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実際は4から5へ上って行く
bS07 上生野(こうじくの)〜露畑〜釜床山
ようやく揃って鷲原寺。てくてくがやがや、てくてくがやがや。
山門くぐれば石畳、誰が敷いたか往時を偲ぶ。
新緑にわたる水音と小鳥の囀り身に受けながら、ひっそり佇む観音堂。
仰ぎ見本堂やり過ごす。誰が第一発見者、次々出くわすヒルの群れも中腹過ぎて姿消す。
主尾根で休んでいよいよ本番。幾重コブ越え超急登で汗だくだくで△上生野。
少し長めのおにぎりタイム。
釜床目指しコブ越え往けば、藪は無くも黄砂にけむり、期待の展望今一つ。
釜床からのリターンコースは岩津・銀谷を繋ぐ古道。
鷲原寺〜岩屋観音〜行者山コース(破線)南へ外れる〜町境界(生野・朝来町)西進〜
769m〜△上生野(806.5m二等)〜△露畑(555.4m四等)鷲原寺分岐(北破線)〜
町境界西進〜△釜床山(648.4m三等)〜町境界北進〜古道(550m辺り)〜
鷲原寺分岐(北破線)へ引き返し(水平道)〜道消失(道探し)〜鷲原寺分岐(北破線)〜
鷲原寺への破線東の谷を下る〜鷲原寺
◎所在地 : 朝来市朝来町岩津・岩屋観音と生野町銀山湖に挟まれた山塊(主に町境界)
◎地形図 : 2万5千図 『但馬新井(たじまにい)』
◎山行日 : 2007. 5.26 (土) 曇り(黄砂)
釜床山(何れも古城山経由)
@ | ’02.10.20 |
A | ’05. 9.18 |
上生野
@ | ’02. 9. 1 |
◎山行条件 : マイカー登山 /CL大柿・馬場・神尾(車)・安藤・藤原夫妻(車) Age=60
◎コースの見所 : @鷲原寺直ぐ先の県指定文化財石仏 A大岩塊裾の岩屋観音
B(14)から始まる古道に残る石仏
◎走行距離 : 往路 ?km 往復 ?km
写真は藤原さんに提供して頂いた。
以下データーは馬場さんに提供して頂いた。
神明メンバーは神尾さんの車に同乗にて大柿宅(?)〜明姫R〜播但道〜
生野北2LPたいこ弁当〜1・鷲原寺(9:10 発9:15)〜2・山門(9:19)〜
3・岩屋観音(9:39)〜4・(?)〜5・(10:28 発10:36)〜6・(10:44)〜7・(?)〜
8・(?)〜9・(11:15)〜10・上生野(11:40 おにぎり 発?)〜11・(12:26)〜
12・(?)〜13・(13:18)〜14・(?)〜15・(12:13)〜16・石仏(?)〜
17・釜床山(14:33 発14:55)〜18・(?)〜15・(?)〜1・鷲原寺(16:10)
歩行時間 : 5時間34分
休憩時間 : 1時間26分
行動時間 : 7時間00分
播但道の生野北2LPで降り、高級レストラン「たいこ弁当」で昼の食事を買い込んだり、そばを食べたりしながら、藤原夫妻を待ったが姿を見せない・・・。連絡を取ると朝来ICまで突っ走っていた。鷲原寺への入り口で待ち合わせ鷲原寺のPへ向かった。 1・鷲原寺(9:10) 先ずはスタート地点を撮ろうとデジカメのスイッチを入れるもディスプレイは暗いまま、バッテリーがはいっていなかった(バッテリーは自宅で充電中のままだった)。また、帰宅後においては山行記録(ボイスレコーダー)は消去するやら、諸般の事情で精神不安定によるものか・・・。 発(9:15)
支度終え、Pから出た所で土木関係の車から降りてきた人が「この先で工事をしていて、もしかすると発破をかけるかも知れない・・・その時はサイレンが鳴るから・・・」歩きはじめて間もなく林道工事が始まっていた。『何処へ向かってつけているのだろう・・・』道の左、谷川上方にその林道が見え隠れし、その方向は岩屋観音を目指しているように思えた。舗装路終点 2・山門(9:19)
左杉林右自然林、自然石の石畳が長く続く。谷川を流れる水音と小鳥のさえずりと新緑が身に染み込むように思えたがもう汗が吹き出ていた。そんな時、発破の時の警備員だろう人が退屈そうに椅子に座っていた。林道工事は参堂の中頃上方まで進んでいた。メンバーの列が長くならない様に調整しながら歩き、境内に着いた。 3・岩屋観音(9:39) 暑さでだろう早くも「疲れ気味」。少し休み、観音様は遥拝で済ませて発った。
(2)林道終点から直ぐの山門向かうへ(9:18) (3)岩屋観音鐘楼
岩屋観音本堂への石段
お堂と同じ高さ位まで上った時、誰だったか『ヒルがおるー』の一声。それからは『ここにもおるー またおったー』靴に付いているのを棒で掻き落としたりと、ひといきヒルの話ばかり。やがてヒルもいなくなり、南北の谷筋をを横断して横ばいになる所は、山がずって道も崩落し、その上手に新たな踏み跡が付いていた。 4・(?) だらだら上って行ったが地図の破線とは全く方向が違っていた(前回も納得がいかず???だったが皆さんはどうでしょうか)地図には私なりにコースを書き込みましたが定かで無い。主尾根に着いておやつタイムとヒルがスパッツの中などに入っていないか点検をした。 5・(10:28)
