bS19   福知渓谷・砥峰高原雪中ハイク(歩行:約12km)


ワカンを付けてイッチニ一いっちにー。

踏み跡歩けば楽なものを、何処までいけるかラッセルすれば前半なかばでギブアップ。

後はトップにくっついて汗をかきかき砥峰高原。




福知渓谷休養センター〜R=39〜砥峰高原〜東屋〜折り返し〜往路〜

福知渓谷休養センター




【主催】 福知渓谷休養センター

【共催】 兵庫91山の会・宍粟観光協会・(財)宍粟森林王国協会


◎所在地 : 宍粟市一宮町「福知渓谷休養センター・神崎郡神河町砥峰高原

◎地形図 : 2万5千図   『長谷(はせ)』

◎山行日 : 2008. 2.17 (日)  曇り〜雪〜曇り       

◎山行条件 : 団体     Age=60

◎コースの見所 : @福知渓谷(新緑と紅葉と清流) A砥峰高原のススキ(共に季節限定) 

◎走行距離 : 往路 ?km  往復 154.2km?

          参加費:1000円(昼食「おにぎり2個」・ワカン・記念品等含む)
          交通費:播但道:250円 中国道350円



自宅発(6:02)〜明姫R〜播但道〜福崎JC〜中国道〜〜山崎IC〜R=29北上〜

安積橋交右折〜R=6〜R=39〜車から降り歩き始め(7:33)〜1・渓谷休養センター(7:59

〜8:45)〜2・分岐(10:10〜10:20)〜3・砥峰高原(11:07 自由時間 発12:35)〜

2・分岐(13:09〜13:14)〜1・渓谷休養センター(14:00〜14:? )〜歩き〜

車(15:16〜15:20)〜R=29〜揖保郡太子町井上宅経由〜自宅(17:34)



ある日、太子町の山友、井上さんから『福知渓谷・砥峰高原雪中ハイクに参加しませんか』と、誘いを受け二つ返事で参加することにした(井上奥さんの代り)。そして当日、5時30分に起き、支度をして家を出た。播但・中国道共に雪の気配無し。北部は時々雪情報が出ていたが砥峰高原は『雪があるとしても薄化粧程度だろう』と思いながら向かった。R=29山崎町から一宮町に入ると雲行きが怪しくなって奥の方の山並みはガスがかかっていた。

R=29からR=6に入り生栖地区になると雪が降り始め、路面も白くなった。『これは危ない!!センターまで無事行けるか・・・」R=29でも、一宮町から波賀町(日見谷地区)に入ると不思議と一気に積雪が多くなる事は、昔から知っていた。こちらの谷もそうだった。雪は降るし数センチではあるが積雪あり。センターまでは上り坂なので『これは本当に危ない、広場に車を置いて歩こう』と、思いR=39に入る手前でナビでセンターを検索すると5.?kmだったかと思う。

徒歩で集合時間の8時に間に合わすには厳しい距離『もう少し走ってみよう』R=39を上り始めたが『センターまでは絶対に無理』と思い、車が置ける場所を探しながらゆっくり静かに止まらないように走っていたが軽いスリップの感触。道の右手だったが置けるスペースが在ったので車を止め、準備をして歩き始めた。 (7:33) 上る車、下る車スイスイト走り去る。私の田舎(波賀町飯見)でも全車四駆に雪用タイヤを履いているからその威力たるや凄いもんだ知りつつ、半ば凍っているかの様な道をハイスピードで歩いた。

道の両側は、かかれた雪で盛り上がっていて周りの情景も雪国。カッパは着ていなかったが直ぐに汗をかき始めた。間もなく「白口フィッシングセンターまで2.2km」の看板が立っていた。そして、「白口フィッシングセンター」が見え始める頃、井上さんが通りかかって挨拶をして駐車場に着いた。 1・渓谷休養センター(7:59)

渓谷休養センター駐車場(7:59)
渓谷休養センタードーム(8:16)
矢印の人は須磨岡輯氏(後で分かった)
集合場所のドームに行くと受付け中の人、ドラム缶焚き火(二か所)に当たっている人、久し振りに出会えた喜びの会話等などワイワイがやがや。防寒着やカッパにスパッツとカラフルで皆元気一杯。子供連れの家族参加も数組あった。主催者から挨拶が有り、その後ワカンを受取り、装着方法の説明を聞き装着完了。 発(8:45) ワカンを付けて歩くのは初めての経験(歩き方の説明は無かった)だったがテレビで見た記憶を元にそれらしき真似をして、出来るだけ人が歩いていない所を歩いた。

