bS32 天狗岩〜高星山〜空中庭園

またまた、やって来ましたこの山塊、今日は〇さんリクエスト。
後に楽しみあればこそ初めの急登何のその、落ちる汗を緑の風がサッと持ち去る爽やかさ。
岩場で遊ぶ他人(人)見れば、あの人この人楽しさ満開。
天狗岩から竜頭岩、今日はおまけの無名の岩頭。みんな揃って高星でしばし休んで下山開始。
ちょっと道草滝コース、下った先の空中庭園アセビと岩に桜がマッチ。
あのヤセ尾根も楽しく下り、最後に笹ヤブ掻き分け帰着。
生野学園〜南西尾根〜岩場(覗き岩&天狗の架け橋)〜天狗岩〜923m〜無名岩頭〜
高星山(1016.4m三等)〜町境界を下る(道草あり)〜空中庭園〜614m〜
グランド〜生野学園
◎所在地 : 朝来市生野町生野学園北西山塊
◎地形図 : 2万5千図 『長谷(はせ)』 『生野(いくの)』
◎山行日 : 2008. 4.30 (水) 晴れ
平石山@01.7.8(栃原〜千町峠〜平石山〜高星山)
高星山@01.7.8 A04.5.2(井上) B05.4.24(マイカー) C08.4.30(山楽会)
◎山行者 : 有志 大柿L(車)・北村(車・神明のみ)・横山・川上・安藤・中島 Age=61
◎コースの見所 : @(3)岩場遊び&天狗岩大展望
A天狗岩から始まる
ミズナラ原生林(裸木・新緑・黄葉)
アセビ・ミツバツツジ(花の時期に当たれば最高) B(6)大岩頭
C高星山からの展望 D空中庭園 E空中庭園からの下りヤセ尾根
◎走行距離 : 往路 59.5km 往復 119.0km
◎有料道路 : 播但道 神崎南LP往復 1400円
自宅発(7:26)〜播但道〜神崎南LP〜R=8〜R=404〜R=39〜
1・生野学園(8:46 発9:09)〜2・(9:20 小休み)〜3・岩場(10:07 岩場遊び 10:45)〜
4・天狗岩&竜頭岩(11:12〜11:30)〜5・923m(11;41 おにぎり 12:14)〜
6・岩頭(12:17)〜7・高星山(12:55〜13:10)〜〜8・隠れ滝(13:20〜13:25)〜
9・空中庭園(13:30〜13:36)〜10・(13:44)〜11・(13:55〜14:10)〜
614m〜12・(14:30)〜1・生野学園(15:00〜15:15)〜往路〜自宅(16:19)
参加希望者が寄せ集め(失礼)のこともあって山行日が定まらなかったが30日に決行の運びとなった。天気は雨の心配が無かったが加古川大橋から高御位山さえ何らかの影響(黄砂か霞か両方か)で全く見えないと言う最悪の視程の中、生野へ向かった。播但道を下りる頃には視程がかなり回復していた。 1・生野学園(8:46) 今日は車が一台止まっていた。初対面は横山さんで『ヤブ漕ぎでも何でもいらっしゃい』の頼もしい人と紹介してもらっていた。川・中さんとは久し振りの同行。「覗き岩T」を見上げて発つ。 発(9:09)
今日は05年と同じコースで上り、休み所も同じ。 2・(9:20 小休み) ここで鹿の落ち角を拾う。26日に切り開きをしていたのでかなり歩き易かったが傾斜は変わるわけもなく汗は噴き出ていた。初対面の横さんとりードして上る。花を一杯付けたヤブツバキが迎えてくれると間もなく「覗き岩T」に着く。ここで川さんから真球姿の赤く熟れたトマトが配られる。 3・岩場(10:07) 順次「覗き岩T」から「覗き岩U」を見上げる(写真は
431)。『あの上にも立てるんやで』『すごいなー 高いな〜』
次のポイントは「天狗の鼻岩」この岩に立ちたいがこの岩は周囲6m高さ3m足らず?足掛りも手掛かりも無く上るのは無理。 (10:21) その岩の左を通過して「覗き岩U」下のテラスに立つ。ここもなかなかの展望所。テラスに立つのは横さんと私だけ。直ぐ上の「覗き岩U」に立つ。全員が揃っては立てないスペース。「天狗の架け橋」を眺め、そこへのコースを横さんに伝授。橋の裾を右下へ巻いて登る。短いながらスリルが味わえる岩尾根を通過して橋へ向かう。 (10:30)

