396 坂山〜観音山〜野間山城跡〜南東尾根

ポイントbヘ地図を一度削除した関係で不明確とポイントが抜けている
久し振りに気の合う仲間と、二分割で歩いたコースを今日は通しで歩く計画。
始発直ぐの急登で、息タエダエで△坂山。
一息入れて観音山へ落ち葉踏み踏み進み行けば、
樹間から覗く3・8・3は見事にトンガリ「○○富士」と名付けたくなる思いは同じ。
観音山でおやつを食べて視程よろしく山座同定。
3・8・3でおにぎりタイム。今日一番の展望どころ、縦走尾根を一望すれば
まだまだ長し最終ピーク。終盤尾根はシダ多く前回よりも歩き辛し。
貴船神社〜坂山(211.7m四等)〜313.0m〜観音山(387.4m三等)〜383.0m〜
野間山城跡〜南東尾根〜大歳神社(R=134)
◎所在地 : 多可郡八千代町下三原と大和・俵田・中野間境界尾根
野間山城跡から南東尾根
◎地形図 : 2万5千図 『中村町(なかむらまち)』 『西脇(にしわき)』
◎山行日 : 2006.12. 3 (日) 晴れのち曇り @’97・5.24 A’04.1.25
B’04.2.21
◎山行条件 : 歩き/マイカー登山(CL大柿・北村・安藤・馬場・森・ハラッチ) Age=59
◎コースの見所 : @観音山からの展望 A383.0mからの展望と人面岩(必見)
B野間山城跡
◎走行距離 : 往路 @64.3km A69.7km 往復 135.0km
自宅発(7:15)〜JR西明石駅(7:30 発7:48)〜抜け道〜R=175〜西脇市 R=34〜
八千代区R=143〜1.自転車デポ(9:05)〜引き返し〜2・S/G貴船神社(9:15
発9:24)〜3・坂山(9:40)〜4・(10:00)〜5・313m(10:10)〜6・(10:15)〜
7・(10:28)〜8・(10:34)〜9・観音山(10:40 おやつ 発11:04)〜10・(11:08)〜
11・(11:15)〜12・(11:28)〜383m(11:34)〜13・(おにぎり11:40 発12:18)〜
14・(12:26)〜15・野間山城跡(12:44 発12:53)〜16・分岐(12:56)〜
17・(13:03)〜18・(13:15)〜19・峠(13:27)〜20・(13:32 おやつ 発14:00)〜
21・(14:11)〜22・(14:24)〜23・TV(14:30)〜24・大歳神社(14:50)〜歩き〜
1・(15:13)〜2・(15:30 発15:37)〜A・合流(15:38)〜往路〜自宅(17:44)
ワケあって12月に飛び入り担当で、久し振りにマイカー登山。今日のコースは私の「お気に入りコース」で過去に計画するも、天候に恵まれず中止になった。今回依頼があり『今度こそは』とその日を12月3日に決めた。前回は野間山城跡でハンターに出会い『ここから先の縦走は危険』とのことで計画コース半ばで下山となったが今日は完縦を願って発った。とは言え前回同様ハンターが入っている可能性がありその時のために、俵田の野間山城跡登山口に自転車をデポすることにした。
車中では何時もと変わらず山に関わる話が一杯とびかった。俵田登山口に着き車から降りると冷気で身が引き締まった。ルーフから自転車を降ろし森さんに手伝ってもらいデポ完了。
1.自転車デポ(9:05) 登山口の貴船神社へ向う。下三原地区に入りかけるとる右手上方に均整のとれた大小二つの三角錐の山が見える。手前の山は383mピークで見事な形に心奪われる。

