6
西光寺山から比延峠(町界北尾根)2本のコースで縦走完了。
今度は南の町界尾根へ、入ってみれば予想に反し、コースは快適るんるん気分。
atode柴藪来るのも知らず。
篠山市今田町本荘〜サギソウ自生地〜寺坂道〜西光寺跡〜西光寺山南尾根〜
洞ヶ山(672.0m)〜3町境界〜大峯(おおみね)618.2m四等〜社町鴨川の郷
◎所在地 : 西脇市と今田町と社町の3町境界付近to鴨川の郷
◎地形図 : 2万5千図 『谷川(たにかわ)』 『比延(ひえ)』
◎山行日 : 2002.12. 1 (日) 晴れ(小春日和)
◎山行条件 : MTB/妻 Age=55
◎コースの見所 : @サギソウ自生地 A西光寺跡(特に本堂跡の大きな礎石)
◎走行距離 : 往復 86.7km
自宅発(7:24)〜R=175〜R=567〜R=372〜1・今田町本荘(8:34〜9:00)〜
2.サギソウ自生地(9:15)〜3.寺坂道分岐(9:17)〜4.町界尾根(9:50)〜
5.寺跡(10:00)〜5−1.本堂跡(10:20)〜6.町界(10:32)〜
7.洞ヶ山672.0m(10:40 おにぎり 10:55)〜9.3町境界(11:05)〜
10.大峯(618.2m四等)11:30〜11.(11:50現在地確認)〜発(12:05)〜
12.(12:40)〜13.(13:30)〜14.おにぎり〜発(14:05)〜バイク〜R=372〜
車(14:18)〜妻合流14:35〜往路〜自宅(15:38)
この時期は狩猟期で、ハンターが入山しているので「どこの山にでも入れる」と言うわけにいかないそこで決めたのがこのコースだった。このコースの前半は、’98.8.17夏の最中に西光寺山へ上った時に辿ったコースである。(7.洞ヶ山北コルまで)本荘地区の西詰めにある墓地の所に車を止める.1・(8:34)
直ぐ横についている林道をゆる上りして、池の所に着くと上方に西光寺山が美しい姿で見える。そこからはほぼ横ばいとなり雑木林の中を進む。橋を渡るとゆる上りに戻り間もなく右手にサギソウ自生地が現れる。2・(89:15)サギソウ自生地の湿地帯は、木道で保護されているが現在は乱獲と言うか盗掘とやらで絶滅の危機に瀕している。金網の柵で一部だけ保護されているのが現状である。
落ち葉のジュウタンを踏んで少し上ると、「西光寺山の金の鶏」の民話が書かれた大きな看板が立っている。読むとなかなか面白いことが書いてある。そのまま直登が西光寺山への一般ルートで左へが今日も辿る寺坂道で寺屋敷跡を経て西光寺山へ繋がる。(3.9:17)そこから西へ折れて行くと間もなく道端に朽ちた祠と祠跡そして小さな新しい祠が1つ建っている。細流を渡って細い旧参道を緩く上る。
雑木帯に入って間もなく右手に「ホソギ林に至」るの小さな札が掛かっている。これを辿れば直接「寺跡」に繋がると思う。道はガラ状になり中上りに変わる。炭焼き窯跡を幾つか見る。やがてやぶ椿の群落と、見て感動的な、太い4本株立ちのアベマキに出会う。またヤマ桜もかなり生えている。そんなこんなを楽しんでいると町界尾根に着く。(4・9:50)
進行方向には明るい道がついている。間もなく町界尾根から南に外れて、山肌を横ばいに進んで行き、大きな尾根を右に回り込と、丸みをおびた凄く大きい岩が目に付きはじめる。そして間もなく湿地帯の谷筋に着き、その谷筋を僅かばかり上がると古井戸跡もある1つめの寺跡に着く。(5・10:10)

5.の寺屋敷跡に在る古井戸跡 5-1・に点在する本堂跡の礎石
かなり古い案内板であるが、これが無ければ寺跡とはきっと気ずかない程自然に返っている。谷の東の雑木尾根の方へ向い上りきると、段上の平地があり2つめの寺屋敷跡となる。四角の礎石も残っている。更に少しすすむと、大きく開けて本堂跡。そこには。1m×60p位の大きな礎石が点在して残ってる。その配置からすると本堂の向きは真南を向いて建っていたと想像する。
そこから1段上がって、しばらくは変わらず続く雑木帯を横ばいに進む。町界近くになると裸木の間から西光寺山が見えてくる。そして(6・10:32)ここで妻のトランシーバーの電池を取り替えて、いよいよ初めての町界南尾根に入る。短急登で(7・10:40 672.0m洞ヶ山)に立つ。この山が「洞ヶ山」と知ったのは、頂で東向きに立つ高さ90p16p角の石碑に「南無妙法蓮華経 洞ヶ山西光寺諸死靖霊」と彫られていたからである。
想いも寄らぬ石碑と文にこのお寺は、何時の時代か何者かに焼き払われたのだろう事を想像する。建物が建っていたのだろうか平地の頂上は、一度は切り払われた木も伸び始めているが、南北一部を立ち木に遮られているが感覚的には360度の展望と言える。西には白山〜妙見山・南は三草山清水山などを見る。
少し早いがおにぎりを食べて(10:55発)地図の等高線では大きな上り下りは無いが藪はどうか、その心配は無用だった。雑木の平尾根にじつに明るい切り開きと言うか(切り開かれた形跡は無い)ルートがあった。コブを越えて行くと、間もなく魚の背びれの様な岩に突き当たるそこが西脇・今田。社の3町境界である。(8・11:05)
切り開は、ここから今田と社町の境界南へ下っていて、「寺跡へ」との簡単な案内もある。ここから先は柴藪っぽくなるが下り切ると開ける。その後のルートは明るく、横ばいが続き水平尾根に四等三角点を見る。(9・11:30)少し道草をして発つ。(11)から切り開は植界に沿って南へ下っていた。地図で方向を確認して一度は町界に乗って下っていたが、かなり柴藪で疑問に思い、久し振りに木に登る。
(地図の破線ルートは見当たらず)見るとG場が遥か先の下方に見えた。そこで西脇カントリーとパインレークとを見間違えてしまい折角乗っていた町界から外れた方向の植開にルートを変更して下るはめになる。下る途中でルート間違いに気が付くも、ルートの修復は無理と判断せざるをえない柴藪と深い谷の尾根に入り込んでいた。(11−2)計画では、鴨川の郷の西尾根にある334.1Mピーク位までは辿りたいと考えていた。
柴藪尾根から北の植林の谷に逃れて鴨川の郷への破線に乗るべく下る。(12・12:40)大きい石がゴロゴロする谷筋に道らしきものあり。所々の石にペイントマーキングがあるもののほとんど塞がっている。柴笹藪をこぎながら緩く下っていると藪が次第に開けて明るい道となる。ぽかぽか陽気でリラックス。やがて道幅が3M位の広い林道に変わり左手が素晴らしい雑木林となる。かなり長く歩いた気がした。人の声がしはじめて鴨川の郷に着いた。(13・13:30)そして(14)「鴨川ひびきの森」の入り口で「日向ぼっこ」をしながらおにぎりを食べる。(14・14:05)から私は、MTBで車へ向った。
歩きの記録にもどる トップにもどる 地図は下段
13
14
9
5・寺跡
bQ50 西光寺跡〜洞ヶ山〜鴨川の郷
12
8
7
2
3
8
鴨川の郷
@
10・大峯
618.2m
5
6・洞ヶ山・672m
10・大峯
618.2m
休
12
12−1
11
4
3・分岐
11
4
13