「覗き岩U」から脱出中(10:30)奥が川と中 奥が北と安
橋の真下に着く。『26日神さんが橋の下を潜って上ろうとしたがリタイヤした』と言うも安・川・中さんはチャレンジしていたのかなかなか下りて来なかった。『もう少しと言う所でやっぱり無理やった』と言いながら下りて来て岩を巻いた。実は私も一度試みたが無理でした。しかし、“何が何でも”と言う気でやればくぐれないこともないかも・・・。巻きコースの途中右へ少し外れると西面180度全開の絶景展望テラスが在る。崖の中途で足元から垂直に落ちているので高所恐怖症の人は吸い込まれる可能性あり、ここには立たない様に。横さんは早々と橋に着いて後続を待っていた。今日は私と横さんだけが橋の上に立った。
天狗の架け橋(10:46) 「天狗の鼻岩」の鼻先覗き岩下のテラスから(10:21)
橋の所で、川さんが『こっちにもマーキングがある』と言ったのでそこを上って見ると、04年か05年に私が巻いた布だった。橋からやや左寄りが26日コース右が私一人のコース(こちらは岩盤上りになるも展望良し)。。今度は「衝立岩」や「ヘソ岩」を通過(ここで剪定鋏を拾う)して上り切ると天狗岩が見える。満開や蕾のツツジを見ながら上って岩場に着くと南北180度全開。フトウから達磨、左肩を鋭く落とした△上生野から行者山等など霞んで見えた。そして天狗岩に取り付く。今日は、天狗岩直登(横さんは右を巻き進み姿見えず)横さん以外全員後に続いた。 (11:10)
今日は猛禽の姿も声も無かったが猛禽に襲われた伝書鳩の足冠を拾った「JPN 07 WKO 01103」。以前青垣町の岩場で九州の久留米市の鳩の足冠を拾ったことを思い出した。この時はхbェ入っていたので電話をかけるとレース中に、まま有るとのことだった。北・川・安・中が揃った所で私は横さんがいるテラスに移動し、天狗岩のテッペンに立つ満面笑み?の4人を撮る(横さんは天狗岩に立ち損ねるも再度このコースを歩く予定とのこと)。その後竜頭岩の首の所に誘い、その巨大さを実感してもらう。
天狗岩先のテラスから(11:18)北・安・中・川 天狗岩から竜頭岩(11:12)
天狗岩から「塔の岩」(11:12 ズーム)高さは10m? 竜頭岩の東面(11:24)横川

竜頭岩の西面(11:23) 天狗岩から眺める923m南の大岩頭
(11:30) 天狗岩から竜頭岩を後にする。『尾根に上がってお昼にしょうか』『923mまで上り切ってからの方がえんと違う』尾根に上がって腹の虫おさえに安さんから「ヤクルト」を一本づつ頂く、私は何でか皆で乾杯がしたくなって音頭をとった『乾杯!!おいしいー』腹の虫もおとなしくなって923mへ到着。 5・923m(11;41) 伐採地は暑くて日陰でおにぎりタイム。『ビールは無いけど』中さんからチキン(焼)が配られる。食事が終って最後の岩頭(923m南)へ全員で向かった。 発(12:14)
切り開きが在ったが傾斜が急で帰りが大変と女性は途中でリタイヤ。横さんと二人で立った。東と南にうまい具合に小さなテラスが在った。足元から垂直(オーバーハング)の崖(高さは20m?)に立つもあちこちで立っていると慣れてしまい感動も恐怖感も無く大展望大俯瞰にも新鮮味は無かった(竜頭岩付け根から眺めて当岩塊のネーミングは付けられずも強いて言えば「鳥の嘴」かなーと横さんと話す)。 元に戻って (12:31) 先行の女性を追う。と、その時左ヒノキの上で耳慣れぬ鳴き声がする。『猛禽のヒナかな』しばらく見ていると動くものがあり、それは「リス」だった。
やっと追い付いて合流。満開の時期がやや過ぎたかと思うアセビの花を見ながら進む。横さんはどんどん先を行く。姿が見えないので『お〜い』その時、昼寝をしていたのだろうか私達の前、横さんの後ろを大型の雌鹿が右から左へ走り去った。町境界で全員揃う。 (12:50) 後数分緩く上って高星山に着いた。 7・高星山(12:55) 展望は26日と変わりは無かった。 発(13:07) 空中庭園への分岐で遠周りの女性を待っていると凄く良い鈴の音に???メンバーのモノではないが・・・。
