:20)〜2・古墳の道入口(10:33)〜3・古墳分岐〜

4・寺村(11:15〜11:25)〜5・289m/TV〜6・(12:00 おにぎり 12:30)〜

7・通宝寺山(12:35)〜8・最高点〜9・展望台(13:00〜13:10)〜

10・風の谷道分岐(12:45)〜11・池見展望台(13:58)〜12・スギの道から外れる(14:05)〜

13・307m(14:20)〜14・(14:30)〜15・センター(15:00)〜ゆめさきの森公園発(15:33)

〜R=80〜&=67〜清水橋交右折〜ウエルネスサンピア姫路夢前(15:44〜16;47)〜

往路〜JR西明石駅(18:35)〜自宅(19:02)



今月の例会計画では「禿の行者〜山の内〜」だったが天気が悪く前夜に中止の連絡をまわした。しかし、『雨でも歩きたーい』と言う人が居て、雨向きの所に行き先を変えて参加者を募った(私も雨でも歩くようになるのでは・・・と予測はしていた)。これで雨が降ろうと槍が降ろうと山行きが決定、天気に左右されることなく山行きが決まって心晴れ晴れ。そして当日の朝、外は大雨だった。『これでも行くんか・・・中止の連絡をしようか・・・』と思ったがカッパ(下だけ)をはいてとりあえず集合場所の西明石駅へ向かった。東へ向うに従って雨は小降りから止んで、路面も大して濡れていなかった。

馬さんが駅手前で乗って駅へ行く。安・中さんが来て続いて川さんが来て森さんを待つ。皆さんの話を聞くと神明方面はほとんど雨が降らなかったとのことで「山行きた〜い」を納得。間もなく森さんから「体調不良で不参加」の連絡が入り、駅を発った(駅でカッパを脱いだ)。安さんが『私は晴れ女なんや』これについて、これまでの実績を延々と語ったが聞く限り本当に「晴れ女」のようであった。『それも今日まで、今日は外れるやろ』と半信半疑で聞いていたが結果は・・・。

西向きに走るが雨は降らず雨雲も押し退けるかのように遠ざかって行った。今日は一日雨でカッパで通すつもりでズボンを持っていなかった(CWXだけを穿いていた)ので自宅に寄ってズボンを穿き、自治会の資源回収も決行になっていたので出して発った。 自宅発(9:00) 姫路B・Pを下りると目的地方面の山は霧がかかっていた。『安さん、なんぼなんでも今日は雨やで』『いや、大丈夫や』ほんまかいな・・・。 1・ゆめさきの森公園(10:08) 雨は未だ降っていなかった。支度をして時計の逆回りで歩くことにして発った。 発(10:20)

谷川を覗き込んでハエを見たり『このビワの木実が一つもなっとらんなー』とか・・・公園の入口に在る弥勒寺の山門に咲くアジサイがキレイで一同立ち止まって見たり、出合う人と挨拶を交わしながら山の入り口に着く。 2・古墳の道入口(10:33) 集落から少し入るとスギ林帯になって薄暗い。実サンショの枝が道に被っていたのでシッケイして頂く。次はイチゴがあったが実も味もアウト。植林帯から抜け、小尾根に乗ると新葉のウラジロが山肌を覆い凄くキレイだった。振り返るとセンターと展望台の岩場が見えた。

 
弥勒寺:雨後のアジサイは一味違う(10:27)        心身安らぎをもらったウラジロ

ほぼ横ばいで上り着いた小尾根が古墳への分岐(片道100m)皆さん乗り気無くパス。だらだら上って周りが開け書写山と伊勢山方面が見てくる。北の山並みは霧が掛っているが当方はその気配無し。凄く蒸し暑い。 4・寺村(11:15) ここで休憩「私は、当日ここを(通宝寺山)と言っていた」。6人は揃って座れるテーブルと長イスが設置されている。安さんに「チュッパ?」川さんに「Gフルーツ」何れも冷たい物を頂きホッと一息。 発(11:25)

自然木丸太の階段は、木が腐り始めて取り換えの作業に入っているのか丸太が延々取り除かれていた。地形図を見れば気が付くと思うがこの主尾根には不思議な位左右に沢山の小尾根が付いている。小さなアップダウンを繰り返し進んで 5・289mTVアンテナが立っていてここにもテーブルがある。『ええ道やなー ええ山やなー ええとこやなー』と言いながら「ホオノキの道」分岐直ぐ先の岩盤の上で昼食にした。 6・(12:00) 安さんから山形県産のサクランボ・中さんからお菓子を頂く、またおかずも色々頂いてホロリ。 置塩城跡が直ぐ前に見えて棚原山は同定し難しも横ばい尾根の上に在った。 発(12:30) 