主尾根まじかのヒノキ林を上る
行者コースを背に、に別れを告げる。 発(10:36) 左下にダムをチラチラ見ながらコブを越えると早くも△上生野への尾根付け根。 6・(10:44) 右は植林帯(太い杉)左は手付かずのすばらしい自然林、下草なし。短急登で横ばいに入る。ここからは地図とコンパスを多用し、慎重に進まなくては方向を誤ることになる。 7・(?) やがて前方が大きく開ける。 8・(?) 少し東へ寄ると△上生野が聳え立つ程に尖がって見える。コブを越えると県立自然公園遊歩道 銀山湖と岩屋観音を指した古く朽ち掛けた趣のある看板が立っている。 9・(11:15) 遊歩道が在ったことの証となる木製の看板。尾根はアセビなどが塞いで歩き辛くなっている所もあった。
(9)法道谷看板:東から
やがて、周りが自然林になると△上生野への超急登が始まる。「掴める物は何でも掴んで・・・」と言った具合。上り切ると南から涼しい風が吹き上げていた。 10・上生野(11:40) 私は休む間もなく前回気になりながら確認できなかった、東へ延びる支尾根の探索ん入った。先端から少し下って見たが結局期待した展望は立ち木に遮られて得られなかった。しかし、うまい具合に倒れ掛かっていた木がああり、それに乗って見ると(危険を伴う)銀山湖の広い範囲が見えた。ここでおにぎりタイム。△上生野は相変わらず展望は良くない(落葉季節にはあると思う)がこれがまた嬉しくもある。 発(?)
(10)△上生野:南から (10)△上生野を発って間もなく岩屋観音の岩塊が見える
発って次のコブから振り返ると△上生野の西面が垂直に切れ落ちているのが分かると共に、展望も得られる。 11・(12:26) 南の尾根に乗らぬよう要注意。 12・(?) だったと思うが北面に作業道を確認した。これは多分岩屋観音山門前(舗装路終点)から南の谷に付いている作業道と繋がるのではないかと思う(前回も確認していた)。 13・(13:18) 尾根は実生幼松で塞がっていて南を巻いて進む。
(15)地点までなかなか至らず、よく似た地形が続き、現在地が曖昧になってしまった。特に (14) 辺りは全く把握できなくなっていた。小コブを幾つも越えてようやく着いたが相当疲れていた。 15・(12:13) おやつタイム。釜床山は遥か遠い上方に(疲れのせいかも・・・)大きな山容で見え、『どうする、計画通りあそこまで上る・・・どうせ引き返すのだから希望者だけ上っても良いし・・・』始めは残り組みになりかけていた人も『セッカクここまで来たんやから』と言うことで全員釜床山を目指した。 16・(?) 例の「指さし道標」とそれに対面する石仏を見る。釜床山への上りは一段二段三段と上ることになり、なかなか着かなかった。
(16)指さし道標東から (17)釜床山:南から
17・釜床山(14:33)三度立つ釜床山の頂も手付かずに自然が残る。集合写真を撮ったり、おやつタイム。 発(14:55) 引き返しは私の希望で古道を歩くため、町境界を北へ下る。 Ca550m辺りと思う所で水平古道に出る。 18・(?) そこには丁度大師坐像が置かれてあり古道もかなりハッキリと分かる。古来石仏は等間隔で置かれていたと思うが今となっては殆ど残っていない。釜床山取り付きでいったん往路に交わり再び往路(尾根)北面山肌に残った水平古道を辿ったがすっかり自然に返って道が無くなっている所や山肌が崩れて歩くにも危うい所もあった。
谷向こうに微かに残る古道と思われる跡を頼ったりして進むも何本もの支尾根を越えて行くうちにとうとう道が無くなくなり、現在地も分からなくなり、大きな尾根で立ち往生。そんな時ふと目にはいったのが、殆ど土に埋もれた石仏の台座、そこが古道で在った事が分かった。一人で往路(主尾根)まで上り返して見ると、往くときに巻いていた布があり現在地の尾根が判った。皆と合流するも道が無い。しかし、よくよく見ると道と思われる形跡あり、それを進んでやっと「指さし道標」に出会いホッ。
ここからは歩いたことがある古道だったが初心者には見極めが難しいかも。後は (15) から526mへの支尾根を越えて下っていくが、ここは全く道が無いので支尾根東面山肌を北へ斜めに下って行くとやがて作業道が現れ、首なし石仏と正規の石仏が次々と現れる。素性良く育った超すばらしい太いクヌギ・ナラの群落帯を楽しみ終えると後は倒木も多い(初めだけ)薄暗い植林帯の谷筋に石仏見ながら下って鷲原寺に着いた。 1・鷲原寺(16:10) 皆さんお疲れさんでした。
藤原奥さん’03.5.17藤原夫婦・大柿夫婦で「鋸岳」連山縦走以来でしたがタフさは変わっておられませんでした。また機会があればご一緒しましょう。
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ポイントbヘ地図を一度削除した関係で
不明確とポイントが抜けている