bR33 しら坂〜数曽寺山〜馬瀬

馬から上るか鴨から上るか、迷ったあげく鴨にした。
またまたまたも来ました数曽寺山塊。峠から、シダ尾根行けば浅雪融けて、
今日も靴などベトベトに。同じ山塊、変わらぬ展望初めの感動やや薄れ。
上鴨川〜しら坂〜町界西進〜数曽寺山(335.6m四等)〜352m〜
界から南尾根に外れる〜馬瀬(299.1m四等)〜馬瀬地区
◎所在地 : 加東郡社町馬瀬と上鴨川をつなぐR=372の北西脇市との町境界
◎地形図 : 2万5千図 『比延(ひえ)』
◎山行日 : 2005.3. 5 (土) 曇り
◎山行条件 : 歩き/妻 Age=58
◎コースの見所 : @ 町界尾根から前後左右の展望
◎走行距離 : 往路 1=34.7km 2=38.9Km 往復 78.6km
自宅発(7:50)〜R=175〜小野市中古瀬南交R=567〜社町松尾交右折R=372〜
1・馬瀬公民館・自デポ(8:50)〜2・上鴨川(8:58 発9:20)〜3・登山口(9:26)〜
4・しら坂(9:44 発9:55)〜5・(10:00)〜6・(10:10)〜7・(10:25 地図探し引き返し
発10:34)〜8・(10:43 寄り道)〜9・(10:53)〜10・数曽寺山335.6m四等(11:03
おやつ 発11:18)〜11:(11:20)〜12・(11:28)〜13・(11:44)〜14・(11:47)〜
15・肩(11:52)〜16・(12:00)〜17・(12:05 おにぎり 発12:30)〜
18・352m(12:37)〜19・馬瀬分岐(12:54)〜20・(13:05)〜
21・馬瀬299.1m(13:20)〜22・(13:26)〜巡視路〜23・池(13:35)〜
1・馬瀬公民館(13:43 発13:45)〜自転車で走る〜2・車(13:58)〜
1・馬瀬公民館(14:08 発14:18)〜往路〜自宅(15:18)
馬瀬から上るか上鴨川から上るか迷った。馬瀬から上るとすれば、前回見つけた(今回の22地点)巡視路を使って上ることにしていたが、町界まで同じ上りを味合う事になるので、上鴨川から上ることにした。と言っても『しら坂』が何処に在るのか分からない・・・従って、在るはずの峠道が何処に付いているのか分からない・・・地形を見て「在るとすればこの尾根では・・・」と予想して、まずは下山口の馬瀬公民館に自転車をデポして上鴨川へ向かった。(この時点でしら坂についての情報は白紙状態だった、ただ島田君が歩いているのは知っていたがあえて情報を得ず挑んで見た)
1・馬瀬公民館・自デポ(8:50)
旧国道なんだろうかR=372から外れて上鴨川地区へ入っていった。目指す尾根先を、ゆっくり走りながら見ていると道標の脇から尾根に向かって道が付いていて「これが峠道では・・・」と思い、手前に在った墓地の入り口に車を置かせてもらい、道標の所へ向かった。
2・上鴨川(8:58 発9:20) 発って直ぐ左の谷に石室があって中にお札らしき物が祀ってあり“もしかしたらここが峠道か・・?”と思ったがやり過ごして道標の所へ向かった。
3・登山口(9:26)

登山口の道標 峠までの中間点辺り
『左=やしろいつ 右=たかのこう』と読んだ。思いは誰も同じか・・・土に埋もれている部分を、誰かが根元を5センチばかり掘っていたが文字を読めるところまでいっていなかった。私も気になったがそのまま上り始めた。『やしろ』は理解できたが他は今もなお不明でストレスになっている。道は尾根の右に回り込んでいたが畑の右端の尾根に細い踏み跡が付いていた。こちらの方は昨日雪が降っていて(小雪)その雪が融けて頭上から滴がポタポタと落ちてきた。道は良く踏まれていてハッキリしていた。しばらく岩盤の道を上って肩に着くと、尾根にシダで塞がりながらも道が付いていた。やはり尾根道は在ったのか・・・。
肩からは、ほぼ尾根を上るが間もなく尾根から右に外れる、シダも出てくるが全く支障なし。中ほどで大きく左右に折れて高度を上げる。尾根に向かって微かな踏み跡が在り、尾根を探索するとシダ藪の中に道は付いていた。尾根から大きく外れてコル(峠)に向かって上る。 峠に先に着いて妻を待つ。
4・しら坂(9:44) 道標を見たり石仏を見たりしていたが、妻はなかなか上がって来なかった。連絡を取ると、どうやら尾根への踏み跡に入っているようでコースをサポートするが意が伝わらず結局迎えに下った。西脇市側へも明るい道が付いていて今日辿る界の反対の北方面へも明るい道が付いていた。
峠の南側窪みに供養石仏(地蔵菩薩)が建っていた。嘉永年間に建てられていて、清岩恵明禅尼の戒名からすると尼さんだと思うが・・・。北側には丸太の半割りに『右=上鴨川往復約30分 左=婆婆岩往復約50分と記されていた。そして、峠から南への尾根下に、麓からの尾根に向かって確かな道が入っていた。これが本来の峠道でなかったかと想像するが・・・。
発(9:55)