下三原地区に入ると見えてくる二つのピークは見事な形をしている左観音山・右383m
この写真は下山後車に戻る時に撮った(15:24)
間もなく登山口の貴船神社に着いた。
2・S/G貴船神社(9:15) 神社には車を止める所が無く、鳥居前の僅かな広場に置かせてもらって支度をすませた。
発(9:24) 神社に山歩きの安全を願って上り始めた。左ヒノキ林右自然林の植界辺り、道無きいきなりの急登は一気に心拍が上がり直ぐに汗が出てきた。上り切って坂山三角点で一休み。
3・坂山(9:40)
樹間から南が見え△鎌倉山から△原山の山塊が見え、麓の集落に何とも長閑な佇まいを感じた。ヒノキ林が右に変わって二度目の急登もなかなか手強い。一度緩んで上り切った所で二度目の休み。
4・(10:00) ここの付近では硅石の採掘跡?が見られる。靴の紐を締めなおす安藤さん。尾根から左には高木雑木も見られる。
落ち葉を蹴散らしながら一段上ると右が数メートルの崖になっている。短く緩く上り
5・313m(10:10) ここで樹間から観音山が覗いた。右ヒノキ林は変わらず観音山を目指す。
6・(10:15) ここで東寄りの尾根に下りかけたが直ぐに気が付いた。小ヤブの短急下り、コブを越えた先は明るく開け、楊柳寺からの遊歩道終点。
7・(10:28)
観音山が一段と大きくなり、それに向って歩く、ここに来て蒸し暑くさえなっていた。緩く上った所に東屋が建っているが当方へは人が余り来ていないようで少し荒れ気味。少し下ったコルは楊柳寺への分岐。
8・(10:34) 案内板には「奥の院 410m」と標示。急登の要所には加工丸太の階段が設置されている。コナラなどの葉は黄葉が始まっていた。道の左は樫の木?が群生している。傾斜が緩くなると前方に東屋が覗き、その手前に石標が建っていた。
9・観音山(10:40)

(7)からの観音山(10:29) 観音山:南から(10:41)楊柳寺から1km
おやつタイムに入る、安藤さんからリンゴ(山形県直送?)を頂く。視程は良く、三尾山・黒頭峰・三岳までも見え、西光寺・白髪・松尾山に近くでは篠ヶ峰の手前に妙見山が大きく座していた。最寄りではこの後立つ383mが尖がり、その左奥の黒木山の南面に付いた遊歩道が痛々しく思えた。近くには蕾を一杯付けたアセビが生えていた。東屋の背もたれに「ひまわり:たなか」の名札が付いた幼児のウワッパリが放置(置き忘れ)されていて、これをザックにしまい発った。
発(11:04)
左スギ林、前回はヤブっぽかったコースも人手が入って明るく開け快適に歩け、ヤブピークだった所は狭くも開け、行政の道標も立っていた。(最近開発されている、「・・・・の森」で見るヒノキ(スギ))の自然木を利用した物)。
10・(11:08) 前回はシダが生え微かに踏み跡が在ったヤブ尾根(北西尾根)に道は下っていて「ナンチヤ林間広場:0.6km」となっていた。この先383mへの分岐に不安を抱きながら発った。
踏み跡は在り下っていく。間もなく尾根左がスギ林になり、小さなコブは尾根左下通過して『分岐はこの辺りでは・・・』と地図を見ていると『大柿布が有る』と馬場さんが言ってホッ。これで今日一番の心配ポイントはクリヤーできた。
11・(11:15) 尾根が無いので前回の布が無ければ『これでいいのか?』と思いながら急下りをするだろうが布が残っていてその心配は無かった。
間もなく尾根が出て快適に進む。左右の切れ落ち鋭い高木雑木帯を行く。右後方樹間から観音山が見える。そして、あのピラミダルな383m(13)に取り付く。
12・(11:28) 雑木帯の急登は立ち木に縋りながら登る、やがて上方樹間が透けてきて『やれやれ上り切りか・・・』と思いそこに立つとそこは「偽ピーク」で最高点はもう少し上だった。
その辺りから南面一帯が崖で私だけそれを探索しながら登った。
(11:34) ここで「おにぎりタイム」と考えていたが展望が無く展望が得られる所まで下ることにした。383mからの下りは直ぐに岩場になって「滑落」と言う少々危険が伴う。『あの展望所は・・・』意外と長く感じ展望所に着いた。
13・(11:40)
今日は犬の鳴き声が聞こえないのでハンターは入っていないようで『計画通り歩けそうだ』なんて思い、岩場で不安定な中にも、それぞれがランチスペースを確保し、展望と黄葉と茶葉も楽しみながらおにぎりタイムに入った。安藤さんから甘栗、ハラッチさんからお菓子とミカンを頂く。眼前の岩場から城跡へ、そこから幾つもの小ピークを連ねて延びる縦走尾根を眺めた。
(13)からの眺め @(14) A城跡 B(17) C(18) D(20おやつ)E(22)最終ピーク(11:46)
北には笠形山から千ヶ峰・篠ヶ峰が見え、南は大きな山塊、原山から鎌倉山へが座していた。低山なれど地形が険しく高度感が得られる。 発(12:18) 岩盤の上にザレが乗って滑りやすく、注意をしながら下り、先ほどの岩場を振り返ると例の「人面岩」にご対面となる。
振り返り見上げると楽しみにしていた人面岩『自然の彫像』感動感心しばし見とれる。顔の長さは3m位だったか・・・?(’04.1.25の記述)それを見た皆さんは『ゴリラの顔や』と言いながら見ていた。
下り切ってからも岩場が続き、思い思いのコースを選んで楽しく進んだ。
14・(12:26) その後は尾根を避けて通過の所もあり、左崖の下に「フロイデン八千代」が俯瞰できて箱庭のように思えた。初めはシダ尾根が続くが次第に消え大きな掘り切りに到り、短い激登りを終えると野間山城跡(本丸跡)に立つ。
15・野間山城跡(12:44) 暖冬とは言えさすがにモミジの葉はすっかり落ちていたが柿の実が残っていて未だ秋を感じた。集合写真を撮って発つ。
発(12:53)
自然は時にこんな贈り物を届けてくれる(12:21)

