bR92 砥峰〜夜鷹山 (地図無し)
ああっと言う間に△砥峰。鉄塔経由で下山すれば、
「ススキ祭り」が開催前で交流館は人盛り。
ススキ揺れる中央道を上って尾根行き峰山コース。
少し歩いて舗装路へ、無理やり下って夜鷹へ向う。
夜鷹の頂手前から西が開けて大展望も霞が掛かって視程は悪し。
夜鷹の頂きやぐらから『こんな所に松島在りと』思わず北さん口にする。
駐車場〜自然交流館〜tokei逆回り〜砥峰(972.2m四等)〜54鉄塔〜
自然交流館〜砥峰高原遊歩道〜東屋〜砥峰高原南尾根道〜峰山へのハイキング道〜
舗装路〜夜鷹山(1056.0m四等)〜引き返し〜舗装路〜砥峰高原東尾根道〜
駐車場〜黒岩の滝〜仏岩〜ホテル・リラクシア。
◎所在地 : 神河町川上砥峰高原と夜鷹山
◎地形図 : 2万5千図 『長谷(はせ)』
◎山行日 : 2006.10.22 (日) 晴れ 曇り
◎参 考 : @△砥峰 ’02.7.13 @夜鷹山 ’96.10.22
◎山行条件 : 歩き/マイカー登山(CL馬場・北村・森・横川・大柿) Age=59
◎コースの見所 : @(5)砥峰高原の見晴らし B砥峰高原南尾根から北の展望
C夜鷹山から展望
◎走行距離 : 往路 68.2km 往復 141.0km
播但道:往=市川北600円 復=神崎南700円
自宅発(7:50)〜明姫ロード〜播但道〜市川南LP〜R=312〜R=8〜R=404〜
R=39〜1・砥峰高原P(9:26 発9:38)〜2・登山口(9:45)〜3・土塁(10:00)〜
4・砥峰(10:05 発10:23)〜5・展望所(10:28)〜6・鉄塔(10:37)〜
7・交流館(10:50 発11:03)〜8・峰山分岐(11:33)〜9・舗装路(11:43)〜
10・夜鷹山登山口(11:53)〜11・夜鷹山(12:17 おにぎり 発12:56)〜
10・(13:12)〜12・(13:25)〜13・(13:44 おやつ 発13:54)〜
1・P(14:00 発14:09)〜14・黒岩滝P(14:19)〜15・黒岩滝(14:34 発14:42)〜
引き返し〜仏岩(15:02)〜黒岩の滝P(15:12)〜ホテルリラクシア(15:30 発15:40)〜
R=8〜神崎南LP〜播但道〜自宅(17:14)
今日は馬場さんが計画担当の歩き。明石方面の方は馬場さんの車で我が家に来てもらい、初代「オデッセイ」に乗り換えて発った。『山歩きと言うより散策の気分で気楽に歩こう』と「JR馬場」の異名を持つ馬場さんが言った「JR馬場=歩行時間が実に正確の意」。今日は砥峰高原ではススキ祭りが開催されるとのことで、初めの駐車場手前で、「砥峰高原自然保護維持管理協力費」の名目で駐車料金300円を支払う。
駐車は登山口近くでなく交流館から峰山寄りに離れた所を選んだ。
1・S/G(9:26) さすがにこの時間帯では貸切状態。ススキは花が開ききって散り始めていた。
発(9:38)引き返して行政の道標が立つ登山口に着いた。
2・登山口(9:45) 造成地の端を通って山道に入ると気持ちよい自然林が続き、口々に『やっぱり自然林はいい』。中上りをしていると網で囲まれた所が在り、「この柵は、鹿による地表の植物の採食を排除して植物の回復を試験するために設置しています」と書いてあった。
(9:50)
やがて自然林からヒノキ林に変わって間もなく遊歩道は左の谷筋へと入っていった。私達は馬場さんの後に付いてそのまま直登した。ヒノキ林から自然林に戻り、上方に土塁が出て西寄りに方向が変わり、それに沿って上ると直ぐに頂上に出た。
4・砥峰(10:05) 北植林の上に千町ヶ峰、南西に暁晴山が見え交流館の方から賑やか音がしてきていた。
砥峰:南から(10:21)左から:横川・北村・森・馬場 上りに見かけた素晴らしい根張りの木
