bQ51   毘沙門山〜雨石山〜櫃ヶ岳


先ずは、毘沙門天にお参りすませ、潅木帯の短急登。主尾根に乗って岩稜進む。

毘沙門山の手前では、ヒカゲツツジが頭上を覆うこんなトンネル久し振り。

雑木林に感動しながら着いたピークは雨石山。

積もる落ち葉の滑り台sirimoti 搗きつき小野峠(この)。櫃ヶ嶽に着く頃にアラレ混じりの雨となる。




篠山市小原自然公園〜毘沙門洞〜毘沙門山(630.0m)〜雨石山(611.0m)〜

595.0m〜546.0m〜櫃ヶ嶽(582.1m二等)〜宮代〜小倉〜S/G



◎所在地 : 篠山市小原・小倉・宮代と京都府船井郡瑞穂町の境界尾根

◎地形図 : 2万5千図 『村雲(むらくも)』

◎山行日 : 2002.12.7 (土) 曇りのち小雨のち曇り

◎山行条件 : 歩き:岩崎・藤原・川上・大柿4名      Age=55

◎コースの見所 : @毘沙門洞 A岩稜尾根 Bヒカゲツツジの群落 C点在する雑木林

◎走行距離 : 往復161.0km



自宅発(6:36)〜小野市天神F宅(7:17〜7:31)〜R=372〜R=702〜R=173〜

小原自然公園(8:44〜9:00)〜展望台分岐〜1・毘沙門洞(9:18)〜2・(9:40)〜

3・(9:45)〜4・1本目送電線下(9:50)〜発(9:55)〜5・2本目(10:00)〜

6・毘沙門山(10:08 おやつ 10:20)〜8・雨石山(10:33〜10:38)〜

10・595.0m(10:50)〜11・(10:55)〜12・小野峠(11:10 おやつ 11:20)〜

13・546.0m(11:35)〜16.分岐(11:50)〜17・櫃ヶ嶽(12:00 昼食 12:26)〜

16・(12:40)〜18・(12:54)〜19・(13:04)〜21・(13:23)〜

22・(13:33 休み 13:38)〜23・峠(13:42)〜25.(13:53)〜S/G(14:00)〜

発(14:16)〜R=300〜R=97〜草山温泉(14:37)〜発(15:30)〜R=97〜

R=372〜往路〜F宅〜自宅(18:22)



昨年「マイカー山と花を楽しむ会」に入会して、今月は私が山行の担当月である。月に2回実施の内の1つめに選んだのがこのコース。このコースは、’99.9.19にMTB登山して以来となる。小野市のF宅に集合して発つ。今日の天気予報は、午前中から雨とのことで雨になった時のコースも考えて篠山市へと向う。狩猟期でもありハンターの方も気に掛かったが幸運にも登山口は無人だった。

気温もいい加減の中(9:00)に、絵看板の所から斜め上向きについているルートで発つ。やがて、谷筋に出て滝コースと合流する。崩れかけた石段に落ち葉がつもりそれが歩く度に音をたてる。左の山肌へ移り、中上りしていると展望台への分岐あり(9:15)私達は毘沙門洞の方へ向う。岩場を回りこむと直ぐに毘沙門洞に着く(9:18)天然かはたまた人工の洞穴か…?いやいや天然+人工この説が濃いと思う。

洞のなかには、毘沙門天が祀られている。奥行きは8m天井高も同じくらいだったと思うが定かでない。そこから潅木帯の急上りで微かについた踏み跡を辿り尾根に出る。(99年に切り開きをしたコース)尾根には、展望台からも踏み跡が上がってきていて傾斜も緩くなる。ミツバツツジとソヨゴの木が多く生えている。やがて肩に着き松と雑木の中を横ばいしてゆる上りで主尾根に乗る。

尾根の左右は凄い切れ落ちで、岩稜に変わる。危なくない面白い程度のものである。コブを越えて(4.9:50)送電線が近くを通るコブに立つ。

振り返ると八ヶ尾山がドッカリと座り一際目をひく(5・10:00)鉄塔が建つピークでここから京都府との県境界になる。少し下って上り返しから岩場になりヒカゲツツジの大群落の始まりとなる。時にはヒカゲツツジのトンネルを潜って毘沙門山に立つ(6・10:08)展望は北摂から篠山市街周りの山々が見えるが同定できるのは限られて遠くは大野山・八十郎ヶ嶽等だつた。

それよりも何よりも気を引いたのはここに提げられている札に書かれていた文である。(下写真)25山名は誰もが何処かで疑問を持つことがあるだろう。国土地理院の記名が、全て絶対に正しいとは限らないようにも思えるし、教えたり教えられたりする時にも「あの山が」とか「あの山の奥の山が」と言う教え方をしたりされたりまた山の表と裏で呼び名が違ったりもする。

そんなこともあり「違ったり なまったり」して山名が違っていくのではないだろうか。山名とかそれにまつわる「いわれ」なども現在のように山を放置している時代が続けば、後わずかの年月で知る人もいなくなってしまうのではないかと思う。そうなれば本当に残念と思う。岩稜を下ると、左桧右は感動を呼ぶ雑木林になり話が弾む。そんな植界を進んで平坦なピーク「雨石山」に着く(8・10:33)

意識をしていなかったら知らぬ間に通過してしまうだろう。もちろんここも落ち葉のジュウタンで、少し休んで発つ。植界は、この先(11)まで続く。99年には忘れもしない、ここから物凄い蚊の大群に付きまとわれ、虫除けスプレイ使うも全く効果なく桧の葉で蚊を払いながら中笹薮を進んだが、今日は笹も枯死していてなんの苦も無く楽しい山歩となった。

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17・櫃ヶ岳
  582m
8・雨石山
  661m
12
10・595m
6・630
毘沙門山

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