4番しら坂・左西脇市・右上鴨川・奥
婆婆岩 左写真の道標
少しシダ柴藪っぽい尾根緩く上って行く。
5・(10:00) 西が開けて以前歩いた、最高点と大坂山方面が見え、特に最高点の尖がりが美しかった。 シダに覆われた道を探りながら下ったコル先、尾根北面が大岩盤、西から北が全開する。白山・妙見山・から西光寺山方面が見えた。所々でバベが邪魔をする。
6・(10:10) 展望なし。 南へ踏み跡と石標があり要注意、変わらずシダが多い、左に下鴨川の住吉神社や清水山が見える。
7・(10:25)

岩盤からの展望・中央奥最高峰その右大坂山
地図を見ようとした時、地図が無くなっていた。(6)地点では有ったので探しに戻ると(6)地点近くで枯れ枝に引っ掛かっていた。手で強く引っ張った位では外れないようにしていたが・・・。今度は枝に掛かっても外れないように細工をして 7・発(10:34) 露岩尾根になり、バベ・ソヨゴ・アセビ・ヤマモモの植生にシダ尾根の横ばい。間もなく右に地肌の所を見つけ15m位寄り道をする。 8・(10:43) 笠形山から千ヶ峰も見えた。隠れ展望処と思い喜んでいると、少し上った先に大岩が在って、その上からの方が展望が良かった。 9・(10:53) そこにはアセビが沢山咲いていた。露岩帯を行って 10・数曽寺山335.6m四等(11:03) 展望無し。穏やかで静かな中でおやつを食べる。 発(11:18)
しばらく横ばいが続いて東西が見え出す。特に大坂山方面が全開でこの後、大きな深い谷へ下ってからの上り返しがきつそうだった。11:(11:20) ここから前方が全開になり、下って行く。 12・(11:28) シダ藪っぽくなって 13・(11:44) 馬瀬への分岐やそこからの下り尾根を見ながら下った 次のコブは雑木林で視界が無くなる。短い急下りをして 14・(11:47) 西脇市側には道が残っていたが社町の方は笹柴藪で道は確認できなかった。
一段目の上りが始まる。開きはあるが下った後の上りは、体が順応するまできつかった。、15・肩(11:52) 上り切ると南が開けて、一点コバルトブルーの御所谷新池が美しかった。緩く上って二段目の上りにかかるとバベが主体の林になって、軽い岩場を上る。道を塞ぐウラジロを分けながら上る。 16・(12:00) 上り切るとコシダに変わって、横ばいを進んで尾根先の岩の上でおにぎりを食べる。 17・(12:05) 前方に美しく尖がった最高点を見る。前回は見られなかった東面が見えて頂上から西脇市に下る破線の谷を見ると、400m辺りまで植林されていて破線の道は存在していたであろうと思った。
馬瀬への分岐までも目視でき、右に笠形山方面も見えていた。 発(12:30) シダが続いて柴藪っぽくなって 18・352m(12:37) ここからは視界が閉ざされてダラダラ上って横ばいの後、馬瀬分岐に着いた。 19・(12:54) 前回も気になった、東の山間に在る尖がり山は140度の方向に見えていた。急下りが始まる。一度歩いているし、展望もお馴染み。コルには馬瀬の谷へ向かって案内あり、左のザレを上って 20・(13:05) ここからも、東後方界に乗ってから見る度に気になっていたかなり高い台形の山は・・・551.9mの御嶽山か・・?

馬瀬分岐から最高峰は三草山・手前左20番・鉄塔の右△馬瀬 (20)から界を振り返る奥左西光寺山
低い松をすり抜けながら 21・馬瀬299.1m(13:20) 285段のプラ階段を下って 22・(13:26) 巡視路が振り分けになっている。馬瀬地区に下る階段はいらないと思う傾斜ながら229段の階段を下って池の方へ回り込んだ。 23・池(13:35) 池への林道に出て馬瀬公民館に向かった。下の池の北に大きな神社が在ったが地図に載っていないのはなぜ?妻を公民館で待たせて自転車で走った。
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