野間山城跡:南西から 前左からハラッチ・森後左から安藤・馬場・北村・大柿(12:46)
写真提供:北村※ハラッチさんは森さんの山友で生駒市から参加された
下ったコルは「兵だまり」だったと思うが・・・
16・分岐(12:56) 前回(’04.1.25)はここにハンターが居て、ここから東の谷を下ったが今日は無人で計画通り尾根を進んだ。上り切って横ばいをいくと下三原地区からも見えていた岩場で二度目の集合写真を撮る (12:46)。 南から西が全開、始発から辿ってきた山々が視程にはいった。直ぐに着いたピークはかなりの平地、北小尾根に数段の郭跡が在る。ここか次のピーク(平地)が「しょうどの丸」と言うのだろう。
17・(13:03)
次のピークから小シダが足元を阻む、一段下った所で東180度と南が開け、最終ピークがやけに険しく尖って見えたのは疲れのせいで無かったと思うが・・・。
18・(13:15) ムロとイバラも出てヤブっぽくなる。鉈の出番も多くなった。下り切った所は峠で、下三原地区への道は杉山で今も使われている気配があるが中野間地区へは道は残るものの使われている形跡は感じられない。
19・峠(13:27)
峠からの上りは高木雑木帯に明るい道が付いていて間もなく人造石の小さな祠が南向きに祀られ、その横を通過して上り切るとTVアンテナが立つ。
20・(13:32) ここで森さんからショウガ湯・北村さんからはパック入りケーキを頂く(いつも頂いてばかりの私)。現在地を確認している時北村さんが『眼鏡ピークの左目に居るか』と言った。なるほど等高線を見ると、現地と次のコブが眼鏡のようにほぼ均等にあり『眼鏡ピーク』と命名(命名者=北村)。
発(14:00)
再度小シダとイバラと戦い?ながら進んで
21・(14:11) シダは続く、前回よりも歩き辛い感じを受けながら進んで、とうとう最後のピークに取り付いた。ここからはシダが消え、急登が始まる。距離は短いが長く感じた。中程で木に登って振り返ると、見えた見えたよ樹間越しに満足な眺めに満足し、最後尾で上り切る。
22・(14:24)

(22)直下木に登って撮った(14:19)1・観音山 238..3m 3・城跡4(17) 5(18) 6(20)
大歳神社へ下るメンバー(14:40)
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