 
(6)やっぱり楽しいランチタイム(12:10) 右同じ

雨だとこうもいくまいが此処まで雨が降らんとなれば「晴れ女」を認めざる得ないと何度も思い口にした。ホトトギスは好奇心が強いのか「トッキョキョカキョク」と鳴きながら私達の身近に付いて回っていた。発って直ぐ「ツバキの道」分岐を通過。短急登の階段は堪えた。 7・通宝寺山(12:35) 横ばいの取っ掛かりに立つ石標を見て馬さんが『鎌を持ってくれば良かった(草には覆われていなかった)』左右かなりの切れ落ち尾根に、こんなに横ばいが在るのが不思議にさえ思える。 8・最高点 公園の中で最高点で高低差や歩行距離図のカラー案内板が設置されている。

尾根先端から展望台が見えた。始めの植林帯以外は自然林が残っていて気持ちよく歩ける。展望台に近付くとやっぱり気になるアルミ製の柵が岩稜に続く。『これも遊歩道だから致し方ないか』柵に寄り掛かってのんびりゆっくり安全安心に展望できる。展望は西面のみで書写山・伊勢山方面。木製のデッキ(歩道)階段もありファミリーも楽しめる。東向きの石組の中に不動明王・役行者・毘沙門天皇?が祀られている。記念写真を撮って離れる。 発(13:10)

 
こんな所(道)も一杯ある(6)手前      (9)進行方向から(13:08)石仏(右)前

 
展望台から書写山(左奥)谷筋奥弥勒寺        展望台直ぐ先

339mを通過すると丸太階段の急下りが待っている。晴れていれば、正面に明神山が見えるところも霧(雨雲)が掛って全く見えず。でも当地は降らず「晴れ女」のお陰か・・・。そして、階段の左山肌を見て『ササユリが咲いとる』とうとうササユリを6株見つけた。それは丁度見頃だった。その後コブ一つ越えて下った所が「風の谷道」分岐でこの道を下れば通宝寺池へ下れる。 10・風の谷道分岐(12:45) 薄暗い所だがその名の通り何故か風が吹き抜けていた。

 
展望台からの下り                  時期外れ?のササユリが咲いていた

ここからの上りも頑張りが要る。上り切るとまた横ばいになると言うほんに不思議な地形尾根。安さんが『かわいい花や』皆が一斉に見る所には蘭の種類と思う花が咲いていた。高さ10p位の細い茎に白く小さな花を房状に縦一列に付けていた(センターで写真を見てもらったが名前は判らなかった。私が撮った写真はピンボケ)。331m南を通過して次に視界が開ける所が 11・池見展望台(13:58) その名の通り通宝寺池と三角寺村から展望台までが見渡せる。

視界塞がり高木雑木帯尾根を下る。左が太い杉林になって傾斜が緩むとそこから「スギの道」で東の谷へ下り、「風の谷道」と合流し池からセンターへが正規の道。『どうする スギの道を下る・・・それともこのまま尾根を歩き弥勒寺まで行くか』時間は十分あると言う事で尾根を選んだ(中さんは特に乗り気だった)。 12・スギの道から外れる(14:05) 踏み跡はしっかり在りこれまた不思議に思う。『もしかしたら弥勒寺まで続くか・・・』左右植林帯も上りに掛ると右が雑木林になった。やがて左が全開し展望台方面から池見台方面までが見れた。

 
(13)への上りで振り返る(14:16)     (13)への上り(14:19)

頂上近くになると胸辺り丈のシダ原になったが踏み跡はしっかり付いていて難なく上れた。 13・307m(14:20) 狭いながら平地。小休みして発つ。視界閉ざされるもここからはまた不思議なくらい明るい踏み跡が付いていた。それが次第にヤブっぽくなって次のコブは尾根右下獣道でトラバース、左は植林帯でヤブっぽさ続く。 14・(14:30) 尾根は柴草ヤブ。今日は遊歩道歩きで「遊び程度」と考えていたので地図を持っていなく現在地は確認できなかったがここからマーキング(用途は不明「山仕事用かも」)はセンター側の尾根に下りヤブでも無かったのでこれを歩くことにした。


下山後センターが見えてきた。(14:59)

尾根肩からは急下りとなったがヤブ無く下れた。中さんは何度か『ええ道や』と言う。「道なんか無いのに・・・」「急下りで大変なのに・・・」私は『何処が・・・何処に・・・』と思う。『そうか、中さんは道なき所が好きやったんや』で、『ええ道や』は理解できた。樹間からセンターの屋根がチラリ見えてこのまま下れば良いことが分かった。 15・センター(15:00) センターで知識見聞?を高め車へ戻った。帰り仕度をしてると『もう降っても良いですか』と、言わんばかりに雨が降って来て「ウエルネスサンピア姫路夢前」の風呂へ行く。風呂から出ると雨は止んでいた。「晴れ女」って「ホンマニオルンヤ」と認めさせられた一日でした。

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←10・風の谷道分岐
スギの道分岐
      12→
8・最高点
←センター
9・展望台

通宝寺山・319.3
池見展望台11
       ↓
307m13→
←通宝寺池
6・昼
5・289m

寺村274.9m
置塩城跡