標高972,7mでこんなに短時間で上れる山が他にあるだろうか・・・。
発(10:23) 下りは前回上って来た鉄塔経由。土塁も同じ下り方向に付いていてそれに沿って緩く下る。少し下ると左に伐採地があり私だけが立ち寄ると、砥峰高原とその左奥に形良く尖がった夜鷹山。右の奥には△峰山と暁晴山の頭が覗いていた。
5・展望所(10:26) 土塁に沿って二抱えは有ろう赤松が点々と生えていた。傾斜がきつくなって間もなく鉄塔に着く。
6・鉄塔(10:37)
ここから南を指して広く開かれた巡視路を下る。雨後だと二度や三度は尻餅を覚悟が要ると思う滑りやすい土質だった。馬場さんが「明日知り合いを植松山へガイドする」なんて事を話しながら下って舗装路に出て交流館へ向った。ススキを撮りに来られたカメラマンが居られ、北村さんが『集合写真を撮って欲しい』とカメラを手渡してシャッターを押してもらった(下写真)。

写真 北村さん提供 交流館前常設ステージ(10:51)
交流館前に着くと祭りのイベント準備も整っていて「大河内太鼓」がセットされていた。
7・交流館(10:50 トイレ休憩に入ったが混んでいて、おまけに仲間の居場所がつかめずロスタイムが発生。
発(11:03) 中央遊歩道を上って東屋経由のコースで夜鷹山へ向った。祭りが始まって、太鼓が鳴りだした。上る人下ってくる人挨拶を交わしながら進んで高原上部の道に乗ってススキ原を眺め、平石・高星はどこ・・・なんて遠望。足元には時折リンドウを見ながらコブを越え、峰山高原への分岐に着いた。
8・峰山分岐(11:33)
視界は閉ざされ、太いスギ林の中を水平に峰山方面へ進み、左下に舗装路が見えた。舗装路には祭りに向う車が長く停滞していた。そこからズルズル滑りながら舗装路に下った。(ここから下る場合は最低鞍部の手前側に下ると安全に下れると思う)
9・舗装路(11:43) 夜鷹山へ向って舗装路の脇を歩いたが停滞の車に係りの人が何やら言っていた。たぶん『駐車場が満車で・・・』との説明だったと思う。『毎年こんなに混むのですか』とたずねると『今年は各新聞に載ったせいで』とのことだった。
途中で引き返す車もいたが大変な停滞で地図A点辺りまで連なっていた。道の西側に「夜鷹山登山口」との分かり易い大きな案内板が立っている登山口に着いた。
10・夜鷹山登山口(11:53) 間伐整備された杉山を上っていく。馬場さんが『鹿網が何箇所も張られている』と言う。『こんなに太くなった木に鹿網とは何か訳が有るはず』と思い注視、それは倒木で開けた所に張られていて良く見ると小さなモミジの木が植えてあった。最近は四季を彩る落葉樹が見直されて来ている証しだろう。
尾根に乗って向きが南に向いて上る時も鹿網の囲いは点々とあった。前回は尾根を辿って上ったと記憶するが近年は途中から尾根右(西)に伐採地が出来てその方に道が付けられていた。しばらく峰山高原や暁晴山の全景を眺めながら上り、折り返し尾根に戻って頂に着いた。
11・夜鷹山(12:17) 尾根と西面が伐採(一昨年の台風被害で倒木跡か)されていて櫓が無くとも峰山高原や暁晴山は見えたがが大田池は今も櫓が無ければ全く見えなかった。北村さんが『こんな所に松島が在る』ミニチュアの松島か・・・と私も思った。私と馬場さんは少し寒かったが櫓の上でおにぎりを食べた。森さんから「出し巻き」を頂く。後続の夫婦(壮年)は石標の所でお昼を済ませて早々と下山された。
夜鷹山の頂上直前:北から(12:15)中央展望櫓 夜鷹山櫓の上から大田池(12:48)
西は暁晴山の奥に何とか黒尾山を同定、東は池の彼方に特徴ある山容の笠形山と上生野。入炭山から八幡山等が微かに見えた。ちなみに前回はここから南の尾根を下って池に出て上小田地区へへ下った。
