bQ36  妙見山


地図がなく、? ? で妙見山。

        辿った町界南尾根は、大規模城跡巨岩群、ここは近場の秘境だった。



加美町青年の家S/G〜妙見山登山口〜妙見山(692.6m二等)〜妙見堂跡〜町境界〜

567.0m〜向山・段ノ城山(480.0m四等)〜294.0〜門前〜S/G



◎所在地 : 多可郡加美町と同中町境界尾根

◎地形図 : 2万5千図 『丹波和田(たんばわだ)』 『中村町(なかむらまち)』

◎山行日 : 2002. 7.20(土)曇り〜雨〜晴れ

◎山行条件 : MTB・妻  (MTB乗り短く所々)   Age=55

◎コースの見所 : @城跡 Aその周辺の巨岩群 B妙見山と480.0mからの展望

◎走行距離 : 往復 124.0km



自宅発(7:35)〜Rー175〜西脇市R−346〜中町R−427〜加美町〜加美町青年の家(9:12)

発(9:30)〜林道〜1・登山口(9:45)〜2・尾根(9:50)〜5・町界と間違い地点(10:55)〜

6・妙見山北ピーク(11:10)発(11:20)〜妙見山(11:30)発(12:30)〜8・妙見堂跡(12:40)

11・567.0m(13:00)〜15・向山・段ノ城山480.0m四等(13:50)発(14:10)〜

10−1・NTT-docomoアンテナ(14:20)〜16・大規模城跡散策〜18・ルート出る(14:45)〜

20・大休み(15:00〜15:10)〜門前(15:25)〜水浴び〜車へ向う〜車(16:00)〜

風呂(16:19)〜発(17:20)〜自宅(19:17)



今日の計画は、青垣町の稲土から管理道フカサコの谷をつめ粟鹿山に上り、下山は仏岩から西尾根を辿り文室か稲土へ下ることをを考えていたが中町から眺める千ヶ峰方面の山並みは、深い霧雲に覆われていた。更に加美町に入ると雨が降り始める。計画変更を決断する。変更先は,妙見山から門前に繋がる町境界尾根にする。しかし、その妙見山も中腹から上は霧の中。

このコースを辿るときは初めてのコースの青年の家からと考えていたので雨の中青年の家へ向う。役場前で登山口をたずねると牧野と東山のコースしか知らないとのことだった。林道のどこかから登山道がある筈と決めて東屋で準備を済ませてスタートした。
9:45(1)大きな左ピンカーブ次に右カーブして間もなく右の谷に登山口の案内板が立っていた。(青年の家からの遊歩道もここへあがってきていた)

杉と桧の混生林を上るとすぐに支尾根に着く。無風でスタートから蒸し風呂状態が続き路面も悪くおまけに急登である。休みやすみの上りでやがて傾斜ゆるんだ所で前方を狸が横切る。谷の方では鹿や鶯が鳴いていた。いつの間にか周りは雑木帯に変わって大きな岩が出始めた。
10:30上方の木の間があかるくなりはじめ町界尾根近し。左に大岩ありその上に上がるが眺めは霧でよくない。

更にゆるんで尾根となり何となく見覚えがあるような気がする。山行ルートを急遽変更した為地図が無い。現在地確認ができないまま町界と思いながらのぼる。やがてピークに着く。
11:10 (6)着いて左の開けた尾根を見ると私が巻いた布が目に入る。辿ってきた尾根が町界と思っていただけにそのマークがあることに納得できず尾根先まで下ってみるともう1本巻いていた。

これを辿れば何処へ……とおもいながら引き返す。納得いかないままそこを発つ。(家に帰ってから地図を見ると初めに町界と思っていた地点は町界より100m足らず手前の尾根分岐だった。やっと納得する。あのマークは、’02.7.20妙見山〜大海山の時のものだった)

11:30妙見山頂上に立つと雨も上がり霧も晴れていた。しかし、笠形・千ヶ峰・篠ヶ峰などは未だ霧に隠れていた。石金山の方はなんとかみえた。十分休んで、少し見えるこの後辿る町界尾根の方向を確認して発つ。
  
22
21
20
19・294m
18
17
16
15・向山・480.7m
14
13
12
567m
11
10

@

14:10そこを発つと岩がごろごろする腰辺りまでの草ルート。そして間もなく目を見張る独立巨岩が右に左に点在H4〜5000mm周りは数十mこんなのが7〜8個はあったと思う。(15−1)NTTdocomoのアンテナ。城跡は終わったかとおもいきや(16)このピークに石垣は確認できなかったが大規模な段状の地形を見る(3〜4段)ここも城跡であった。東山肌は植林帯ピークと西側は雑木帯の切れ落ち。

14:35(17)
そこからの下りは、柴藪っぽい急下り。(18)下りきった所に踏み跡出る。上りは、かすかに西山肌についていた。下りは少しするとどこかえ消えてしまった。尾根を外さないように気をつけながら下る。雑木帯の中を下り(20)コルで休む。15:00目前の小ピークへ上がるとなんとここも石垣と段状の地形ありこれも城跡か……?手前のコルは掘りきりか……?桧林のズルズル下りを終えて民家の裏にでた。水路で水浴びをして生気を取り戻し車へ向う。

妙見山とその南の618.0m(石垣跡とも思える形跡あり)をも含め城域かもしれない。

東山にも城跡ありそことの関係は……。

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480.0m先で 巨岩群の一つ
480.0m城跡に残る石垣
12:30頂はまた無人に戻ってアキアカネと蝶が舞うだろう。記憶では、妙見堂跡が町界への分岐だった。藪を覚悟していたが下草も藪もない町界だろう尾根に乗る。(8)初めのコルまでのルートは少し悪いが567.0まで雑木帯でるんるんルートだった。13:00 (11)567.0mピークで鹿の寝床を見る(生木を喰いちぎって寄せ集めている)展望なし。下りも開きあり。

下のゆる尾根分岐で方向定まらず、(12)切り開きらしきものも無しこんな時使う手の〔木登り術〕地図があれば簡単な地形のはずである。登れば展望が利きそうな赤樫の木にのぼるがこの時期葉が茂り展望得られず。移動して2本目に登るとなんとなくピークらしきものが見えてその方へ下った。下りかけていた方でないほうの尾根だった。(13)でも木に登るがここでは、アンテナも見えて確実な方向を得る。

13:20(14)への登り返しから左潅木右植林で西が開ける。丘ピークを越え480.0mへの上りは草藪っぽい激上りとなる。頂上側面にH200mmW2000mmくらいの石垣を見る。13:50(15)段ノ城山480.0m四等(点名後日判明)

この頂は城跡だった。東面が2段で石垣3ヶ所確認する頂上の広さは15坪くらい。そこからの展望は北に篠が峰・大井戸・竜が岳・三国ヶ岳・千ヶ峰・笠形山 東は立ち木で見えないが少し山肌を下ると大岩がありその上から見える。(地図無くそこに埋まる票石確認できず真に残念)

妙見山で洗濯……?
妙見山から辿った町界尾根
567.0m
 ↓
480.0m(城跡)
    ↓