bQ68 『なか・やちよの森公園』
遊歩道の雨中ハイクで黒木山へ

西脇に入った頃から雨がポツポツ、それが次第に大きくなって、
スタート地点の車の中で発つか否か思案したけど初志貫徹と準備に入る。
中町の翠明湖西岸R=295最寄『林間広場』〜そこから始まる遊歩道〜尾根縦走〜
東屋〜ベンチ〜384m〜東屋&展望デッキ〜黒木山(393.2m三等)〜
復路は町界を辿って〜東屋&展望デッキ〜往路〜S/G
◎所在地 : 中町の翠明湖の西尾根(一部八千代町との町界)
◎地形図 : 2万5千図 『中村町(なかむらまち)』
◎山行日 : 2003. 7. 13 (日) 雨と霧 (中降り・小降りの繰り返し後大降り)
◎山行条件 : 歩き/妻 Age=56
◎コースの見所 : @尾根から南北の展望
A (3)への上りから384までの岩尾根
◎走行距離 : 往路 ? km 往復 102.1 km
自宅発(7:45)〜R=175〜西脇市R=346〜R=427〜中町安坂交左折〜翠明湖〜翠大橋
〜翠明湖西岸R=295寄り「林間広場」1・S/G(9:30)〜発(10:00)〜2・東屋(10:10)〜
3・(10:13)4・道標(10:21)〜5・384m(10:35)〜6・町界(10:40)〜発(10・44)〜
7・展望デッキ(10:50)〜発(11:03)〜8・道標(11:17)〜9・(11:18)〜
10・町界(11:27)〜11・黒木山393.2m(11:40 おにぎり)〜発(12:05)〜
10・(12:20)〜12・林道(12:40)〜13・(12:50)〜7・(13:00おやつ)〜発(13:18)〜
6・(13:30)〜1・S/G(14:10)〜発(14:34)〜A・天満神社〜B・多可観音〜
R=427〜西脇市〜R=175〜自宅(17:16)
土曜日に見た日曜日の天気予報は「曇りから晴れ」だった。そうなるものと信じて自宅を発ち北の空に僅かながら明るさを見ながら走った。が、しかし西脇に入った頃からぽつりぽつりと落ち始めた雨が中町に入ると本降りになった。出鼻を挫かれてしまったがとりあえずスタート地点へ向かって走った。中町茂利から翠明湖に向かい、翠大橋を渡って右折し湖岸に在る『林間広場』に入った。
1・(9:30)
ここは、トイレと芝生広場があり飲料不可ではあるが水道が設置されている。雨は降り続き車内で待機しているとラジオから天気予報が流れてきた。雨は止むどころか降り続くとのことで待機の意味が無くなってトイレの屋根下を利用して準備をした。広場から直接遊歩道がついていてそこからスタートした。
(10:00)
果たしてそれが目的の黒木山まで繋がっているのかどうか確信は無かったが「多分繋がっているはづ」と思って・・・。道幅は1m以内で急斜面では、杉丸太や間伐材や石を使って階段が設けてあり、整備状況は完璧だった。先ずは南面の尾根に乗って整備された遊歩道を進む。初めのピークの直ぐ先水平尾根に立派な造りの東屋が建っていた。
2・(10:10 )天気が良ければ、翠明湖も一望出来るだろうに残念ながら雨と霧で部分的に微かに見える程度だった。

(2)屋根も半丸太で葺かれた東屋 (4)出ている枝が方向を指している
(3)への上りは一寸した岩場だった。
3・(10:13)4・道標(10:21)ここから先は小さなコブを越えていくが左右の山肌の傾斜は急で露岩尾根もあり予想以上に素晴らしい遊歩道だ。
5・384m(10:35) コース最大の岩稜で雨と霧で周りの視界が狭く近場とは思えない気分で歩く。そして
6・(10:40) 西への町界尾根は下草で塞がり気味の開を確認して先へ向かう。
短い緩下りから急下りに変わるが整備されているから問題ない。間もなく下方に展望台と、そこへ繋がる俵田からの林道のある植林谷筋が霧の中に見え始めた。
7・(10:50) ここには峠道(破線)も残っていた。デッキ付の東屋とデッキ付のベンチそして林道の峠部にトイレが設けられていた。林道は翠明湖の管理棟の方へ下っていたが危険のため通行止になっていた。
ゆっくり休みたいところだったが何分にも雨という事で、トイレの裏に見えるジグザグ道を上って行った。上り切るとほぼ横ばいで
8・(11:17) ここには湖畔の広場(なか・やちよの森公園管理センター)からの遊歩道が上がってきている。そのすぐ先(9)から林道の(13)地点に下る分岐あり。
短急下りでコブを一つ越えると、右杉植林帯の谷筋にも踏み跡が在った。遊歩道は次のピークの左下についていたが私は町界を確認するためにピークに立つと界は切り開かれていた。
10・(11:27) 私はそのまま雑木帯の中の界をたどって行ったが遊歩道に合流したのは黒木山直下だった。
11・黒木山(11:40) ここが遊歩道の終点で東屋が建っていた。
スタート後からサーキットで走る車の轟音がしていたがここに来て一段と大きな轟音。どうやら雨中のカーレースがスタートした模様だった。音の方を見るとサーキットの一部が見えて色とりどり車がコースを周回していた。歩を止めると一気に寒さを感じた。そんな中おにぎりを食べながら、今日このコースを歩く事の他に二つ目的があったがその内の一つ「黒木山から先の町界の状況」を探ってみた。
これはこれは予想をはるかに超える柴藪だった。その藪がどの位続くのか全く予測出来なかったがこれを辿るとなると久々の「大藪漕ぎ」の覚悟が必要だ。小降りになった雨の中二つ目の目的の「林道から(10)地点への取り付き点」の確認に向かって発った。
11・(12:05)下りは遊歩道で下ったが黒木山への取り付きから「湖畔の広場」へ繋がる遊歩道がついていた。そして、(10)ピークからいよいよ町界に乗って林道へ向かった。
(10)ピーク西の尾根肩までは明るい切り開きがあったがそこから先は下草と柴で塞がったが少し下ると下草は消えた。界がUターンしているのと、尾根の途中から西へ下るのでそのポイントを決めるのに何度も地図を確認しながら進んで、ここと思う所から下ったが踏み跡も全く無くおまけにザレの急斜面とあってズルズル下りとなる。そしてヒノキ林に変わり無事に林道に下り立った。
12(12:40)
町界より20m位南に降りていたようであった。次回のためにマーキングをして、左に細流を見ながら僅かに上り勾配の林道を(7)へ向かって歩いた。途中2箇所で橋無しで細流を渡り、 13・(12:50) 林道分岐で西の谷へも林道が入っているが鎖で塞がれている。ここが東尾根の遊歩道から林道へ下りつく地点だった。
杉林の中に丸太で作ったテーブルと椅子のセットが5〜6台あったが地面の整備も殆どされていなくて荒れた状態、おまけに「マムシ注意」の看板が立っていては使う人も居るまい。
林道の勾配が緩い上りになってしばらくすると前方が明るくなって、
7・展望デッキ(13:00) 雨は殆どあがっていておやつを食べながら休み、次の急上りに備えた。再び降り始めた小雨の中を発ってスタート地点へと戻っていったが、尾根から最後の下りに入った頃から今日最大の大雨となったが無事に戻りついた。

(6)ピークへの上り途中から見る展望デッキ (5)ピークの霧に煙る岩尾根(巻き道もある)
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