県道に出てからは一列になって、車の「わだち」を歩いていたが私はそれを避け、深い所では膝上まである所を『何処まで頑張れるか、この腿上げはヤブ漕ぎの訓練にもなるワイ』と、思いながら歩いた。渓谷の岩上に積もった雪はバームクーヘンのように何段かの層になってとても綺麗で、数回の積雪が読み取れた。また、道の左に続く崖には所々大小の「ツララ」が出来ていた。
スタート直後(センター内)8:50             (9:18)地点岩上の積雪は5.60pと見た
『ラッセルをいつ止めようか』と思い『もう限界です』と、横を歩く人に話しかけたりしながら歩いた。結局千町峠分岐(橋)まで10分位の所でギブアップ。人が踏み付けた道(雪上)はハイウェイ気分で歩けた。そして20人近くが先着の分岐に着いた。 2・分岐(10:10) 記念写真を撮り合ったり「後どれくらい」「しんどかったなー」「よう頑張ったな〜」全員が揃う頃先行グループが発ったので私もその後に付いて歩いた。 発(10:20)
千町峠分岐・右へが砥峰高原(10:10)
←今日最大のツララ(9:56)
先程の分岐で井上さんから「あの人が須磨岡輯氏」と教えてもらった。先行グループ(7・8人?)に付かれていた須磨岡氏の後に付いて歩いた。雪道とは思えない位のスピードだった。須磨岡氏が『役場の若いもんに先頭を歩いててもらって』と言われ、二十歳前半の若者二人が先頭に出てドンドン進んで遅れをとる人も出た。『雪道を二時間近くも歩けば大したもんや』と、須磨岡氏。そして高原が見えてきた。 (10:59) 樹間から出ると一気に積雪が深く(20〜30p)なった。高原の雪景色を見ながら交流センターに着いた。 3・砥峰高原(11:07) 
高原に出た所(11:00)               交流センター(11:07)
センターは無人。イスやテーブルは冬ごもりで積み上げられ、外に近いのは雪を被っていた。着いた順から昼食に入った。主催者からインスタントみそ汁が提供された。「希望者は東屋まで歩く」と、聞いていたので全員の食事が終わった頃から希望者を募ったが反応無く一人で出かけた。今度こそ新雪「バージンロード」。スタート後のラッセルの疲れも癒え、新たな活力で歩けたがやっぱりきつい!!吹き溜まりの所の積雪は膝上まであった。

が、しかし新雪のラッセルは気分は悪くない。東屋への大きなカーブに差し掛かる辺りから雪が本降りになり、楽しみにしていた展望は台無し。東屋 (12:08) センターがぼやけて見える程度の視界の中、センターから早くも下山の列が見られた。。見る物なく東屋を一周して早々退散した。大きなカーブ辺りで後続と出会う『後200m位です』合計10人余りが上がってきていたかと思う。センターに戻ると人影まばら、須磨岡氏によると、本来はここで記念の集合写真を撮る計画だったが寒さで待てず下山したとの事だった。
井上さんの到着を待つ間、童心にかえり子供と雪遊びをして楽しんだ。須磨岡氏はデッキに立って全員が揃うのを待っておられた。井上さんの到着を待って井上さんと下山した。 発(12:35) 雪は止んでいた。雪が踏み付けられ硬くなり、下りは楽々。 2・分岐(13:09) 先行グループが記念写真を撮ったりしていた。太子町から来た登山グループ(ささゆりの会?)16人?(男数人)が主だった。 発(13:14) そのリーダと井上さんは知り合いのようでずーと会話しながら歩かれていた。なかなかセンターに着かず『高原までの上りを良く歩いたもんや』と、思いながら歩いた。

センターに帰り着くと豚汁と福引が待っていた。 1・渓谷休養センター(14:00) 当たりは当施設ペアー宿泊券(6組?)その他は「まほろばの湯」入湯券、私は入湯券だった。豚汁はでっかい鍋にたっぷり出来あがっていてドラム缶焚き火を囲んで『おいしいな〜 おいしいね〜』と、目が合うとお互いに言い合いながら頂いた。『もう一杯欲しいな〜』申し出ると快く二杯目を頂き他の人も「おかわり」が続いていた。
←東屋へ向かう時振り返る(11:42)
東屋(12:08)
帰着後豚汁を頂いている所(14:18)        集合写真本番前(14:21)
記念集合写真を撮り終わって解散となった。スタッフにお礼を言ってドームから出て行った。帰りは私が井上さんを自宅まで送る事で、私の車まで歩き始めた。道の雪はすっかり融けていて、帰りの心配は無くホッ。車まで、またまた長く長く感じた。車まで3km近くあったと思う。 車(15:16〜15:20) 井上さん宅で野菜、漬物、奥さん手作りの巻き寿司を頂いて帰路に就いた。
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