岩峰で先ずは出迎えベニドウダン、西へ移ればコイワカガミ、
その後も続く花.ハナ.はな.ベニドウダンの群生尾根で、異口同音に歓喜の声。
ウツギの花も延々続き、小畑山は遠足気分、笠形山から千ヶ峰。
桧和田・白岩・高畑山展望楽しみゆっくり昼弁。
白口集落S/G〜白口峠〜生野町・神崎町境界南尾根〜732.0m〜
白口山(814.4m三等)〜岩峰〜930.0m〜小畑山(957.0m)〜886.0m〜
地形図白口集落への破線を下る〜671.0m〜白綾の滝〜白口集落
◎所在地 : 朝来郡生野町白口と神崎郡神崎町の作畑・大畑境界尾根
◎地形図 : 2万5千図 『生野(いくの)』
◎山行日 : 2003.5.25 (日) 曇り〜(霞多し)
◎山行条件 : 歩き/マイカー登山例会担当月 参加者=岩崎・神尾・八木・川上・藤原
Age=56
◎コースの見所 : @ 2・大師堂
A 5・岩峰からの展望(この時期イワカガミ・ベニドウダンが咲く)
B 5〜6の間雑木・露岩toベニドウダンの群生
C 6から白口まで花々多し(主にタニウツギ)
D小畑山からの大展望 E白綾の滝 F白口愛宕山33体観音
◎走行距離 : 往路 56.5km(F宅より) 往復 131.3km
※コースbQ41と白口峠については「はりまハイキング」の本参照下さい。
自宅発(6:58)〜小野市天神藤原さん宅(7:30)〜明石G(岩崎・神尾・八木・川上)合流
〜発(7:40)〜R=175〜浄谷町中交左折(R=23三木山崎線)〜加西市(R=23)〜
福崎町(R=312)〜市川町〜神崎町〜生野町(R=429)〜R=367〜猪野々〜
乙女の滝(9:00)〜発(9:05)〜1・白口(9:13)〜発(9:20)〜2・白口峠(9:40)〜
発(9:45)〜3・732m(10:10)〜3−1・(10:28)〜4・白口山(10:40おやつ)〜
発(10:50)〜5・岩峰(11:05)〜発(11:25)〜6・930m (11:45休み)〜発(12:00)
〜7・小畑山957.0m(12:15昼弁)〜発(12:50)〜8・(13:10)〜9・(13:15)〜
10・林道(13:45)〜11・白綾の滝(14:15)〜発(14:25)〜
白口愛宕山33体観音(14:37)〜S/G車(14:50)〜発(15:05)〜往路〜F宅(16:35)
〜発(16:45)〜自宅(17:40)
今日も「マイカー山と自然を楽しむ会」の月例山行となる。担当月で何処に行くかあれこれ迷った結果ここに決めた。結果的に、色々な花が見られて参加者には喜んでもらえたと思う。小野市のFさん宅で待ち合わせをして私の車に同乗して発った。加西市の中国自動車道の高架近くにあるローソンで飲食物を買って一路生野町の白口を目指す。
車内では、何時も通り山行の話に花が咲く。生野に入ってR=429から「つづら橋」を渡ってR=367で白口へ向う。始めこそ広かった谷間も直ぐに狭くなる。急斜面の岩肌の裾を谷川に沿って上って行く。途中で道右下にある「乙女の滝」を観る、適当な水量と辺りの新緑と花がマッチして心癒される。そこから間もなく白口集落に入るがお出迎えは凄い数のお墓である。
400年に亘って累々と続いた証でもあろう。集落の最奥で民家が途切れた先にある建物跡に車を置かせてもらった。1・白口(9:13着)準備をして発つ。舗装路を上って、峠の大師堂のお大師さんに手を合わせる。そして、その前の法面に湧き出る清水を頂いて、いよいよ町界の縦走に入る。2・白口峠(9:45) 前回のコースをトレースなのとMTBを連れていないので何の心配も無し。
(3)への急登で、少し離れていたメンバーから「一寸待った」の声。C.Lとして気配り目配り不足と言う失態であった。(5分位休む)要するにスピード違反を犯してしまった訳である。歩き始めは特に気を付けなくてはいけないと聞いていたのに・・・。3・732m(10:10)
11
4・白口
314.2m
3−1
bQ64
白口〜岩峰〜越知坂〜小畑山 [bQ41trace]