すると御夫婦(私達より若く見えた)が近付いてこられた。高星山の北に在る1016.4m(当日渡した地図bc点、ここまでと言わずともいくらかでも入れたらと思いマークをしていた)まで行き引き返したとの事だった(以前平石山の方から歩いて1016mで引き返したからだった)何故か私の事を話される「大柿さんとかMTB登山とか」不思議に思って尋ねると「1016mに残っている札を見ていたからから」とのことだった。どんな人物か興味があったらしく会えて興奮気味に話された。『お昼は食べられたんですか』『下山は(他にも色々)』矢次ばやに訊いてこられたが非常に快活な口調と豊かな声量に圧倒された。

高星山:東から(12:58)
中・安・横・大・川・北 (8)隠れ滝辺り:南東から(13:22)
『空中庭園を経由して下る』と言うと同行を願われその後連れだって下った。 発(13;16) 立って間もなくコブ先から「隠れ滝」に案内する為左の小尾根に外れる。8・隠れ滝(13:20) 滝の高さは2m位だがなかなかどうしてその姿は「風格を備えている」と、私は思っている。『この水飲めるかな』と誰かが言う『上に鹿とかがいて不衛生やで』そう言われると飲んでみたくなるのが私
『実験台になるわ』ガブ飲みして(腹痛などは起こりませんでした)隣の「隠れ林」へい行き戻って見るとワイワイがやがや??北さんが足のストレッチをしていた。顔か手を洗っていて持病の「攣り」が出ていた。後で聞いたがその時「醤油」を飲んだようだった。横さんに尋ねた『ホンマニ醤油効くんですか』足の攣りには良く効くらしい(十数例経験あり)。 発(13:25) 谷を渡って林に入るとなだらかな山肌の雑木林に『キレイ』と声があがる。
それを下って谷を渡り町境界を少し下ると空中庭園に着く。 9・空中庭園(13:30) アセビが成長して岩が目立たなくなり趣が少し変わっていたが山桜の花が残っていて彩を添えていた。谷の真向こうに見える笠形山は何とか見える程度だった。発(13:36)
(8)滝隣の「隠れ林」13:22 (9)空中庭園(13:32)右白いのは桜の花ピークは10番
今日最後となる上りを終える。 10・(13:44) ここから足尾滝へ行ける事を言って下り始める。天狗岩などからも見えていた伐採地に着く。 11・(13:55) 伐採についてなんやかんや言いながら休む。 発(14:10) ここにも「図根三角」の杭が打ってあった。伐採で天狗岩方面が良く見えた。当地点から見ると竜頭岩と天狗岩が重なって「カラス天狗」の顔に見える。その後は露岩、ヤセ尾根を繰り返し下る。横さんは絶えず先を行く。今日一番の覗きを紹介する『希望者は有りませんか』希望者無しにガクッ!!。ここは本当に危険。高さは20mは下らず、突端は細く一人立てるだけ、1m余りのシマヘビが昼寝(ひなたぼっこ)をしていた。
岩場には少しながらヒカゲツツジの花が残っていた。614m通過して 12・(14:30)
計画ではここから東尾根を下る事にしていたが(前回は町境界が倒木で歩けず)町境界が歩けるようになっていたのでこれを下った。これがなかなかの急斜面で難適だった(04年に下っているが記憶になし)終盤はグランドに出るので先行の横さん、そして後も気にしながらの植林帯の急下りを終えた。コルからグランド方面へ向かう。最後は身の丈以上の笹ヤブを突破してグランド辺りに出て各々適当に車へ戻った。1・生野学園(15:00)
途中で合流した御夫婦は加古川在住で朝の上りは倒木帯コース。私達のコースを教えて欲しいと言われていたのでそれを教えて別れた。皆さん楽しかったですか〜 お疲れは無かったですか〜 満足されましたか〜 女性の皆さん爽やか笑顔ありがと〜 横山さん又いつかお会いしましょう。
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