発(12:56) 下っていると鹿網ごとにゲートが閉じられていた。後に私達が居るのに・・・これには訳あり。馬場さんが上る時ご夫婦に『鹿網のゲート閉めといてね(たぶん)』と言ったからだと思う。
10・舗装路(13:12)
車に向って引き返す。砥峰高原への車は未だ停滞していた。それにしても何台の車がやって来たのだろう・・・。テクテクてくてく舗装路を歩いて高原に再接近した所から高原に入る。
12・(13:25) ここから遊歩道に乗るかそれとも土塁が残る高原の縁を歩くか・・・多少上り下りがあるが縁を歩いた。リンドウやウメバチソウ(写真はピント外れだった)も沢山見られ、ススキの高原も我が物のように眺められて皆『良かった〜』展望台の方を見ると団体がかなり早いスピードで展望台向こうの道を進んでいた。そして間もなくおやつタイム。
13・(13:44) 馬場さんから「大福餅」を頂く。
発(13:54)
そこからは終盤、草ヤブっぽくなって下り切り車に着いた。
1・砥峰高原P(14:00 発14:09) 馬場さんが言うところの、今日のメイン「仏岩探し」に峰山高原方面への舗装路を走る。
15・黒岩滝P(14:19) 舗装路途中で追い越した団体にここでも会って一人の婦人に話しかけた。思った通り、砥峰高原を歩いていた団体でこの後暁晴山に上るとのことだった。『砥峰高原からだと普通なら遊歩道を歩いた方が距離は短いのに』と言うとその人も『そうなんだけどガイドさんがネ・・・』と言われた。車も数台止まっていた。
空身で滝へ向う。始めは水路に沿って歩き、滝と仏岩への道標が立つ分岐「黒岩の滝・500m」「仏岩200m」で水路から外れて薄暗いスギ林を下っていく。5・6組の帰りの人に出会ったが、履物も普段履きでほとんどが疲れた様子だった。たぶん500mを軽くみていたのだろう。左からの水量豊富な谷を渡ると直ぐに折り返してその谷を渡り返すと黒岩の滝の滝つぼに出た(地図の滝マーク地点より下方で丁度谷川の合流地点に在る)。
15・黒岩の滝(14:34) 一部紅葉が見られたがまだまだ早かった。一息ついて帰路に就く。
発(14:42) 分岐に戻って、次は馬場さんが見つけたくも見つけられなかった仏岩へ。道標から水路の下流(大田池)へ向って200m。馬場さんは1.2.3.と歩数を数えて距離を測って歩いていた。
そんな時、先行の森・横川さんが『あれ仏岩と違う』と言った。馬場さんは早速HPから下ろして印刷していた仏岩の写真と見比べると、間違いなく仏岩だった。そこは130歩めの所だったので道標から200mの標示は間違いとなる。馬場さんもそうだったらしく200mを信じてその辺りを探すも無くついつい尚先を探したとのことだった。HPの人も200m辺りに無く引き返す時に見つけたと記してあった。そんな時、今日も数組の人が前方から引き返していて『仏岩はここに在る』と教えると200mの道標に不満噴出。仏岩は双頭の立ち岩で高さは5・6m?、見る角度によって仏(仏像)に似ているのだろうけど見える範囲からではそのように見えなかった。双頭の間にスズメバチが巣をしていて巣の周りでハチが動いていた。

黒岩滝(14:34) 水路から見上げる仏岩(15:02)
分岐に戻って、「仏岩・200m」の下に「本当は130歩水路の左上にある」とマジックで書いておいた。車(P)に戻って馬場さんとホテル・リラクシアへの道を下見に行ったが私が初めて歩いた時よりもかなり踏み込まれていた。 15・黒岩滝P発(14:19) ホテル・リラクシアへよってトイレを借り帰路に就いたが同じくして例の団体さんの最終ハイカーが暁晴山から下りてきてバスに乗り込むところであった。CL馬場さん皆さんお疲れさんでした。ありがとうございました。お世話になりました。
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