その後しばらくは、でこぼこ尾根を進み(3−1)から短急登で白口山に着く。4・白口山(10:40) ここでおやつタイム。紅一点女性で、しかも一番小柄な川上さんから良く冷えたゼリーを2個頂き恐縮する。風が強く肌寒い。次はあの岩峰を目指す。神崎側の植林帯には、県の事業だろう間伐作業が入って随分と風通しが良くなっていた。やがて岩山に直面して右に巻いて上る。5・岩峰(11:05)まずは東面の岩に立つ。千ヶ峰から笠形山の山並みが灰色に霞んで見えた。かなり強い風にも関わらず霞みが飛ばないのが不思議だった。
そして西の岩に移る時、今日初めて「ベニドウダンツツジ」を見た。西側の岩も断崖で東よりもはるかに迫力がある。ここには「コイワカガミ」が群生して満開の状態で咲いていた。それぞれが写真に撮ったが私だけだろう肝心の花の部分がピンボケだった。930mと小畑山が肩を並べその右に白岩から高畑山の山並みが見える。北の方で一際目を惹くのは釜床山と左に鋸歯尾根をもつ上生野(こうじくの)だ。
花と展望を楽しんでそこを離れる。発(11:25) さて 今度はその先(5−1)から神崎側の切れ落ち斜面に延々と群生する「ベニドウダン」に歓声やまず。露岩も多く、雑木の横ばい尾根と言うこともあって一層楽しめた。(6)への上り返しも短急登6・930m (11:45 休み)ここは生野側に赤の「タニウツギ」が沢山咲き、その中に白花が一本あるのを岩崎さんが見つけられて見に行き写真に撮る。少し休んで発つ(12:00) 次ピーク小畑山で昼食だ〜。
下って上って15分で小畑山に着いた。7・小畑山(12:15昼弁)〜発(12:50) 360度の展望と爽やか天気で一同リラックス早速ランチタイム。そして、Fさんが食べようと取り出したるアンパンの異常に気が付く。と言うのは、パンの包み袋がパンパン(パンだから・・?)に膨れている。この膨れ具合は気圧の勢だと言う・・?これ まちがい・・。 ほんと・・。 結局事実を確かめる為食べるのは下山して結果を見てからと言う事になった。(結果は、少ししぼんでいたから気圧の勢だったらしい)
10・林道終点
3・
732m
腹ごしらえも終えて小畑山を発つ。(8)への尾根に載るのも前回のマーキングと身の丈の笹も枯れていて難なくこなす。しばらく心地よい横ばいが続いた後、薄暗い植林帯のゆる上りで(9)886mに立つ。南が開けていて岩屋地区が見える。ここからも横ばいが続く。やがて右の斜面に見える筈の凄いシダ原も、今冬に枯れ果てて今やっと新芽が伸び始めたところ。
そんなことで、写真のように牧場を見るが如し。そんなことで、ここから破線の谷へ下れば近道だったがここは計画通り界をトレイスした。そして、桧和田山への分岐から、いよいよ谷へ下り始める。谷川の源頭を見てから、どんどん高度を下げていく。かなり深い谷で、急斜面の下りもある。支流も出てきて水量が増え、水音も大きくなっていく。
滝と言える落差の有る流れが点在する。谷川を右に左へと渡りながら下っていく。そんな流れが、次第に緩くなって林道終点に出る。そこで、この林道をつけるに当たっての想像を絶する自然破壊の情景を見て全員が憤慨!!右下の素晴らしい渓谷・渓流・清流を埋めんばかりに迫落された大きな裂石にやり場の無い怒りがしばらく続いたのももうなずける。
谷幅は一気に開けて気持ちもパーと明るくなる。どんどん下っていると道の右手に「山椒」の群生地あり、これが天然か否か思いは分かれたが、ここを「山椒谷」と命名。更に下って今度は「白綾の滝」を目指す。滝は左山肌から流れ出る谷に在り、道の直ぐ左下の本流を渡ると見える。横縞模様の節理の岩盤上を4段で流れ落ちている。
この滝の水量もまた適度で、正に「白綾」の感を受ける。帰りは滝への遊歩道で林道に出た。丁度橋の所に出たがそこらはピンクの「タニウツギ」が群生していて、その美しさに歓声が上がる。その後、緩い林道下りで白口集落に戻って33体観音や旧坑口を見たりしながら車に戻った。そして帰りの準備をしていると、待っていたかのように霧雨が降り始めた。
(3)地点で前回は無かった境界見出し
今日は見ごろの水量 乙女の滝
12
9
8・886m
7・小畑山・857m
6・越知坂・936.6m
5−1
5・岩頭
小畑山で今日のメンバー・南より写す
(9)地点近く・前回には大シダ原も今日は牧場・・?
高畑山
↓